雪の中の「スザンヌ・ヴェガ」ライブ（ビルボード東京）。 当然、俺は「ジプシー」！

23日の夜
六本木は雪}に覆われていた

そんな中
俺のアイドルだった女性
スザンヌ・ヴェガを
「ビルボード東京」で見た

あの美しい声こそ変わらないものの
さすがにお年を召した様子
どうやら52歳
とのこと

ああっ、愛しのスザンヌ
は、すっかりとマダムに

で、肝心のコンサートは
エレキ・ギターのジェリーという人とのデュオ

この人が機材系の人で
エフェクトやらフレーズ・レコーダー
やらを使いまくり
スザンヌのアコギに花を添えている
時と添えてない時が

明らかに過剰に弾き過ぎだね
ってところも多々あり
個人的にはスザンヌの弾き語り
の方が嬉しかったなぁ

実際ショーで一番だったのは
「ジプシー」
の弾き語り
でした

俺この曲大好き

ニューヨークでの子供向けサマーキャンプに
先生として参加した18歳のスザンヌが
そこで出会ったリヴァープールから来た
男の先生（美術）に
恋をしてしまい
サマーキャンプ中に曲を作り
最終日に彼に贈った歌

本当に素敵な歌で
名作「Solitude Standing」に収録

このアルバム
「トムズ・ダイナー」
と
「ルカ」
が有名だけれど、
「ジプシー」も忘れて欲しくない

俺が曲を書いて
それをプレゼントするようになったのは
このエピソードがあまりにも素敵だったからだ

まあ、とにかく
この曲は歌詞も素晴らしいのよねぇ

「ルカ」の歌詞も
問題定義で素晴らしいのだけれど
その間逆の純粋な
そして、信じられないくらい感動的な
ラブ・ソングなんだよねぇ

とにかくショーのピークはそこでした

会場は温かい感じで
オープニングＳＥが
ニール・ヤングの
「Long may you run」だったり

その代わり
ショーの後は雪の中
「奥方」の運転する車で
命からがらの帰宅
だったけれどね・・・

ああっ
「ジプシー」聴こうっと

＜1/27 MASH＞
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