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my diary

欠けた月を見て

2021年03月31日 | 日記
 今朝の散歩の途中、少し欠けた月が大きく輝きながら浮かんでいるのが見えた。家に帰ってから何とはなく電子辞書で「欠けた月」といういう英文を検索したところ、The moon is wane.という文と、The action of the moon passing from one phase to another.という文があった。丁度、一昨日であったか、NHKの逆転人生という番組で、人生が100年時代のライフシフトを考えるという内容が放送されていたが、そこでは、ある女性が、就職、結婚、出産育児、再就職、離婚などを経て、様々なライフステージにおいて前向きに生き、必ずしも自分の置かれた状況を固定的に考えるのではなく、先を見据えて積極的に人生を楽しんでいるということであったと理解したが、その番組を見ていて、何げに心に刺さったものを感じた。
 私の事を考えたとき、定年後の年金生活に入って、生活は質素ななりに安定はしているが、その間、放送大学を三回卒業し、別に、県の消費生活ボランティアに応募したり、消費生活相談員の国家資格を取ったりもしたが、かといってそれで何かをしたという訳でもなく、何か物足りないというか、このまま老いに身を任せるばかりの人生となってしまうのだろうかと考えることも多くなった。確かに、少し激しい運動をすると身体の節々に痛みを感じたり、記憶力や根気が衰えて来たのを感じることもあるが、気持ちの上では若い時代とそう変わっているとは思えないし、むしろ、いろいろな束縛が無くなって、ある意味では、何処に行こうが何をしようが自由になっている。
 偶々、検索して出て来たこの英文を見て、欠けた月とは、衰えを示すことではなく、満ち欠けを通して一つの段階から他の段階へ移行していく、ということではないかと思われるに至った。そして、そこでは、敢て固定観念を排して、それぞれの意味を考えてみることも大切な事ではないかと考えてみた。

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オリンピック中止についての、宮本亞門氏の勇気ある発言に感嘆

2021年03月29日 | 日記
 昨日、日本テレビ系の真相報道バンキシャに出演した宮本氏は、コロナ禍における聖火リレーについてコメントを求められ、「オリンピックは日本のものだけではなく、世界のものです。先進国のものだけではなく、後進国のものでもあります。世界の感染状況を見て、国民の気持ちが切り裂かれちゃうんですよ。皆さんのやりたい気持ちもわかるけど、誰がNOを言うか。やはり、日本が勇気を持ってNOと言うことを期待したい」 と発言した。私は偶々この放送を見ていて、彼の勇気ある発言に驚嘆した。大半の人が彼の意見に内心では同意していても、特にタレントや識者と呼ばれるテレビ出演者などは、オリンピックに協賛している放送局の事情などに忖度して、このような発言は余りしていないのが現状だと思う。しかし、彼は、幾ら国際的に評価されている演出家とは云え、臆さずに敢て炎上も覚悟してこの発言を行った。彼の勇気を評価したい。
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花も散る 浅はか冷和の 聖火祭

2021年03月28日 | 日記
 オリンピックの聖火リレーについては賛否両論があるが、一つ言えることは、昔、小学生であった私が見た前回のオリンピックの聖火リレーは、もっと質素で、聖火ランナーが、何か、夢を運んできたかのようなワクワク感があった。それに比べると、ランナーの前に協賛企業の宣伝カーが何台も列をなして走っている福島での映像を見た時、むしろ、原発事件の後始末も碌についていないし、コロナ禍も、まだまだ拡大局面にある最中に、あんな派手派手な行事を国民が見てどう思うかということである。
 私は、最近、ガラ携からスマホに機種変更したが、そこで思ったのは、スマホという機械は、確かに便利ではあるが、LINEのことで判ったように個人情報が駄々洩れになってしまう可能性もあり、特に若い世代の人が、ゲームやSNSに嵌ってしまい、利用の仕方によっては料金がかなり高くなることもあるし、馬鹿な中学生や高校生が自分の裸の写真をゲームサイトやマッチングアプリなどで知り合った見知らぬ人に送ってしまったり、SNSを通じて付和雷同の世論を広げたりと、とかく世の中の軽薄な風潮を助長しているように思えてならない。
 軽薄な風潮といえば、今回のオリンピックがその象徴であり、昔の高度経済成長期に行われた前回のオリンピックに思い出を持つ古い世代の政治家などが、後先を考えずにオリンピックの誘致運動を行い、その為に金も使い、原発がコントロール下にあるとか、気候も良いとかの嘘も言い、結果としてオリンピック誘致には成功したものの、エンブレムといい、メイン競技場の設計問題といい、悉く当初の思惑と異なる事態が出来することになり、挙句の果てが、コロナ禍で国民の大半が疑問を持つ中で半ば強行的な開催に至ろうとしている。もうここまで来ると、今更、中止は出来ないだろうが、国民もオリンピック中継などに浮かれるばかりではいけない。その後に待っている経済的なダメージとか、中国の覇権的な行動による台湾有事が起こった時に我が国の安全が危機的な状況に陥りかねないこととか、南海トラフなどの大地震の発生可能性が高まっていることとかを真剣に考えておく必要がある。当に、今回のオリンピック開催は、前回の時とは異なり、我が国の衰退の引き金を引きかねないということではなかろうか。


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初めてのスマホ

2021年03月26日 | 日記
 昨日、ドコモに行って漸くスマホを買った。しかし、手続きに午後一時から三時間以上掛かった。最近、対面でこのように長く座ることがなかったのですっかり疲れてしまった。説明書等が添付されておらず、家に帰ってから妻に教わりながらスマホをいじっていたが、目が疲れるのと、一気に全ての機能を使える訳もないので、取り敢えずは、gmilの送信の仕方と、カメラ機能の使い方、マップの出し方、歩数計機能などを試行錯誤しながら使ってみた。毎日、少しづつ覚えていきたい。


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映画「インフェルノ」を見て

2021年03月24日 | 日記
 トムハンクス主演のインフェルノという映画を見た。致死率が高いウィルスを蔓延させて世界中の人口を半減させ、もって、人口過多から来る人類の滅亡を防止しようとする計画を主人公達が阻止しようとしていたが、この映画を見ていると、現在問題となっているcovit19(中国発の新型コロナウイルス)と似ていると思った。ちなみに、本日は、東京で420人、宮城で171人のcovit19の感染確認者が出たとのこと。何に忖度しているのか、PCR検査を未だに拡大せず、しかも、ゆるゆるの検疫のおかげで変異株も既に全国に行きわたっており、ワクチンも全国民に行きわたるのためには、まだ数か月どころか一年近くかかると予想されるのに、この段階で緊急事態宣言を解除した意図が全くわからない。ガース首相並びに与党の自民・公明党政権は、きっと、今以上に感染拡大をさせて、日本でも欧米並みの感染者・死者数を出させ、主として高齢者人口を大幅に削減して福祉予算の大幅なカットに結びつけようと企図しているとしか思えない。それが間違いというのなら、もっとしっかりとした対策を取るべきだが、緊急事態宣言の解除に当たって打ち出したリバウンド防止策にしても、官僚の立案した出来もしない綺麗事を、さも「効果的な対策を行っています」とでもいうかのように羅列しているに過ぎないと思う。
 この政権は長く持たないとしても、アベのマスクとガース首相の政権が、結果として、日本全体の国力を奪い、国民全体に不幸をもたらしているとするなら、どうして、これを看過できようか。好い加減、国民も目を覚ますべきだ。

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