テレビと新聞のダブルスタンダードは止めてもらいたい。政府は、例え、感染者数が何万人となろうがオリンピックは中止しないだろう。重症者や死者が欧米と比べれば、まだ少ないとか、後一か月もすればワクチンの接種が進むのでそれまでの辛抱だとか、言い訳を幾らでもする。この政府は、言い訳や言い逃れで一時的に凌げば、いずれ国民は忘れてしまうだろうと思っているのだろう。これに対して、テレビや新聞は、これまで散々と政府批判を繰り広げて来たのに、テレビを見ればオリンピックばかり放送しているし、新聞も同じである。何なんだろうか。所詮マスコミは、商業第一主義であると見せつけている。国民の安全・安心など、どうでも良いのではなかろうか。これでは、体裁の良い事ばかり言って国民を欺瞞している政府のやり方と変わりがない。
今まで、有識者や野党からは、厚生省の医療技官が自らの利権の為にPCR検査の拡大に反対しているからだとか、厚生大臣の他に担当大臣を次々に増やした結果、船頭多くして船山に登る、という状態になっているのだという。しかし、ようするに、この国の政治家は、忖度ばかりして、この有事において勇気を出して首相に直言したり、反政府運動をするまでの覚悟がない者ばかりということなんだろう。政府は、飲食店をいじめるだけいじめて、その割には医療改革などに一向に手を付けようとしない。要するに弱い者いじめでしかない。地域の医師にしても、入院もさせてくれず自宅で苦しんでいるコロナ患者を無視している。そんな医者などいらないではないか。医師の大半はワクチンを接種済みなんだから、自宅で苦しんでいる患者への訪問診療を拒否できないのではなかろうか。それをしないなら、医師としての倫理や道徳は地に落ちいてるのではなかろうか。そんな人ばかりの世の中は嫌だ。特に、テレビと新聞は、直ちに、オリンピック報道を縮小すべきだ。