最近のテレビドラマは、どれも面白くないと思っていたところ、「セクシー田中さん」には、何か惹かれるものがあって見ていた。その、セクシー田中さんが急死したというニュースの表題を見て吃驚した。よく見ると、漫画原作者の芦原妃名子さん(50)が急死したということらしい。ドラマ化に当って、原作とは少し違う方向であったらしく、原作者が局側と話し合って、最終話は芦原さんが脚本を書いたらしい。そのことを芦原さんがSNSで呟いたのが炎上したらしく、それを苦にして自死されたようだ。私は原作漫画は読んだことは無いが、どうも漫画の田中さんも、かなりセクシーなようだ。でも、何故、芦原さんは自死を選んだのだろうか。彼女がつぶやいた結果、脚本家を非難したようになって気に病んでいたのだろうか。でも、それで亡くなってしまったら、関係者は、余計に後味が悪くなりはしないだろうか。ともあれ、才能がある方が亡くなるのは残念で仕方がない。
世の中には、例えば、小型月着陸実証機のSLIMのように、逆立ちして着陸して太陽光パネルが作動しなくなっても、太陽が別の角度から照らすのを待ってから動き出したということもある。芸人の渡部さんのように、世の中から袋叩きのように言われタレント生命が終わったとされていても、逆に自らが少ないチャンスを生かし、復活の道を探しているような人もいる。彼女は、繊細な神経の人で耐えられないと思ったのかもしれないが、芦原さんは、あれだけ素晴らしい作品を世に出したのだから、堂々と生きて、恥じらうようなことは何も無かったと思う。