conscience

my diary

いつの間にかwithコロナ?世の中は運次第なのか。

2022年04月29日 | 日記
 あれほど飲食店等の事業者に、まんえん防止措置等でかけていた規制が、いつの間にか解除され、ゴールデンウイークに突入してしまった。はて、いつ、新型コロナ感染症が収束して、安心できる状態となったのだろう。私には全くわからない。そして、人々は、故郷へ、家族旅行へ、各種のイベントへと、大賑わいとなっている。本当に大丈夫、コロナオミクロン株にかかっても軽い、誰が、それを保障してくれているのだろうか。要は、子供にまで感染が拡大してしまったが為に感染防止の手段が無くなって、政府がギブアップして、コロナ防止よりも経済振興に大きく舵を切ったということなんだろう。
 なるほど、100年前のスペイン風邪では、日本本土で45万人の死者が出たと言われているが、それに比べると、今のところは、統計的には、コロナでの死者は3万人足らずとなっており、オミクロン株に変異しても、死者数が、そうは伸びていないことから、経済を維持してゆく為には、ここいらで政策転換をせざるを得なかったのだろう。しかし、明らかに、インフルエンザよりもコロナの方が症状が重いと言われていて、後遺症もかなり多数の人が残るとも言われており、感染するかしないか、重症化するかしないかは、その人自身の運と体質によるものと思われる。後は、ワクチンの効果頼みなのだろうか。私は三回目のワクチンは打てたが、妻の方は、接種券が未だに届かないので、予約が出来ていない。自治体によって、接種券の送付時期が遅れている所もあるようだが、政府が、三回目のワクチンの接種を勧めている割には、矛盾が生じているのではなかろうか。
 知床の観光船の事故でも感じることだが、今の時代は、国民自らが、しっかりと政府の言うことや事業者についての見極めをする必要がある。未だに、還付金詐欺や警察などを騙った詐欺が流行っているが、知床の観光船の該事業者も、安全であることを装った詐欺のようなものだ。コロナの規制緩和で、ツアー業者等から宣伝のダイレクトメールが毎日のように届くようになったが、本当にコロナ感染対策は万全なんだろうか、知床観光船のような事故に遭うことはないんだろうかと疑問が残る。例え善意であっても、息子さんが両親にツアー旅行を勧めても良いものだろうか、もう一度考えてみて欲しい。
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雨の止み間にブラブラと

2022年04月27日 | 日記

 今朝も雨模様であったが、雨が止んだ少しの間にと思って散歩に行ってきた。山の方を見ると雲がかかり、「眉のごと雲居に見ゆる阿波の山かけてこぐ舟泊知らずも」や「照りくもり朝夕かはる山の色に心をおきてこの市人ら」の和歌が思い起こされた。
 


 ネットニュースを見ていると、「Z世代がY2K服を好む」という記事が目に止まったが、そういえば、2000年の頃に、若い女性がミニスカートを履き下着のパンツまで服の間から見せていて、オジサンとしては目のやり場に困ったことを思い出した。世の中は変化しているようで、人の有り様はそう変わっていないのかもしれないと改めて思った。 



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自由とは?

2022年04月25日 | 日記
 ウクライナ戦争は、現在、今後の両国の運命を決するような局面にあるようだが、両国の戦いは、ある意味では、この21世紀に、再び生じた、専制と自由との争いであるとも言われており、独裁者と、その独裁者が決めたルールに従順に従うことに安逸を見出すロシアの人々と、自分自身やその他多数の国民が犠牲になろうが、自分達で決めることの出来る世の中を守ろうとするウクライナの人々との争いであるかもしれない。残念ながら、我が日本には、そのような争いは歴史の記録を見てもあまりなかったようだ。敢て言えば、戦国時代に、信仰する自由を求めて戦った一向宗徒の戦いとか、キリシタン農民が、大名や幕府軍と戦った島原の乱であろうか。我が国は、敗戦時でも、民主主義や自由は占領軍から押し付けられたものであったし、それを求めた闘争をしたと自称する一部の左翼人士においては、当時のソビエトなどが唱えていた共産主義に理想的世界という幻想を見ていたに過ぎないとも言われている。
 しかも、現代の日本社会は、バブル全盛期において、金や出世欲、名声欲、権力欲を持つ人に憧れを抱くのが普通で、現在に至っても、偏差値至上主義や出身大学で人の価値を評価しようという雰囲気が世の中の大勢を占めており、前例踏襲、横並びは、何も官僚制度のみではなく、変化を嫌う日本社会が世界の中でガラパゴス化し、ひいては、冷戦終結後の30年余にわたって、経済成長もせず、所得も伸びないという社会の元凶でもあろう。
 ウクライナ戦争は、平和憲法至上主義が幻想であることを明確にしたし、交渉で北方四島の返還交渉をすることの馬鹿らしさを日本社会に突き付けることとなっている。
 変化を嫌うということは、例えば、コロナ禍で、鎖国状態にしたり、飲食観光業に困難を押し付けたりという状況にも通じるものがある。コロナは、主に空気感染が感染源であると、三年にしてようやく感染研や政府も認めたようであるが、そうであるとするなら、換気を徹底することで防げる場合もあるだろうし、コロナ治療薬についても、インフルエンザに対するタミフル程度の薬効が保障されるものであれば、直ちに承認手続きを迅速に行うべきものであろう。それを妨げているのは、旧態依然とした厚労省の医系技官なのか、それとも、利権まみれの業界や政治家なんだろうか。私にはわからない。

  If nothing ever changed there would be no butterflies.

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雨の日に知床観光を思い出した

2022年04月24日 | 日記
 雨降りの日の散歩は良い。マスクをして無いと、ツツジや他の花々の匂いを感じる。そんな日に、何年か前に旅行したことのある知床の観光船から見た景色を思い出した。荒れる海に投げ出された人は助からなかったのだろうか。何故、観光船は、注意報が出ているような日に出航したのだろう。

     
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IRって、所詮博打場じゃないのか。

2022年04月21日 | 日記
 観光用語集の中に、『IR(統合型リゾート)とは、カジノのほかホテルや劇場、国際会議場や展示会場などのMICE施設、ショッピングモールなどが集まった複合的な施設のこと。Integrated Resortの頭文字の略で、統合型リゾートとも呼ばれる。21世紀に入ってから日本でもラスベガスやマカオ、シンガポールのような集客施設を作り、国際観光推進に役立たせたいとの動きが出てきた。2002年に超党派の議員連盟が発足し、2013(平成25)年、2015(平成27)年にカジノ解禁を柱とした「特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律案(IR推進法案)」が国会に上程された。2016(平成28)年「IR推進法」が成立、2018年4月には「IR実施法案」が閣議決定、同年7月20日に成立している。』との説明があったが、私には、統合型リゾートという名称であったとしても、所詮博打場を核に観光施設をくっつけたものとしか思えない。和歌山県議会が、国への申請案を否決したそうだが、和歌山県議会は、本来の意味で良識を示したのではなかろうか。パチンコにしてもそうだが、大衆の娯楽といっても、大音量で音楽を流し、画面表示などで、必要以上に射幸心を煽り、客をマインドコントロールしている商売ではないかと考える。これが公安委員会許可の対象となっている意味は、そのまま放置しておくと、ギャンブル依存で生活が破綻してしまう者が増加しかねないし、暴力団などの資金源などになりかねないからであって、なにも、公的に認められた健全なものであるということではない。ところが、警察OBなどが関連団体に天下りするなど、これを利用しようという権力側の隠された意図もあるのではなかろうか。IRにしてもそうで、先行した韓国などでは、カジノで財産を無くしたという人の例が数多いると報じられたことも記憶に新しい。大阪府が計画している夢洲地区の特定複合観光施設にしても、例え全面積の3%に過ぎないとしても、カジノがそれに入っているというだけで胡散臭いものを感じてならない。府や市が多額の税金を使ってまで、その計画に前のめりになっていても、それは大阪府民が知事や市長を選んだのだから、大阪府が、その結果、どうなったって他県の者がとやかく言うべきではないのかもしれないが、南海大震災の津波被害も予想される、そのような場所にそんな施設を造って、その時点でコロナ禍が無かったとしても、インバウンド客が来るかどうかもわからないのにと思うが、しかし、それに国の税金の幾らかも投入されることを思えば、無関係とは言い難いと思う。最近異常な言動をしている橋下氏もどうかと思うが、もし、維新という政党がIR推進の旗振り役となっているのなら、考え直してもらいたいものだ。
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