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my diary

移ろいの時

2023年10月31日 | 日記
 今年は未だに暖かく、明日から11月というのに昼間は20℃前後の日が続いている。しかし、流石に着衣は長袖の上に上着がいる季節となってきた。
 毎日、ラジオ英会話をやっているが、覚えが良くなくて、聞いたり話したりする自信が全く無い。今月初めにやったことを早くも忘れている。これではいけないと思う。やり方を変えるべきだと思っている。
 
 昨日のニュースを見ていると、脅迫等の罪が問われているガーシー被告の裁判で、カウアンオカモト氏が、「ジャニー氏からの性被害を告発したのに、マスコミは何処も取り上げてくれず、ガーシー氏のみが取り上げてくれたことに恩を感じている。」と証言したとのこと。ガーシーのやった事実は変わらないが、情状面での酌量の余地を求めての証言だったのだろう。確かに、ジャニーズ問題が大きな問題となったのは、BBCの放送が発端だとしても、その切っ掛けの一部は、ガーシー氏の、SNSでのカウアン氏の告発を取りあげた発信に寄ったものかもしれない。そのおかげで、ジャニーズ事務所がジャニー氏の性加害の事実を認め、社名の変更と、所属タレントや社員の新エージェント会社への移行を表明することとなった。補償のみを行うとした旧ジャニーズ事務所の社長になった東山氏は、タレント社長としての限界を早くも感じたのか、当初、新エージェント会社の社長も兼務するとしていたが、それを辞退するとのこと。どうも、「のん」などをマネジメントしている事務所の社長に、新会社の社長になるように要請しているようだが、少し考えてみても、タレントで経営経験の無い東山氏には、旧ジャニーズ事務所の様々な資産や社員の新会社への所属移転、タレントとの新会社での新規契約と、例え経験者であったとしても解決困難な難問が待ち構えていることが明らかであった。タレントとして、表舞台で周囲に支えられて活躍していた人には到底無理なことでもあっただろうし、社長がこれでは、タレントは勿論、社員等の周囲の人も不安であっただろう。早めの辞退と、外部からの新社長の招聘は、むしろ、これ以上の泥沼化を食い止める良い方策であると言えるだろう。最年長のタレントで有名な東山氏を社長に据えれば、所属タレントもついてくるだろうし、世間体も良いというのがジュリー氏の思惑であったかもしれないが、スポンサー企業などからの、旧ジャニーズ所属タレントのCMなどへの契約拒否と、岡田、二宮と続く有名タレントの独立を招いたことは、雪崩的に、新会社にも大きな負の影響を与えかねないだろうし、場合によっては、新会社自体の経営の破綻の恐れもあったかもしれない。日本最大の芸能事務所であったジャニーズ事務所と雖も、いつまでも古い体質のままではやっていけないということだろう。
 大阪万博なども、古い体質、古いやり方のままでは、うまくいかないという象徴だろう。かっての我が国では、昭和を代表する一大イベントとして、東京オリンピック、万博の開催と、経済成長の時期とも重なって大きなイベントの成功が、社会・経済の発展を象徴するものであった。ところが、経済成長の停滞、人口減少社会となった現在の我が国では、先のオリンピックの開催では、コロナ禍による延期もあったが、高橋理事を中心とする汚職事件などもあり、負の遺産として記憶されることとなった。来る大阪万博についても、現在の所は、開催準備がうまくいかず、その責任の所在も曖昧であり、IRも含めて、先の見通しの甘さが指摘されている。かって、江戸時代などであれば、建築工事の不備などでは、責任者の武士が何人も切腹したようなこともあったが、現代の日本では、イベントについての業者などへの丸投げ体質と、名前だけの役員達の無責任さが露わになっても、誰も責任を取らないし、膨らんだ建築費などの予算は、無法図に、税金投入によって補おうとしている。そろそろ、我が国の指導者や国民自体も、今までの体質、今までのやり方は、21世紀の時代には合わなくなっていると自覚すべきだろう。それでも、どうしても万博をやりたいというのであれば、チンケな構造物を並べるのではなく、大規模なテントを並べるだけの陳列でも良いのではなかろうか。身の丈に合ったイベントで、我が国の現状を見てもらうというのも良いのかもしれない。
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7回目のコロナワクチン

2023年10月30日 | 日記
 7回目のコロナワクチンを接種した。これが無料で接種出来る最後となるだろう。ところが、今はインフルエンザの方が流行していて、コロナ感染者は減少しつつあるようだ。マスクをしている人の割合も少なくなりつつある。しかし、敢えて言いたいが、コロナが第5類になったのは、自己責任で対応して下さいという方針と政府がなっただけであり、ウイルスは依然として残っていて一定の人々が感染しているということだと思う。インフルエンザ流行期でもあり、マスクや手洗いなどは徹底して行きたい。
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匿名・流動型犯罪と緩い取り締まり

2023年10月29日 | 日記
 振り込め詐欺から派生した闇バイトを使った強盗事案については、警察庁も対策を急いでいるようで、全国各県警から捜査員を集めた首都圏派遣捜査専従班の規模と捜査分担を来春に大幅に拡大し、新組織として4都府県に分散配置して摘発強化を狙うとのこと。これにより、都道府県単位の縦割り組織である警察の弱点である情報の共有と都道府県の垣根を超えた取り締まりに乗り出すとのことで大いに期待されているところだが。そもそも、振り込め詐欺などの特殊詐欺と呼ばれる犯罪が注目され出してから既に20年余り、この間、犯罪手口の巧妙化と共に、外国に拠点を置いて、詐欺電話などを該拠点から架電したり、闇バイト募集を行ったり、強盗を行うように指示したりという、高度に組織化され、国際化された犯罪集団へと発展してきたが、我が国の警察は、相も変わらない県単位の縦割り組織であり続け、また、仮に末端の詐欺構成員が検挙されたとしても、裁判での余りにも軽い量刑と、刑務所が場合によっては収容者の間での犯罪手口の教え合いなどの機会になりかねないという欠点のおかげで、この種の詐欺や強盗事案が減少することはなく、むしろ、更に組織化され凶悪化してきたと考えられる。これには、個人情報を売り買いする名簿屋や、転送装置を利用して電話番号を貸し出す業者などの存在もあったが、この間、政府は、各種の法律によって規制は強化してきたとは言っていても、相変わらず抜け穴だらけの法律もあって、必ずしも効果を発揮してきたとは言い難いことは明らかであった。
 このような犯罪グループの高額バイト募集などに一旦応じてしまうと、まず、家族や勤め先などの個人情報が犯罪グループによって把握され、途中でヤバイと思っても、抜け出すことは許されず、手足として使うだけ使われた挙句、切り捨ての対象となったり、場合によっては、犯罪グループによって処分されたりする可能性もある。
 何故、このような闇バイトに応ずる者が増えているかというと、貧富の格差の拡大があり、学歴や職歴を途中で中断した者が正規社員として再雇用されることが困難になっていることや、学校教育において道徳や倫理教育が効果を発揮していないことも原因としてあるのではないだろうか。1990年代などのバブル崩壊後の一時期においても、生活苦や享楽費用欲しさから安易に闇金などで借金して追い込みをかけられて強盗などに走る者もいたが、今は、差し詰め、闇バイトなどへの入り口が容易になっているのだろう。しかし、一度、その誘惑に乗ってしまったら、当に、奈落の底への転落しか無い。

※ 最近、080-で始まる番号からのワンギリ電話がかかってくることが多くなってきた。これは、名簿屋の仕業なのだろうか。一般市民にも、詐欺や強盗被害に遭う可能性が多いような世の中になってきつつある。知らない電話には、一応、ネットでの迷惑電話チェックサービスで検索もしているが、掛け直しなどしないようにしたい。
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「バドジズ デジドダー」?

2023年10月27日 | 日記
 NHKの朝ドラ「ブギウギ」を見ていて笠置シヅ子の歌に興味を持ったので、YUTUBEなどで検索して聞いていたところ、1939年の「ラッパと娘」という歌の歌詞の中に、バドジズデジドダーという言葉が出て来て、最初は、何等かの英語の単語を意味しているのかと思ったが、何回聞いても良くわからなかった。更に検索していると、「スキャットのようなもので特に意味はない」と解説しているものがあった。納得したが、それでも太平洋戦争前のあの時期に、あのような曲が良くも出せたものだと思ったし、近年に至っても、亜弥やを始めとして複数の歌手がコピーしているのを知って、改めて服部良一と笠置シヅ子の偉大さと、この歌も、日本の歌謡史に残る名曲の一つだと思うようになった。もっと多くの人が知っても良いだろうし、今年の紅白で、笠置シヅ子の歌を特集しても良いのではなかろうかと思った。
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二宮和也主演の映画を見て

2023年10月26日 | 日記
 今日は、「アナログ」という映画を見に行った。二宮和也と波留が主演であり、喫茶店で出会って、毎週木曜日に会うことにしていた二人の恋愛物語であった。映画の筋立て自体は淡々としたものであったが、主演の二人は、多くの映画やドラマに出ているだけあって手慣れた演技のように思えた。二宮は、ジャニーズ事務所との契約を終結していて、早速、smile-upのホームページからも削除されているとのこと。「事務所の一回目の会見を見て、不安に思った。」のが退所理由だそうだが、結婚もして子供もいる身としては、事務所の将来性を見切ったのかもしれない。旧ジャニーズ事務所(smile-up)も、タレントに罪は無いというのであれば、出処進退はタレントの自由にして、むしろ、退所者の将来に向けて祝うぐらいの寛容な態度を見せて欲しいものだ。キムタクにしても、本人に退所の意志があるならば、引き留めるべきではない。

 
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