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my diary

過而不改、是謂過矣。

2022年03月30日 | 日記
 『過ちを犯していながら改めないのが、ほんとうの過ちである。過失はやむを得ないが、過ちと気づいたらすぐ改めよ。』
 今朝、桜見物に行くのにカメラが必要と思い、カメラの充電器を探したが見つからなかった。そういえば、『棚の上にあった訳の分からないと思った充電器を捨てたことがあったなあ』と、ようやく思い出した。私は、片付けが苦手で、いつも何かを探しているとよく言われるが、本当にその通りだと改めて思った。今度こそ、「過而不改、是謂過矣」の諺の意味を噛みしめてみようと思う。片付ける、整理するということは、何も物品だけのことではなく、私自身の考え方や生き方の問題かもしれない。整理整頓を太文字で描くように、心掛けて生きて行こう。
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普通とは何?

2022年03月28日 | 日記
 「流浪の月」凪良ゆう著という小説を読んだ。広瀬すずと松坂桃梨の主演で映画化されるとのこと。母親から育児放棄された8歳の少女と、母親から育児書通りに育てられた大学生が知り合い、少女は世話になっていた叔母宅から家出して大学生のマンションで過ごすうち、警察に保護されて、大学生は逮捕されたが、その後15年ほどしてから再会して、性愛関係はなくて、一緒にいることがお互いに落ち着くということから、再び一緒に生活するようになったというような内容であったが、なにか、NHKの「恋せぬふたり」というドラマのアロマンティック・アセクシュアルというのと似ていて、同居していても、恋愛関係や性愛関係のないものも在り得ても良いのかなあとも思った。そういえば、イエスの箱舟という事案が昔あったが、それも、週刊誌で面白おかしく取り上げられたものの、実際は、様々なトラブルを抱えた女性達が、一人のキリスト教の一派を信ずる中年男性と同居していたに過ぎなかったことを思い出した。男と女が結婚という形でいることが普通と見なすのが一般世間であるが、それと外れる形態を異端視しがちだが、果たしてそれが正しいのだろうかと思わされた。
 私達夫婦は子供はいないが、世間からは、あからさまには言われないにしても、何か異端視されているような気もしてきたし、社交性に欠ける自分でも世間様に迎合して生きて行かなければならないこともあったが、そんな時には何か生きづらい気持ちがしてた。それは異常な事なんだろうか。
 そもそも普通であること、周りと同じことに、そんなに価値があるのだろうか。人は、それぞれが少しずつ何か異なる点を持って生まれてきている。双子でも異なっており同じではない。何も皆に合わせる必要など無いのではなかろうか。異性関係でも「大事なのは誰を好きかなじゃなく、誰と一緒にいる自分を好きかと言うことだ! 」で良いのではなかろうか。  
 


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久しぶりの停電

2022年03月26日 | 日記
 早朝に散歩したところ、風がやたらに強く、風速15m以上はあるだろうと思っていたところ、何故か、11時55分頃から13時35分頃まで停電をした。その時点では、それほど風は強いとは感じなかったので停電の理由がわからなかった。しかし、久しぶりの停電であったし、マンション住まいなので水道も出ず、トイレも流せない。幸い、昼間であったので近所の停電していないスーパーに行ってトイレは済ませたが、電気がないと何もできないと改めて気づかされた。2年前に消費期限が切れた箱入りの水を保管してあったので、それで手を洗ったりは出来たが、非常時に備えて何でも取っておくに越したことは無いと思った。
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いつまでタブーに捉われているのか

2022年03月24日 | 日記
 55年体制下の政治では、憲法改正の論議が封殺され、1967年の国会決議で非核三原則(核兵器を持たず、作らず、持ち込まさ ず)が国是とされた。しかし、ウクライナ戦争でも明らかになったように、核保有国は、いざとなったら、核兵器を使用すると脅すし、理不尽な理由をつけて突然軍事侵攻し、民間人までも殺害したり、子供を拉致したりする。更に言えば、我が国の周辺は、ロシア、中国、北朝鮮と、核保有国に囲まれ、これらの国は、「火の海にするぞ」と脅したり、拉致した我が国民をいつまでも返さないし、勝手に歴史を捻じ曲げて、他国の領土・領海を自国領であると主張して止まない。
 これに対して、野党の一部には、「侵略されたら降伏したら良い」と主張する人までもいて、平和憲法を守っていれば、他国が侵略することなどないとの憲法聖典思想を持っているかのような人もいる。もしかすると、鳩山元首相などは、我が国が友愛の態度を取っていれば、他国から侵略されるなどの事態は永遠に起きないとでも思っているのだろう。自民党については、憲法改正を党是としているが、防衛に関して日米安保条約を妄信して、本気で自衛力の強化を図ろうという気はないのであろう。例えば、自民党の中には、原発に対する自衛隊の配備などに強く反対する人までいると言う。何をかいわんやである。
 ウクライナ戦争では、原発であろうが、軍事目標となり得るという可能性を示したし、核弾頭を積んでいない通常のミサイルで原発が攻撃されたとすれば現状ではそれを防ぐ手立てはないし、その場合の被害は、場合によっては核攻撃されたよりも広範囲に及ぶ可能性がある。そのようなケースでも、米国は反撃をしてくれるのだろうか。疑問である。
 吉田元首相は、戦後、軍事力を最低限しか持たない代わりに経済的に発展しようという選択をし、それを歴代政権は受け継いできて、少しでも憲法改正とか、軍事的反撃能力を持とうというような議論が生じると、火のついたように野党はもとより自民党の一部やマスコミからの反対論が噴出して、冷静な議論を妨げて来た。ウクライナ戦争は、ロシアの理不尽な要求と脅しがあり、それを飲まないと、突然、主権国家であるウクライナを攻撃してきたものである。そこにあるのは、暴力団か、強盗の論理でしかない。我が国は、そんな国々に囲まれている。私は、別に軍国主義者でもないし、むしろ、硬直的な右翼思想には反対であるが、日本の平和と安全を守るために、本当に今までの平和憲法や国連中心主義が効果を持つのだろうか、アメリカでさえ、核戦争となることを恐れて、ウクライナを軍事的に助けようとしていない。日米安保条約があっても、本当に、同様の事態が日本に起きた場合に助けてくれるのだろうか。
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諸々の整理の時期(株や本など)

2022年03月24日 | 日記
 ウクライナ戦争以降の円安で、所有している株の売り時を間違ったと思って少し心配していたが、昨日の日経平均株価は800円近くの値上がりとなったので、NESAで持っている以外の株は、一部損切りとなったものもあったが全部売ってしまった。しばらくは、円安で悪いインフレが続くと思うし、コロナも少しは新規感染者などの減少があるものの、第5波のように急速に減るとは思えない。ウクライナ戦争を取り巻く状況も、化学兵器が使われたりして悪化するかもわからない。そう考えると、株については、ここらで様子見に入ろうと思う。徹底的に安くなれば買うこともあるし、今の段階では、全体として、まだ損はしていない。
 もうすぐ四月で年度が替わる。大学の関係で持っていた本なども、いつか読み直そうと思って処分出来なかったが、徐々に処分しようと思っている。大学といえば、三回も卒業証書と学位記を貰ったが、多少は身についた知識となっているのだろうか。文科省は、コロナ禍で、遠隔授業が主となっている大学に、対面授業をやるようにと指導しているそうだが、そんなことを言えば、私などは、通信制大学で必須単位の面接授業と単位認定試験以外には学習センターには行かなかった。確かに、通信教育では人間関係は出来なかったが、それで何か悪い事があるのだろうか。文科省は、恐らく義務教育の延長として大学を捉えているのだろうが、人間関係は、卒業して仕事などをしていく過程で必然的に備わるのではなかろうか。大学を若者以外にも開放すべきだし、企業の為の事前教育の場としてのみ捉えるべきではないと思う。今の日本社会は、入試などで人間の階級を決める科挙社会であり、就職しても一生頑張らなければ生きていけない社会ではないかという意見を聞いたこともあるが、貧乏でも、そう働かなくても、余裕を持って、一人一人が輝いて生きていける社会であって欲しいと思っている。 
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