conscience

my diary

何故そうするのか。

2024年09月30日 | 日記
 石破自民党新総裁が、衆議院を9日に解散し、27日に投票日とする予定であるとのこと。予算委員会等で十分に質疑をして国民に内閣の方針等を知らしめた上で解散するとの前言を早速覆したことになる。もっとも、石破氏は総裁に選ばれたとは言え、元々の自民党内での仲間は少なく、水面下で菅前首相や岸田首相の助けを借りたことは明らかであり、解散時期についても自民党内の早期解散を求める声に抗しきれなかったのが実情だろう。これから彼が総理総裁となって、自らの意向を政府・与党の中で反映させうるまでは暫くの時間がかかるだろうことも考えられる。さっそく株価先物は2500円近く下落しているようだが、これは、積極財政を唱えていた高市氏が総裁に選ばれるとの大方の予想に反して、どちらかと言えば慎重派の石破氏が総裁に選ばれたことが影響していると言われる。しかし、石破氏は当面、岸田内閣の方針を守ると約束したと言われており、急に、利上げや金融課税等に踏み出すことは無いであろう。経済評論家の高橋教授などのネットでの発言は、このことを考慮せずに、石破氏が首相になれば、さも、日本は終わりであるかのような言説を広めているようだ。高市氏が自民党内での要職を固辞したのは、石破内閣が短命に終るのを待っているのではという説もあるようだが、そんなことは無いと信じたい。
 
 袴田事件(1966年に清水市で起きた一家四人殺害事件)では、静岡地裁の再審判決で同氏に無罪判決が下されたが、この判決では、昭和41年当時の警察での長時間の取り調べや、証拠となる衣類が味噌蔵から発見されたのは事件後1年以上経ってからであり、味噌漬けにされていたにしては、衣類に付着した血痕の色が鮮やかに残っていたことなどの点が考慮されたようだ。それでは、誰が彼の衣類を隠したのか、もし、警察官が隠したとすれば大変な問題であり、かなり長期間が経過しているとしても、彼が無罪であるとするならば誰が証拠隠滅を図ったのかを調査する必要があるのではなかろうか。昔の警察については、犯罪検挙率等の統計操作疑惑、超過勤務手当や出張旅費の不正疑惑、自白偏重主義で冤罪が多く発生した可能性があることなども一部で指摘されている。最近の警察では、そのようなことが無くなったと信じたいが、はて、どうだろうか。

 ラブホテルで若い女性が殺される事件が跡を絶たない。援助交際やパパ活などで性を売り物にした挙句、事件の被害に遭っているのかもしれない。居場所が無い若者が増えていると言われているが、実態はどうなのだろうか。若い女性については、恋愛幻想の反面、自らの性を尊重しない傾向があるとも言われて久しい。男性については、隙があれば射精する機会を求めるという動物的本能に動かされてしまうことがあるが、まともな性教育が教育現場や家庭内で忌避されている我が国にあっては、若い女性には、性行動について客観的に学ぶ機会が必要であり、様々なリスクの中で自らの性を守ろうという意志が必要だろう。性感染症も蔓延しており、子宮頸がんなどでも毎年万を超える女性が命を落としていると言う。キスなどでも感染する性病もあり、主として被害に遭って苦しむのは女性が多い。それでもなお、恋愛に幻想を抱き、アバンチュールを求めたいのであろうか。

 



 
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今日は何の日?

2024年09月28日 | 日記
 今日、9月28日は何の日かを調べたところ、世界狂犬病予防デーとか、日本で最初にプライバシーの権利を認める判決が裁判で下された日とか、孔子の生まれた日とのことが出ていた。
 朝夕は少し過ごし安くはなってきてはいるが、日中は真夏日であることが多く、本年は、特に身体にこたえる暑さが続いているという印象がある。
 昨日は、ドジャーズが地区優勝を決め、シャンパンファイトから出て来る大谷を待っていたデコピンと夫人が映像に流れた。そういえば、自民党総裁選挙では高市氏有利の予想を覆して、石破茂氏が総裁に選ばれた。今回の総裁選は9人も立候補者がいて、どう考えても総理総裁に相応しいとは思われないバカボンも一人いたりして候補者同士の討論会などにも興味を持って見ていたが、決選投票前の演説では明らかに石破氏が高市氏を圧倒していたように感じ、また、総裁選後のテレビインタビュー等においても、石破氏は、そつのない応答や、地頭の良さ、政治家としての経験と知識の蓄積を感じさせる対応には感心した。どうして、このような人材が、自民党の議員集団の中では今まで受け入れられなかったのだろうかと不思議でもあった。彼自身も二世議員の一人であるが、自民党を飛び出して他の政党での経験もあり、自民党に復党後も野党時代の自民党の幹事長として党を支えた功労者の一人でもあっただろう。もっとも、彼の頭の良さは、さて置いても、今後の自民党を巡っては、裏金問題や統一教会問題など難問山積であり、日本国としても、安全保障環境や、人口減少問題、他国に移転してしまった製造業を呼び戻すことが出来るかなども含めて多くの難問が待ち構え得ている。この時期にどのような首相が舵取りを務めるかで、我が国の将来が決まると言っても過言では無かろう。積極財政を唱える高市氏ではなく、財務省に近いとも噂されている石破氏が選ばれたことで先物の株価は二千円超も爆下がりとなってしまったが、私は、当面は、岸田内閣の政策を引き継ぐと述べている石破氏であれば、いきなり緊縮財政に戻ることを選択することは無く、デフレから本当に脱却出来るまで、今までの経済政策を引き継ぐのだろうという期待を持っている。
 愈々、今後の政治状況には目が離せなくなっている。
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小説を読んで、アロマンティック・アセクシャルについて考えた。

2024年09月26日 | 日記
 君嶋彼方という作家の「一番の恋人」という小説を読んだ。この作家の小説としては、「君の顔では泣けない」という作品を先に読んでいて、高校一年の時に同級生の男女の体が入れ替わってしまい、特に、男性から女性に入れ替わってしまって、結婚、妊娠、出産まで経験するという描写が、自分が女性となってしまったら、どうするだろうかと考えてみて面白かった。この「一番の恋人」という作品では、恋人と思って付き合っていた女性に結婚を申し込んだところ、「好きだけど愛したことは無い」と言われ、その女性から、恋愛感情も性的欲求を抱くこともない(アロマンティック・アセクシャル)であると告白される。以前、NHKで高橋一生と岸井ゆきのが演じたアロマンティック・アセクシャルを描いたドラマがあったが、今回、この小説を読んでみて、なんとはなく、その心理も判らないではないと考えた。私は普通の男性で、性欲は人並にあったが、子どもの時から内向的な性格で人と触れ合うことが苦手であったので恋愛ということは経験したことが無い(結婚は見合い)。それで、性愛というものを抜きにした場合、必ずしも、この小説に書かれていることが極端なものでも無いのではないかと思えたのだった。LGBTについては未だに当事者の心理がわからない部分があるが、アロマンティック・アセクシャルについては、自分も若い時代に対人関係の欠陥で孤独感や疎外感が人以上にあったので、何となく理解出来ないでもないと思えた。
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朝夕が少し過ごし安くなってきた。

2024年09月25日 | 日記
 昨日から、朝・夕が少し涼しくなってきて、クーラーも日中から夜中までしかつけていない。寝苦しいのはあまり変わらないが、少しましになってきたということだろう。

 能登半島の輪島などに線状降水帯がかかり山崩れや冠水などの被害が出ている。しかし、あれだけ大きな地殻変動を伴う大地震があって、普通に考えると、山と川で囲まれて平地が少ないような狭い半島部で、最近の気象情報などを考慮した場合、このような被害があるだろうことは容易に予測できたはずではないか。元プロレスラーののほほんとした県知事は仕方がないとしても、県の官僚達は何をしていたのだろうか。せめて、住民に対して、山の中の地盤が滅茶滅茶になっている可能性があり、半島を流れる複数の中・小の河川の護岸堤防などの修復が終わっていないことから豪雨時に危険性が高いことと、再度同規模の地震の発生もあり得ることなどを率直に伝え、半島以外の地域への集落ごとの集団移転などを勧めるべきではなかったのか。国の対応も異常ではないか。福島などへの東日本大震災・津波・原発被害の対応と比べて、能登半島は復旧が進んでいない。一方では、万博とかIRとかの工事が進んでいるのに、何故、被害に遭った地域への支援が行き届かないのだろうか。このままでは、再被害が起こる可能性が高い。その場凌ぎの対応ではなく、能登半島の将来をどうするかという視野が必要だと思ってならない。

 中国の共産党政府は、国の経済不振の影響を対外的に反日運動などに転嫁して、自らの失政から国民の目を逸らそうとしてきたことは過去の歴史を紐解くまでも無いだろう。それなのに、中国へ進出している企業などの関係者や日本人留学生などに、彼の国に滞在することのリスクが伝わっていない。我が国の外務省にはチャイナスクールという派閥があり、中国の危険性を我が国民に少なく伝えようと努力してきた。我が国のマスコミも同様であった。何も中国を敵視するつもりは無いが、しかし、彼の国の理不尽な振る舞いについては、我が国も毅然として対応すべきだと思う。今までのように遺憾砲だけで済ませるのは、中国にいる在留邦人を守ることにはならない。例えば、台湾有事などが発生したら、中国にいる在留邦人は人質に取られる可能性もある。その場合、日本政府には、在留邦人を助けるだけの能力・方策が無いのである。中国は、気軽に渡航すべき国では無くなっているという事実に気づくべきではなかろうか。
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暑い秋

2024年09月21日 | 日記
 今現在の外温は32℃で、今日の最高温度は35℃になるらしい。風が少しあるからと自転車で病院まで行き、いつもの血圧の薬の処方箋をもらって帰って来たが暑くて汗が背中に流れるのを感じた。
 今日は11時から大谷のドジャーズ中継を見て、その後は阪神の試合中継を見ながら昼寝をしようと思っている。テレビをつけると、外出は控えるようにとのテロップが流れているし、この三か月くらいは暑さの為に極力外出を控えるようにしているが、たまに外出すると、太陽の光がジリジリと身体に応えてきているようだ。今朝の血圧は、上が130に下が80とのこと。気にはしていないが、熱帯夜故の寝不足で頭が少し痛いときもあるので、念のためにと思って毎日薬を飲んでいる。

 不信任決議を突き付けられた兵庫県知事がワイドショーに出ていた。10日後に失職したら再度知事選に出るらしい。そのことは彼の勝手ではあるし、彼には彼の言い分もあるだろうが何か納得出来ないものを感じる。ある人によると彼が知事となってから県庁退職者の天下りを潰して恨みをかったことが、今回の遠因であるらしいとのことだが、仮にそうだとしても、彼の親しい取り巻きである牛タンクラブメンバーで回りを固め、他の職員には厳しく当たっていたことが事実とすれば、それこそ彼の人徳の無さと言えるだろう。進次郎氏もそうだが、若さ故に周囲が見えないということもある。経験を積んだ人には、それなりの知恵もあるし、周りを見抜く力もあるということだろうか。
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