conscience

my diary

我が国のマスコミは、権力に関わる疑惑を何故報道しないのか ?

2023年07月30日 | 日記
 最近の我が国のマスメディアを見ていると、まるで、権力の意向に反することは報道しないということが徹底されているようである。例えば、昔、私は、A新聞の若手地方記者が、酔っぱらって、偉そうな態度で、まるで反権力の代表であるかのようなことを言ったのを直接聞いたことがある。それを聞いて私は、『お前の所属しているマスコミも、権力の一端ではないのか。』と内心反発を覚えたのだった。
 ところで、最近のメディアは、ジャニー喜多川氏のアイドル志望の少年達に対する性加害の事実を知りながら、外国のメディアが報じるまでは報道しようとはしなかったし、今回の木原氏の妻の件でも、頑なに報道しないという態度を取っている。木原氏の件は、彼の妻が重要参考人として事情聴取の対象とされたことがあったというのは事実であったようだし、帰りのタクシーの中で、彼が妻に対して、『裏から手を回した。』等のことを言ったとも、週刊誌に掲載されている。もし、それが事実であったとするならば、また、2018年に再捜査体制が、突然縮小されたということがあったとすれば、事は、権力者の関係者に関わる事件に対して、何らかの圧力があったのか、それとも警察幹部が勝手に忖度したのかわからないが、我が国の刑事警察に関わる深刻な疑惑とも見なされる大問題ではなかろうか。大手のマスコミが、文春の報道した一連の疑惑に対して沈黙を貫き、或いは、松野博一官房長官の28日午後の記者会見の、「木原副長官からは『調査・捜査に圧力を加えたとの指摘は事実無根』との報告を受けた。報告を受け、私としてはそれ以上の対応を求めることは考えていない」と語ったとの記事を、そのまま掲載するだけで、まるで、その様は大手マスコミが全て官製メディアとなったかのようでもある。
 私に対し、かって反権力を装って大言壮語した記者が現在もマスコミに在籍しているのかどうかは知らないが、最近のマスコミの有り様を見ていると、我が国のマスコミの矜持というものは全く無くなってしまったのだろうかと疑いたくなる。これでは、大衆が、新聞もテレビも見ようとしなくなっても仕方がない。まさに、マスメディアは、暗雲低迷の状況に陥っているとしか言いようがない。完全に国にコントロールされているロシアや中国のマスコミと、どこがどう違うと言うのだろうか。
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何となくの勘で、所有していた株式を売ってしまった。

2023年07月28日 | 日記
 株式を所有していたといっても、若いときにシャープの株を千株ばかり買ったのが最初で、それからは儲かったこともあり、損をしたこともありで、トータルでは銀行に貯金しておいた方がまだマシだったとしか言えないが、そんなわずかの株ではあったが、消費者物価がこれだけ高騰しているのに、政府は米国などに防衛費を倍増する約束などをしていて、その費用に税金の増額を考えているようだが、そんなことで国民が消費を増やして景気が良くなると思っているのだろうか。そんなことを考え、また、岸田内閣も支持率の低下だけではなく、何となく行き詰まっているような気がして、また、それが必ず株価にも影響すると思い、損をしないうちにと思って所有株の大部分を売ってしまった。ただし、イオンの株だけは、オーナーズの特典の関係もあるので100株だけは残してある。なお、売った代金は、日経株価が数十パーセント以上下がった時の為に証券口座に保管している。

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終わりの始まり

2023年07月27日 | 日記
 今、モラルなき企業であるビックモーターは、終わりの始まりを迎えていると言われているが、預かった顧客の車を故意に損壊して修理費を損害保険からの支払いで賄っていたという疑惑が本当であるなら、企業としての最低限のモラルを欠いている会社であると言われても不思議ではない。
 同じような「終わりの始まり」の気配は、自民党政権にも強くしてきた気配がする。マイナンバーカードに対する国民への説明不足または説明の下手さ、消費者物価の高騰で低所得者が困窮しているのを横目で見ながら、国民に十分な説明もせずに増税の方向に舵を切りつつあること、異次元の少子化対策とは言いながら従来型のバラマキしか出来ない発想の弱さ、米国の方ばかり向いている防衛政策から脱却出来ないこと、木原氏の件でもわかるように、身内に甘く不祥事などの揉み消し体質があることなど枚挙に暇がなくなってきていると思う。この政権は、自分達の感覚で考えた人気取り政策、例えば、LGBT法案であるとか、拉致被害者問題で北朝鮮に足元を見られがちなアプローチをし続けるとか、大多数の国民が本音で望んでいることとは異なる方向に進みつつあると思う。

 昨晩から、ユーチューブで、木原氏の妻が関わったとされる事件についての文春報道を受けての様々な番組を見ていて、その概要があらかた分かってきたような気がする。本件での最も大きい問題は、妻が関与していると疑われている件において、木原氏の揉み消し圧力が警察等に働いたかどうか、それとも、警察キャリア官僚側の自主的な忖度で、当該事件の再捜査の体制を縮小したのかどうかということであろう。権力者の妻というだけで、殺人の疑いのある事件が有耶無耶にされるとすれば、国民は、政府や警察に対して不信感を持つだけだろう。木で鼻を括るような答弁ではなく、この疑惑に対して真摯に応えようとしないのであれば、それこそ、この政権は、終わりの始まりとなるだろう。
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社会的劣化の進行

2023年07月26日 | 日記
 熱帯夜が続き、今朝も若干の不調を感じたので近所の川辺の散歩で済ませた。しかし、最近のニュースを見ていると、日本社会全体の劣化ともいうべき現象が感じられることが多い。北海道札幌の男性の頭部切断持ち去り事件では、容疑者の女性と精神科医の父親以外に母親も逮捕されたとのこと。医師の家族といえば、一般には中層以上の家庭が想像されるが、どうも、家庭内では娘が支配的であったようで、被害者に強い恨みを抱いた娘の犯行に両親も加担していたという。外見的には、中層以上の家庭であっても、一種病的ともいえる家族が増えてきているのかもしれない。
 ハイクラスとみなされている家庭といえば、官房副長官の木原氏の妻が、元夫の不審死事件で重要参考人として事情聴取されたとの文春の記事に対して、人権侵害ということで法務省に救済の申し出をしたとのことだが、このことは朝日新聞に小さく掲載された以外、依然として大手新聞社は報道していない。この件で問題なのは、2018年に再捜査の体制が縮小されたのは、木原氏に対する警察キャリア幹部の忖度が働いたからではないかという点であるし、現在、大手マスコミが沈黙を守るのは、官房副長官という内閣のキーパーソンに対するマスコミの忖度である可能性がある点でもある。事件そのものは、事件発生後長年が経過していることもあり、状況証拠や参考人の供述による以外に立証に不安が残ることは理解出来るとしても、警察庁長官が「捜査は尽くされていて容疑は無い。」などと、元の捜査員の発言とは異なることを、軽々に発言したことも疑問だ。また、木原氏が、「場合によっては刑事告発もする。」と言うことであれば、それは、彼の妻の自由な行為ではあるが、権力者である彼自身が、言論を封じたと言われないように、その場合は彼も職を辞してからにしてはどうか。ここまで疑惑を持たれたら、国民は政府が何を発信しても信じようとはしないだろう。

※ ノブレス・オブリージ 
 19世紀にフランスで生まれた言葉で、「noblesse(貴族)」と「obliger(義務を負わせる)」を合成した言葉。財力、権力、社会的地位の保持には責任が伴うことをさす。身分の高い者はそれに応じて果たさねばならぬ社会的責任と義務があるという、欧米社会に浸透する基本的な道徳観である。法的義務や責任ではないが、自己の利益を優先することのないような行動を促す、社会の心理的規範となっている。
 警察キャリアや木原氏のような政府要人となる者は、常に、社会的責任や義務を自覚しなければならないのではなかろうか。どこかの車の修理業者の社長とは、その立場が違うはずである。
 
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今朝は、ようやく、運動をしたつもり

2023年07月25日 | 日記
 昨晩、youtubeで「たまゆら学園」などの動画を見ていて寝不足であったせいか、或いは、朝から気温が高かったせいか、散歩やジョギングをする気力が無くて、自転車で、中央公園まで行き、公園内を一周散策してから帰って来た。なにか、子供の頃、夏休みの暑い中にラジオ体操に行っていたことを思い出した。しかし、今は、その頃の暑さを超えているような気がする。
 「たまゆら学園」は、吉本所属の男女の芸人コンビで、男性の方が女性と付き合っていると妄想しているが、女性の方は常に否定しているという設定で、主に動画配信などで活動しており、私のような高齢者でも、何となく共感出来るような面白さがあるので気になった。しかし、動画の中では、女性の方が水着となったり、初体験がいつかということを話題にするなど、このようなコント芸の常としてエロ的な方向に向かっているようで、それが、少し心配となった。この芸風で動画配信を主とした活動をしていても、何年かすると、必ず飽きられるという恐れがある。この芸風から脱することが出来るのか、それとも、一発屋的に忘れられる存在となるのか気になる。吉本などの若手芸人は山ほどいるが、生き残っていくのは一握りにすぎない。両人とも四年生大学を卒業した高学歴芸人だそうだが、何となく、もったいないという気がしてならない。そういえば、先日、私に名刺をくれたSTU48の女の子にしてもそうだが、アイドルも山ほどいて、有名となれば何もしなくてもファンが追っかけてくれるが、一方、徳島などの人通りも疎らな場所で名刺配りをしているようなアイドルもいて、極端な格差がある。若い時代に夢を見るということも自由だし、別に、今時、サラリーマンになったとしても、パワハラやセクハラの職場環境の中で働かされたり、ようやく家庭を持っても、低い収入の中で子育てなどに苦労するよりも、一生うだつが上がらないとしても夢を追いかけるという人生があっても良いとは思うが、・・・・・・😈 

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