このところの長雨で運動不足気味である。今朝は久しぶりに曇り空ではあるが雨は降っていないので、一時間くらい散歩してきた。妻が、朝の4時過ぎまで通販番組などを見ながら起きているので、私は気にせずに寝てはいるが、何か寝不足であるかのような感じがして、また、蒸し暑くなってきて少し動くと汗をかく様になってきたので、いつものスロージョギングはしなかった。
国会が閉会となってから、菅元首相が動き出したり、石破氏や河野氏が9月の自民党総裁選への立候補の意向を表明したりと、政界は騒がしくなってきたようだ。岸田氏がダメだと言うのであれば、彼らなら、議員である目的が政治屋であり続けることのような自民党政治の在り方を、どのように変えることが出来るかということを示して欲しい。最早、政・官・業が癒着し、政治家は、自らの利権ばかりあさっていることは、国民に見透かされていると知るべきだろう。野党についても、自民党と異なると言うのであれば、かってのイデオロギー体質や労働組合に依存するような体質を改めて、国の安定した発展に責任を持ってもらいたい。批判ばかりするのではなく、責任ある政党に脱皮していると見せて欲しい。
沖縄で米兵による性犯罪事件が頻発しているようだ。占領下の米軍犯罪が未だに続いているかのようでもある。沖縄のヒステリックなマスコミの在り方にも違和感があるが、米軍の持つ、優越的で、我が国や沖縄を見下したような姿勢も問題であろう。こんなことが続くようなら、「例え、中国や北朝鮮などの脅威があろうとも、米軍に沖縄退去を求めざるを得なくなる。」くらいのことを政府が米国に向かって主張しても良いのではないか。
隠蔽体質ということでは、鹿児島県警の警察官の不祥事を県警本部長が隠蔽しようとしたのではないかということも取り沙汰されている。「いや、後で立件しているから隠蔽ではない」と言い張っている向きがあるが、マスコミ等に取り上げられてから立件したというのであれば、それは立派な隠蔽ではないか。鹿児島県警の一キャリア警察官僚の問題というよりも、キャリア制度そのものが問われかねない事案に思えてならない。
小林製薬の紅麹原料のサプリで、体調不良者や死者まで出て、関連する死亡者ではないかという問い合わせや相談を小林製薬が隠していたとして問題になっている。小林製薬には、本業が製薬業者であるのに、黴が混入するような製造現場であったのを見過ごしていたということと、関連死に関する相談が多数あったのに、それを厚生労働省などに報告していなかったというのであれば、そんな会社が製薬業者であること自体がおかしい。今頃になって、テレビなどで盛んに、紅麹サプリの回収の呼びかけをしているが、そんなことは、病院などから小林製薬に問い合わせがあった最初の時点で行うべきではなかったか。
苦情事案については、初動が大切で、その為にこそ、苦情受付窓口にしっかりした担当者を置き、その担当者が不審に思った時には、幹部にまで直接伝達出来るような仕組みを作っておくことが肝要だと思う。小林製薬には、企業マネジメントの基本が出来ていなかったということだろう。将来的に会社は潰れるにしても、関係の無い多数の従業員が気の毒だ。