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my diary

日本版DBS創設法案と小児に対する性欲の抑制方策について

2024年05月30日 | 日記
 5月23日に、日本版DBS(Disclosure and barring service)創設法案が衆議院を通過したとのこと。この法律は、不同意性交罪、不同意わいせつ罪などの刑法犯や痴漢や盗撮などの自治体の条例違反の犯罪歴を有する者について、こども家庭庁が情報を管理し、学校や幼稚園などに従事する人について性犯罪歴がないかどうかを確認する制度であるという。この制度については、下記の問題点が指摘されている他、性犯罪を犯しても、現行では、被害者と加害者の間で示談が成立した場合は、検察庁の判断によって不起訴になるケースが多いことから、犯罪歴としてカウントされない隠れ性犯罪者が多数存在することや、そもそも初めて性犯罪を行う者には対応できない等の問題点も挙げられている。
 考えてみれば、学校や幼稚園等の子どもと接する職業に就きたいという人の中には、子どもが好き過ぎて、それ故に、誤った性的嗜好に走ってしまう人も一定数いるのではないかとの疑いもある。日本の教育現場では、性教育に対するタブーが存在して、性教育自体が実施されておらず、知育のみに偏重した受験教育に適応した者が教師として合格していることも考えられる。例えば、健康な男性は、精子が溜まると射精欲が生じるが、そういった性欲を適切に抑え解消するような方法も指導する必要があると思うが、そういった指導や教育が全くと言って良いくらい我が国では為されておらず、若者に、エロ漫画やAV、友人などから得た誤った性に関する知識が蔓延しているのが実情であると言える。今回の日本版DBSも性犯罪の抑止という面から必要であるかもしれないが、その前に、教師になろうとする者に対する、適切な性教育の実施こそが先であるかもしれない。

※ 日本版DBS法案の問題点
 日本版DBSでは、こども家庭庁所管のシステムによって就業希望者の性犯罪歴を確認し、前歴があった場合は就職できないようにし、なかった場合は照会を受けた公的機関が「無犯罪証明書」を発行するよう検討しています。しかし、制度の対象となる事業者については学校や保育所、児童養護施設などは義務化されるものの、学習塾や学童クラブなどは職務を定める法律がないことから義務化は困難とされ、任意による認証制度となります。また、日本版DBSは憲法が保障する「職業選択の自由」や「プライバシー権」などの権利を事実上制限することにもつながるため、そういった権利を守る観点においては懸念の声もあります。教育現場での性犯罪の事例が相次いでいる昨今、日本版DBSの検討も含めて、子どもたちを性犯罪被害から守るための制度およびシステムの早急な整備が求められています。

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「うまずして」発言のニュースを聞いて

2024年05月20日 | 日記
 上川外務大臣が、静岡県知事選挙の応援演説で、「一歩踏み出したこの方を、私たち女性がうまずして何が女性でしょうか。」と発言したことがニュースとなっている。勿論、こういった報道そのものは、最近の我が国のマスコミによくある『発言の一部を切り取って脚色した』ものだとは思うし、19日に当人からも「私自身、2000年に初当選したが、その際に私という衆議院議員をうんで誕生させてくれた皆さんに、いま一度、女性のパワーを発揮していただき、新しい知事を誕生させようという意味で申し上げた。」との釈明発言があったとのこと。しかし、正直に言って、世の中には、子どもが欲しくても出来ない女性もいるし、現在置かれている自らの経済状況や将来への不安などによって子供を作ろうとしない若者もいる。彼女も政権与党の一員であれば、こういった人々への配慮があって当然だと思うが、単に言葉足らずだったのだろうか。法相や外相を歴任してきた女性議員としての彼女に期待していた部分もあるが、こういった発言を聞いていると、彼女もまた、自民党という政党の悪い体質に染まっている部分があり、意図せずとも、ああいった発言が口から出てしまうのではと思わざるを得ないのは残念でならない。
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蔓延しているブランド文化の弊害

2024年05月16日 | 日記
 今朝のニュースで流れているが、早稲田であったか、受験生がウエブカメラのついたメガネを装着して、入学試験の問題を外部に送信し、Xで回答を募集していたという。「そこまでして入るべき価値が、その大学にあるのだろうか」と疑問に思ったし、彼が、単に、有名大学卒業というブランドがあれば就職に有利で一生安泰に過ごせると思っているとすれば、何とも浅はかというか、哀れではないか。昭和の終わり頃、若い女性が結婚相手に求めるものとして三高(高学歴、高収入、高身長)というものであったが、それは、今でも大して変わっていないのかもしれない。三高のうち、高収入、高身長は分かるとしても、高学歴にそれほどの価値があるのだろうか。例えば、採用試験などでも高学歴が採用の条件となっている会社もあるし、資格試験でも、大卒が必須の要件となっている資格もある。しかし、高学歴の人間が必ずしも優秀であるとは限らないし、頭の良い人間でも、とんでもない間違いをする者も大勢いる。学歴は、その人の人間性を表すものではない。単に、入学試験にパスする為のスキルを持っていたというだけではなかろうか。
 最近、流行っている詐欺で、AIなどを使って有名人に成りすました動画広告を作成して投資などに勧誘するという手口があるが、それなども、有名人というブランドを利用した詐欺と言えるかもしれない。同じようなことが、他にも多数あるかもしれない。選挙などで候補者を選択する際に、有名大学を出ているとか、父親が代議士であったとかということなどを売り文句にすることもそうだと思う。例えば、東京都知事がカイロ大学を卒業していようが、いなかったとしても、それがどうだというのだろうか。それよりも、彼女の人間性であるとか、公約がどれだけ実現されただろうかとかの方が遥かに重要だと思う。

 ところで、このところの株価は乱高下しているが、私は、株式投資は、単なる金儲けの手段と考えるのではなく、応援したいと思う企業に投資することが基本にあるべきだと思うようになった。勿論、損をしてまでは株式を持つ意味はないので、高くなったら売る、安いと思ったら買うというスタンスはそのままではあるが、株価の変動に、必要以上に一喜一憂しないということにしようと思っている。しかし、このところの消費者物価の上昇では、年金が主たる収入源である、我が家のエンゲル係数はうなぎ登りで困っていることも事実ではある。
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株価に一喜一憂するのは止めよう

2024年05月09日 | 日記
 このところの株価は乱高下が多すぎるように思う。そこで、株価に一喜一憂を止めようと思うようになった。今朝も4時起きでドジャーズの試合を見ていたが大谷はノーヒットであった。大谷もスランプはあるだろうし、毎日、ホームランが打てることも無い。過剰な期待は裏切られるだけだ。
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春たけなわ

2024年05月05日 | 日記
 予報では、今日の最高温度は24℃とのこと。朝から気温が高いような気がして半袖シャツ一枚で朝の散歩に行った。公園を歩いていると、早くも日の光がきつくなりつつあるようで、少し汗ばむほどの陽気だった。
 
     
 
 十年ほど前になるだろうか、太陽光で豆電球が点くような装置を旧徳島東工業高校生が卒業記念か何かでみなと公園に何基か設置していて、それが、雨風に耐えて残っていて、日陰では、今でも、それが日中でも灯っているのが微笑ましく思えた。海の駅イオン前と称すボートの停留所、西日本有数の大きさのクレーンと報ぜられたことのあるクレーン船もひっそりと係留されていた。

 帰宅してから、朝食に、五目ご飯のような物を作ってみた。少し、水っぽかったのが反省点であった。10時からは、ドジャーズの野球中継を見るつもり。大谷も、昨日は、ようやくチャンスにヒットが打てて良かった。
 
 

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