diversion

my diary

厄日

2021年02月28日 | 日記
 このところ、妻の車がバッテリー切れを起こしたり、株価が急落したり、昨日は玄関に天井から水滴がボトボトと落ちてきたりと、まるで何か良くない事が起きているかのようでもある。妻の車のバッテリー切れは、妻がこのところ車の運転を怠っていたというのが原因の一つかもわからないし、株価については急騰後に急落のサインが出ていたのを見逃していたことがあり、天井からの水漏れは、その後おさまったが、今のところは原因がわからない。
 このような時に、出来事を結び付けてマイナス思考になりがちだが、しかし、全ては原因があって結果がある。そして、急落した株価については、当分の間は塩漬けにして考えないということで心の安らぎが得られる。改めて全てをプラス思考で考えなおしたいと思う。

 ところで、最近読んだ小説として、「約束の地」樋口明雄著と、「東京ホロウアウト」福田和代著がある。約束の地については、野生鳥獣保全管理センター(架空)に勤務するキャリア官僚が、実際に狩猟の場に立ち会う等で考え方を変えていくという話であったが、日本の山地における荒廃と、その中での猪やクマという野生の生物の保全と獣害、狩猟者の減少等が取り上げられていて興味深かった。東京ホロウアウトについては、2020年に開催されたであろう東京オリンピックの開催前に、青酸ガスを発生させるとの電話が新聞社にかかってきたのを始めに、実際に、配送トラックなどで発生、高速道路上のトンネルでの火災や線路での破壊工作などで東京が孤立化していくという、テロに弱い物流網の話が中心で、これも読みごたえがあった。図らずも、実際のオリンピックは、コロナ禍で一年延期になり、現時点では、国民の大半がこのままでの開催について疑問を持っているとのことだが、現実の世界でも、コロナ禍でのオリンピック開催の意義や、インバウンド頼みの観光政策などに疑問が起こっている。そして、この小説を読んでいると、それ以外にも、人口が密集した首都圏の廃棄物処理問題や、電源さえも他府県にある原発や火力発電所から送られているという地方を犠牲にした首都圏の繁栄という矛盾についても考えさせられるものであった。
コメント

何故、聖火リレーをするのか?

2021年02月25日 | 日記
 前回の東京オリンピックの聖火ランナーを見たのは56年前のことで、私が11歳、小学5年生の時であった。その時は、オリンピックというものが開催されるということで、訳が分からないながら高揚感もあり、国道沿いに並んで、そこで手渡された日の丸の小旗を振って聖火ランナーを見た記憶がある。
 しかし、コロナ禍の今、何故、聖火リレーをするのだろうか。ガース首相が拘っているgotoトラブルは、誰が何と言おうが、東京などの大都市から地方に感染を広げたことは間違いない。ワクチンなども、当初の政府首脳の言及通りには供給されない可能性も高くなって来た。感染者も、濃厚接触者などを調査しないという方針に政府が転換したので現在の感染者数の発表は信用できない。かといって、検査もそれほど拡大していない。そんな状況なのに、あくまでオリンピックの開催に拘り、仮にそれが無観客では可能であるとしても、それに加えて、前回と同様に聖火リレーをしようとするのか。ここで、何のためのオリンピックかをもう一度考えて見ても良いのではなかろうか。森氏が発言したように、「感染状況がどうあろうが、オリンピックを開催する。」ということで、スポーツエリートや、一部の人の利権の為には、国民は犠牲になって当然だということなのか。
コメント

花粉黄砂

2021年02月24日 | 日記
 蜂須賀桜が咲き始めたと思ったら、花粉黄砂に悩まされている。散歩は、花粉の飛散が少ないと思われる早朝に行っているが、昼間にスーパーに買い物に行って戻って来ると、マスクをしているのにも関わらず鼻水が出てくる。朝の起きだちも花粉症のせいか少し気分が悪い。
 そんな中、大阪など京阪神の三府県は、コロナでの緊急事態宣言の今月末での解除を政府に要請したとのこと。吉村大阪府知事は、一つの賭けに出たのだろうか。大阪府の新規感染者が一日に100人前後だとしても、宣言の解除のアナウンス効果が働いて再び感染の波が起きる可能性もある。西日本の商業の中心地として、知事に対してかなりの圧力があるのだろうが、私には早すぎるような気がしてならない。
 これからは、花見や歓送迎会、新入学や異動に伴う転居などで人の流れが増加することは確実だし、ワクチンの効果も早速には見込めない。そんな中で規制緩和とは、神奈川県知事が怒るのも無理はない。

 昨日は、妻の車がバッテリー切れを起こしてJAFに来てもらってチャージしてもらった。新車なので電気系統に異常があるのかもしれないと、妻には点検に持っていくように言ったが、人と会うのが億劫になっているのか、なかなか動こうとはしない。私も、日がな一日、アマゾンプライムでビデオを見ている。最近では、「ハクソーリッジ」という映画を見た。沖縄戦に従軍した米軍の良心的兵役拒否の衛生兵の話であるが、映画の中では、弾が当たって腕や足が千切れたり、腸が出たり、死体にネズミが群がっていたりと、とにかく悲惨な場面の連続であった。日本映画では、「斬」という映画で、斬られて腕や首が飛んだりするシーンがあったが、それよりも酷い場面があった。これらの映画を見ると、戦争は、単なる殺し合いであると思う。中国は、自国発のコロナウイルス感染を武器にして、アジア・アフリカの国を相手にワクチン外交を展開するなど、考えようによっては戦争よりも酷い事をしている。そんな国に負けてはいけない。ここで安易に規制緩和をして、感染禍が長期化することは、戦闘行為なき、日本の新たな敗戦につながると思う。
コメント

上級公務員の倫理観は?

2021年02月23日 | 日記
 下級の公務員には、「関連業者からの接待を受けるな」と常々厳しく指導するものの、国家公務員のキャリア官僚達はそれを守らない。総務省の13名だかが、ガース首相の長男が勤めている放送業者から接待を受けていたという。呆れ返って物も言えない。もし、彼らに対して厳しい処分が下されないとしたら、下級公務員達も、今後は倫理規程を守らないだろう。森友問題で自殺に追い込まれた財務省近畿局の職員の問題にしても同様の思いだ。もう好い加減にしてもらいたいと思うのは私だけではないだろう。公務員の各組合に対しても、もし、この問題が曖昧に処理されるようならストライキで対抗するぐらいの気力を求めたい。 
コメント

もうはまだ、まだはもうなり

2021年02月23日 | 日記
 上に記したのは相場の格言で、『もうここが底値・高値かと思うとさらなる下落・上昇があり、まだ動くだろうと思うとすでに限度に達している。 予想しづらいこと、予想どおりに事が運ばないこと、運の悪いことなどのたとえ 』であるが、例えば、現在のように株価が3万円を超える相場では、更に年末に向けて上がるだろうという人と、日銀がETFの買い入れを中止したことなどから、株価が天井を打って、これからは下がる可能性があるという反対意見を言う人もいる。コロナ禍の現状についても、気温が上昇し、ウイルスが感染しにくくなる季節であるし、世界的にも感染者数が減少傾向を示しているので、これからは収束方向に向かうだろうという人もいるし、反対に、今、緊急事態宣言を解除すれば、それが人々に安心感を与えて、人流等の活動が活性化して再度の感染拡大の波が起こるだろうという人もいる。
 私には、はっきりとした判断がつかない。後付けでは、あの時はこうだったというような様々な理屈も出てくるかもしれないが、大抵の人にも、わからないというのが実態だろう。このような場面では、慎重に、しかし、ある面では大胆に行動したいものだと考えている。ちなみに、私に関しては、この局面で
株の押し目買いをしてみた。もう少しだけ持っていようと思う。また、コロナについては、ワクチンの接種を受けることが出来るまでは、用心に用心を重ねようと思っている。旅行にも行きたいが、それは、まだ危険だと思っている。
コメント