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my diary

月兎 苦しき人の世 見下ろして

2022年09月30日 | 日記
 今日、スーパーで、主に食料品を買ったのにも関わらず、レシートを見ると4千円を超えていたのにはビックリした。トマト6個で500円近くするし、消費者物価は驚くべき値上がり状態にある。更に、十月以降でも、まだ上がるそうだ。際限のないスタグフレーション状況に突入するのだろうか。岸田首相は、電気料金の急激な値上がりへの緩和措置を考えているというが、ここ数十年デフレが続いていたので物価の上昇には慣れていないし、かといって年金が増える訳でもない。金利も増えそうにもないので、高齢者としては、どうやって遣り繰りすれば良いのだろうか。このままの状態が続くと、統一教会問題は収束するとしても、物価高が原因で、岸田内閣は長く続かないとも思える。
 もうすぐ十三夜、お月見の季節であるが、世の中は、ロシアプーチンは、占領した東部・南部のウクライナ領を併合しようとしているし、ロシア内には自国領土内になった地域への攻撃には戦術核を用いても反撃すると言っている強硬派もいるようだ。なんとも物騒な世の中になってきたが、我が国では、オリンピックを舞台にした収賄事件が拡大しそうだし、コロナ禍のみは漸く下火になってきたというものの、検査や報告が足りていないだけのようにも思えるのは政府に全く信頼が無いせいだろう。だから、未だに油断すると感染する可能性も大いに残っているという懸念もある。コロナ禍になって三年になるので、そろそろ旅行にも行きたいが、まだまだ危険な気配もする。接種が始まったオミクロン株対応のワクチンの効果を見定めてからでも遅くはないと考えている。
 きっと、政治家の皆さん方は、永田町などから、下々の生活に苦しんでいる人々を見下ろしながら、自らの地位の維持にだけ汲々としているのだろう。  
 
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違和感

2022年09月28日 | 日記
 昨日の国葬儀をテレビのワイドショーなどで見ていて、その印象は、『葬式の大きなものにしか見えないなあ。』であり、それにしては、自宅から出発する際に自衛隊員が姿勢を全く崩さずに整列している姿が異様に思え、また、会場でも、黙祷の前に儀仗隊が整列して行進してきたのを見ていると、『外国の人から見ると、日本は戦前に軍事国家であったのが続いているのか、と誤解されかねないのではなかろうか。」の二点であった。なお、菅前総理の弔辞が話題を呼んでいるようだが、岸田首相のそれに比べて故人と盟友であった彼の感情がそのまま出ていたとは思うが、それがあったにしても、全体としてエリザベス女王の国葬に比べると何の見どころもないのではないかと思ったことだった。一つには、沿道に観衆がいなかったこともあるし、死去から二か月も空いての国葬儀に何の意味があるのだろうかとの疑問が抜けきれないのもあった。それにしても、岸田首相は、これから大変な日が続くだろうし、ここで、舵取りを誤れば、日本という国の将来に関わることになりかねないのではないかと危惧している。


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国葬儀の日

2022年09月27日 | 日記
 今日は、元首相の国葬儀の日だが、何か釈然としないものがある。その理由としては、
① 既に、安倍家としての葬儀は二か月前に終わっており、何故、この時期にするのかがわからない。
② 彼の故人が、国葬に値する人なのかどうかについは議論があり、偶々、選挙応援中に射殺されたといっても、それが民主主義に対する挑戦なのか、それとも個人的な恨みによるものかについての見解が分かれている。
③ 異国に本部があり、本部から完全にコントロールされていると思われるカルト宗教構成員を選挙運動などに便利に使い、それが為に、宗教法人格の剥奪などの議論が起こることについて、故人が、政治的圧力で封印していたのではないかとの疑いもあると一部で報道されている。

 ともあれ、諸外国に通知を出した国葬儀を、今更中止にするということは、体面上出来なかったのだろうし、ここまで来ると、粛々と故人を悼み、送ってあげることしかないであろうが、岸田首相のこの決断には、多くの疑問が残るということは間違いのないことだろう。

 この問題を通して明らかになったことは、自民党は、未だに、既得権益者の利益調整型の古い政党であり、政党の目的・理念に基づく運動すら満足に出来なくて、カルト宗教に選挙運動を依存していたということであっただろうし、自らの当選のみを目的とした候補が大半であったということだろう。首相や幹事長の発言通りに、仮にこの宗教との縁を切ることが可能であったとしても、このままであれば、他の勢力に依存する他の手段を見つけるだけであるような気もする。
 こんなことでは、憲法改正も覚束ないし、戦後レジュームからの脱却も夢ではなかろうか。その一方で、巨大化する中国共産党の覇権主義と対峙して、我が国の主権と安全を守らなければならない。一部の左翼知識人のように反米を唱えるのは良いとしても、万が一、アメリカの代わりに中国の保護下に置かれるようなことになれば、日本が現在の香港やチベット化するだけでは済まず、対米の最前線に置かれる恐れすらある。それでも、中国の支配下に入りたいという人士が我が国には大勢いるのだろうか。そういえば、中国姓と思われるレポーターなどがニュース番組に複数出演しているようだが、・・・・既に我が国は中国化の一歩手前にあるのだろうか。
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秋深し、拘り落ちて、懐寂し

2022年09月26日 | 日記
 明日は国葬儀、10月からは消費者物価の再値上げラッシュ、ロシアはウクライナ戦争が想定外に長引いて、予備役の招集や北朝鮮にまで武器弾薬の要請をしているそうで、その影響でエネルギー危機も本格化しそうだし、円安と株価の低落化傾向にあるし、今のところ世間的に良いことは無さそうだ。来月になれば臨時国会の召集もあるだろうが、ピント外れなことばかりしてきている聞くだけの岸田首相も正念場を迎えそうだ。
 そんな中で、私は、何もせずに刑事物の小説ばかり読みふけっている。以前は、刑事物の小説に拒否感があったが、最近は、心理的に何か憑き物でも落ちたように拘りが無くなったような気がする。
 今のマンションを買って15年超になり、電気製品などの買い替えの時期も来ているし、妻は動物を飼ってもよい別のマンションに住みたいとも言っているが、無い物は無い。宝くじでも買ってみるとするか。
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秋日和

2022年09月24日 | 日記
 現在の温度は25℃、湿度57%、秋日和と言うには、まだ少し暑いようだが確実に秋になってきた。スーパーで柿を見たので早速買ってきたが、まだ食べてはいない。
 ところで、円安、エネルギー危機と、消費者物価の上昇が止まらない。コロナでの入国制限を多少緩和してインバウンドが増えたとしても、この経済危機を乗り越えるには力不足だろう。そのうち、国内のあらゆる産業が未曽有の危機に陥りかねず、雇用危機が発生する可能性もある。岸田内閣は、何とか支持率の低下を回避しようとして様々な手段に出るだろうが、難関打破の思い切った手は打てそうもない。安倍内閣については様々な批判もあったが、少なくとも需要を増やそうとしていたし、雇用も、非正規を増やすというイレギュラーな手であったが一応は維持できていたと思う。岸田首相は、この難局に、既得権益を守ろうとする官僚・政治家・経済界の抵抗を敢えて排除して打開出来るのだろうか。

     秋日和楽し 厳しき寒さの前にても 
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