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my diary

「雄」としての本能

2023年12月31日 | 日記
 文春報道が火をつけたM氏のスキャンダルについては、いくら大事務所に所属しているといっても、他のメディアもジャニー喜多川氏の件のように無視していることは出来なかったようで、フジテレビのワイドナショーでも、一応はM氏に擁護的な装いをしながらも取り上げざるを得なかったようでもあった。また、他の週刊誌等でも次々と記事になっているようで、有名芸人である彼が、取り巻きタレントを使って、タレントに憧れている複数の女性を集めては性的な行動を行っていたであろうことが徐々に明らかになりつつある。
 猿の集団でも、腕力や統率力などに優れたオスが、複数のメス猿と性行為を行い子孫を残すということが自然に行われているが、未だに動物としての本能を残している人間という生き物においても同様のことが形を変えて行われているようでもある。女性の方も、そのように動物的ホルモンを発散している男性へ引き付けられるのだろうか。私は、M氏の芸が面白いと思ったことがないし、むしろ、最近の彼の傲慢にすら見える態度を画面上で見て、嫌な気分しか味わったことしかない。元官房副長官のK氏も、妻と愛人がいて、自らの問題の渦中にもデリヘル嬢を複数回呼んでいたと言われているが、彼の、見るからに精力的な風貌からしても、何となく想像出来るところでもある。「英雄色を好む」ということが昔から言われていて、豊臣秀吉や徳川家康も複数の愛人がいて、その中には人妻であった女性もいたとのこと。動物的本能のある、人よりも活動的なオスの特徴でもあるだろう。しかし、K氏に関しては、セレブのお坊ちゃん出身者ということもあって、我々とは少し考え方にズレがあり、それが岸田首相の政策にも影響しているようではあるが、ともあれ、能力があると認めていたからこそ、未だに岸田首相は重用しているろだろう。恐らく戦国期に生まれていれば一国一城の主ともなっていたのかもしれないし、織田信長のように高転びに滅んでいたのかもしれない。
 しかし、そのような動物的本能のままに行動する人が、現代日本で受け入れられるのだろうか。「不倫は文化である」と言った芸能人もいたが、妻も含む関係者全ての同意の上であれば不倫も許されるのかもしれないし、明治・大正期まではお妾さんを囲うということが普通に行われていたようだ。その上、我が国には、売春防止法という大きなザル法があって、性風俗も当然のように認められているのだから、法律の範囲内なら何をやっても構わないという理屈があるのかもしれない。しかし、女性が嫌がっているのに、それにも関わらず行為に及んでいたとすれば、証拠の有り無しに関わらず、許されて良いものではないだろうし、例え、そのような人物が、政治的指導者であったり、テレビに常時顔を出しているボス的な芸能人であっても良いはずがない。何よりも、構造的な性搾取や性上納ということであるならば、そんなことは許されるべきではない。それは、被害対象者が女性であっても、ジャニー氏の対象者のように男性であっても同様と考える。

 そんなニュースが流れる中で、「アホの坂田」で知られる芸人の坂田師匠が82歳で老衰で亡くなったという。結婚歴は無かったようで、独身芸能人の集まりであるアローン会の名誉顧問とされていたらしい。何か哀れであるような気もするが、多くの人からは慕われていたそうなので、それは当人でなければ分からない。
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年末

2023年12月30日 | 日記
 今日はスーパーへ買い物に行ったが、人が多くて閉口した。コロナ禍の頃を思えば隔世の感があるが、しかし、現在のコロナの感染者数は再び増加に転じており、インフルエンザも加えて感染する危険性はあると思うが、スーパーに来る人のかなりの人がマスクも外しているし、子どもも連れている。必要以上に恐怖を感じる必要は無いが、かといってコロナが無くなった訳でもない。

 テレビが年末の特番ばかりとなって、ブギウギも放送されていない。吉本の芸人の顔も見飽きたし、彼らの芸も見飽きている。M氏だけではなく、芸人も調子に乗りすぎて傲慢になっているのだろう。そのうち、ジャニーズタレントのように突然の危機に直面することもあるのではなかろうか。
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聞きたくない真実が露わになる時代

2023年12月29日 | 日記
 年末の我が家の大掃除も、妻に叱られつつ一段落したが、何気なく、新聞の折り込みチラシを見ていると、スーパーなどでの歳末バーゲンが目につくが、しかし、相対的に値段が高くなっていて、年金生活者の私などでは、とても、手が出なくなっている商品が多いことに改めて気づかされている。例えば、どん兵衛のTV広告で、アンミカの出ていたCM動画が炎上しているそうだが、どん兵衛といえば100円くらいで腹の足しになるインスタント麺として重宝していたのに、最強どん兵衛の値段が、その三倍にもなっているのでは、我々貧乏人層としては、ついていけないとの反発もあるのではないかと思えてならない。

 昭和が、国民を巻き込んだファシズムと、連合軍による軍事占領、その後の復興、高度経済成長とバブルの時代とすれば、平成の時代は、経済停滞と事なかれ主義の時代であり、令和の時代は、何だろうか、SNSなどによる情報過多により、我々が何となく目を背けて来た冷酷な真実が暴かれる時代なんだろうか。例えば、ウクライナ戦争やガザでの紛争などは、一方的な軍事的暴力に対して、如何に市民が無力であるかということを示していて、一方、我が国における消費者物価の高騰は大多数の国民の生活状況を圧迫しており、一部のセレブ層と貧困層との格差(収入、教育、結婚、健康、寿命など)が増大していることが実感され、それが、与党や政府への支持率の低下を招いている主な要因ではないか。それにも関わらず、相変わらず、自民党と各種業界・団体との関係は、世襲議員などによる、自らが当選することのみを主な目的とした利権政治(政・官・業の癒着)が幅を利かせていることが明らかになりつつあるし、また、夢と憧れの象徴でもあった芸能界でも、ジャニーズ問題や宝塚問題、最近問題になりつつある大御所芸人M等による性加害問題など、一部が、乱れに乱れ、パワハラ体質に染まっているのではないかとの疑いも生じている。
 現在、地方からは都会へ憧れて移住していく若い女性が多いが、その中の多くの女性が貧困化したり、出会い系サイトなどで知り合った男性に騙されたり、ホストクラブなどの餌食となったりと、都会に若い女性が集中し、かといって生活費の高い都会での結婚率、出産率も低いままであり、それが、少子化の更なる進行を促し、我が国衰退への構造的な要因ともなっているのではないかと懸念される。


※気になる記事【読売新聞の記事から抜粋】
 吉本興業は27日、同日発売の「週刊文春」で、所属するお笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志さん(60)が、複数の女性に性的行為を強要していたと報じられたことに関し、「当該事実は一切なく、記事はタレントの社会的評価を著しく低下させるもの。取材態様を含め厳重に抗議し、今後、法的措置を検討していく予定」と発表した。 

 ジャニーズ問題は、ジャニー喜多川氏の歴史に残るような多数の少年に対する性加害もさることながら、芸能事務所に過ぎないジャニーズ事務所にテレビ局などのマスコミが圧力をかけられ、北公次氏などの告白や裁判所での喜多川氏の性加害認定判決などにも関わらず、忖度して報道してこなかったことが、新たな被害を生んだという負の連鎖が続いていたことの方も大きかった。今回の松本さんのスキャンダル報道が事実かどうかは、今のところは分からないところがあるが、芸能界の一方の大事務所である吉本興業が、もし、真実を隠ぺいし、それに多くのマスコミが加担するとするなら、こんなに悲しいことはないだろう。私の妻も松本氏のファンのようで、私が、このスキャンダルのことを言ったところ、かなり立腹し、「何故、証拠も無い様なことを報道するのか」と文春を非難しているが、不同意性交であったかはともかく、女性を交えて豪華なホテルで遊んでいたということは、芸能人の奢りであったのではないかと思うし、火の無い所に煙は立たないということなんだろうかとも想像してしまう。
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印象操作、ポピュリズムの蔓延

2023年12月24日 | 日記
 ダイハツに対する凄まじいばかりの印象操作が行われているが、流石に、その影響が大きすぎると考えたのか、ダイハツの各車種への陸運当局による検査が行われ、それにパスした車種から販売が認可されるということで決着が図られるようだ。同様の印象操作は、突然のような自民党各派閥の政治資金パーティーの報道についても言えるかもしれない。自民党の一部候補が、選挙などの時に地元県議などにお金をばら撒いてきたことは過去の検挙例などでも明らかであったが、その原資にこのようにして作られた裏金が使われていたかもしれない。でも、そのことは、以前から知る人は知っていた公然の秘密ではなかっただろうか。自民党における家業としての二世議員の問題や利権体質についても周知のことであり、アベのミクスなどは、その本質を隠したポピュリズム政治であったかもしれないが、検察庁の捜査が入ったからといって、今更のように検察庁側からの意図的なリークに乗って報道し始めるマスコミもおかしい。
 ジャニーズ問題にしても、ジャニー喜多川氏による卓越していたプロデュース能力と、メリー氏などからのテレビ局等に対する巧みな工作によって多くのファンを獲得していたが、同氏の死亡後数年にして、今更のように性加害が問題視されているのも、BBCという黒船があったとはいえ、今度は、反ジャニーズへの印象操作がされて度を超えたジャニーズ叩きとなっているのかもしれないと疑っている。もっとも、日本国内でしか通用しないジャニタレの需要は、早晩、減少していく運命であったのかもしれない。

 このように、政治や世の中の出来事に無関心な大衆を操作しようとする勢力は、我々の日常に大きな影響を及ぼしている。テレビやSNSなど毎日送られてくるメディアの印象操作が大きな成果をあげていることは言うまでもない。
 とかく綺麗ごとで済まそうという風潮が、我が国に満ち溢れている。少子化問題も、異次元の対策などといっても、見当違いで、効果が限定的でしかない対策が予定されているが、若い人が結婚して子育てしようかという意識付けと環境整備がなされない限り、少子化と人口減少の勢いは止まりそうもない。徳島県などは、人口が70万人を切ったところであるが、このままでは、25年後には40万人を切るところまで減少するかもしれないし、人口減少と生活インフラの縮小は、予想よりも急速な勢いで県民人口が減少する可能性もあるかもしれない。まさに、ここまでくると、見当違いの綺麗ごとだらけの無駄な施策などを実施するだけの余裕が無いのである。
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小型テレビの回収で4700円は高いか?

2023年12月23日 | 日記
 20年前に買った液晶の小型テレビがあったが、地デジ化となって使用しなくなって、そのままクローゼットに仕舞っていたところ、近所で不用品の回収業者が来ていたので処分に出したら、小型家電ということで4700円の処分料金を取られた。私の心づもりとしては、処分料金としては3千円少々ではないかと勝手に思っていたので、少し心外であったが、今更持って帰るのもどうかと思い、そのまま料金を支払ったが、朝から大損をしたような気になり少し気分を損ねている。
 我々庶民は、こんな少額の金額でも憤慨することがあるのに、やれ、ウクライナの支援に6千億円とか、万博に何千億円もの税金が必要だとか、政治家は何をやっているのだろうか。その上、パーティを開いては、企業などから裏金となるお金を集めて、夜な夜な銀座で豪遊し、女遊びをしているのだろう。呆れて物も言えない。
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