全国で一日に6万人を超えるコロナウイルス感染者の発生が報じられている。倍々で増えているので、このままで推移すると、もうすぐに、二倍どころか、一日の感染者が百万人を超えるのではとも囁かれている。そうなった場合、大半の人にとってはインフルエンザよりも少し強めの症状にしか過ぎないとしても、感染拡大による社会的な影響は大きいものとなるだろうし、高齢者等の死者の数も多くなるだろう。私などは、唯でさえ少ない外出機会を最小限にしようと思っているが、そんな中で、市の三回目接種券の送付がようやく始まるとの報道があった。県の大規模接種会場については26日から予約が始まるとのことであったが、市から接種券が未着であり、予約が出来ないと思っていたので、これで来月からの接種を受けられるとの希望が出て来た。今までの二回はファイザーであったので、三回目がモデルナであると、どのような副作用があるのかは少し心配だが、進んで受けたいと考えている。勿論、三回目のワクチンの接種を受けたとしても、それで感染が防止出来るものではなかろう。しかし、それでも受ける意義がある。
ところで、アベノマスク氏が推奨していたアビガンは、結局はどうなったのだろうか。勝手に、ある医者が自宅療養者にアビガンを処方していたとのことで厚労省が注意したとの報道もあったが、それなら、アベノマスク氏があれほど推奨していたアビガンという薬は、結局、副作用ばかりあっても左程の効果は見られなかったという結論を厚労省が得ているということなんだろうか。安倍氏は、布マスクといい、アビガンといい、何の根拠に基づいて、あれほど国民に対して結果として虚偽の情報を流していたのだろうか。お友達や忖度官僚から吹き込まれたことを、さも事実と信じ込んでいたのだろうか。それとも、科学的根拠を考慮せずに、お友達の事業に利益をもたらそうとして国民を欺いていたのだろうか。
また、同氏に忖度した記事ばかり書いているフリージャーナリストがある女性に対して行ったことに、民事裁判であったが不同意による性交の事実があったと裁判所で認められた。強姦で刑事事件にならなかったのは、刑事が逮捕状を用意して空港で待っていたのに警察幹部からの電話によって取りやめになったからだとも言われているが、もし、それが事実であるとすれば、権力者とそれに諂う官僚が、事実を曲げてまで一女性の訴えをなきものにしようとした疑いもある。権力者の都合の良いように法律を捻じ曲げる国に、いつからなってしまったのだろうか。