「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

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ジョーカーウーマンの「明日もボブで狂うわよ!」(第9回) 日本公演決定!そして私は…

2019-11-28 09:32:39 | BOB DYLAN

なんてことでしょう!

なんてことなんでしょう!!

私の想定としては、2018年フジロックで新規ファン獲得(フジロックの潤沢な宣伝費用と注目度すごかった)、そして2019年春日本ツアーだったのに。。。
蓋を開けたらドイツばっか、、、そんなにドイツが好きか?日本は?日本はあれで終りだったのか、、、、。

もう日本公演はないのかも。。。。

絶望の余り、NY公演(+ワシントンDC)のチケットと往復航空券も買ってしまった後、、、

まさかのZeppツアー!

どうする、私!?

「関係者によると、ディランの日本愛、会場の雰囲気が好きという思いがツアー実現につながった。」という記事があったけど。
「ディランの日本愛」

「会場の雰囲気が好き」

ボブ・ディランのマネージャーの社交辞令も多分に」あるだろうとは思うけど。

この際、信じてもいいんじゃない?

この際、真に受けて盛り上がりましょうか?

観客全員(ざっぱに言ってですが)が全曲をこんなにも真剣に聴いてる会場は余り記憶にないです。

たとえ帽子しか見えない状況であっても、3000人くらいの人の全注意がボブとバンドに集中してる会場なんて特殊。

日本人からしたら、めっさ高いお金払って音楽聴きに来てるのにちゃんと聴かないのが意味不明すぎるけれども。

アメリカの観客、喋ってるし、スマホ見てるし、途中で帰っちゃう(無礼打ちにしたい)。

しかも日本では写真撮るのが厳禁コンサートたくさんあるので、おおっぴらに写真撮りません。(見つからないように撮るのがうまい)

ボブ、写真嫌いですから、ウィーンでアンコール中断して怒られましたから。。。

写真撮らない+観客がショーに集中してる+異様な盛り上がり。

Duquesne Whistleの途中の掛け声は日本だけですから。
そもそも、あれいつ発生したんでしょうか?
(※来春公演では、Duquesne Whistleは復活しないと思われます)

このブログの主、マッシュ兄あたりが仕掛け人だったのかしらん?
《その通りです!つい感極まり一度、私が声を出したら周りが反応して恒例になった模様です(笑) Mash談》

あげくはScarlet Townでも掛け声が入るようになって、
「さすがにやりすぎでは?」の声もあったようですが、
私は良かったと思います。

ボブ笑ってたじゃん!

ボブ笑ってたといえば!
現行の北米ツアー、ボブ笑ってます。

目が険しいから口角が上がっていても本当に笑ってるのか判断に迷うことが多いけど、
本当に笑ってます。

そして現行ツアーも絶賛の嵐。

その他、

・バンドメンバーが一部変わった
・バンドメンバー変更に伴って久々のメンバー紹介
(無い日もあります)
・バンドメンバーではないが、歌わないバッキングコーラス隊としてマネキンの男女導入
・ギター弾いたり
・不動の一曲目と思われたThings Have Changedが消えBeyond Here Lies Nothin'登場
 急逝したRobert Hunterへの追悼でしょうか?
(現在はTHCへ戻る)
・ピアノ種類の変更
・ピアノレイアウトの変更
(背中側が嫌で左ブロック買った私はどうなる!?)
・まさかのLenny Bruce しかも、すっごく良い
・まさかのNot Dark Yet しかも劇的なアレンジ 
え?と思うけど聞き出すと癖になり、ずっと聴き続けたくなるような魔法の曲と化してます

等、マイナーチェンジはあっても、
鳴り止まぬ絶賛の嵐は変わらない!

これを書いてるのは、日本公演(1次発表の14日分)を購入して一段落の日ですが、
掲載されるのは正にNYCに出発前夜です。

Beacon Theatre 10夜と追加で出たAnthem公演行ってきます。

最後のAnthemでは何故かレギュラープライスでセンターブロック最前列取れたんです。

どうしよう、、、メッセージとか最後に掲げようかな。
「日本があなたを待っています!」とか。。

アホかな?
いや、既にアホですけど。

それでは!

次回は2020年日本公公演直前に当たるNY公演レビューの予定です。

《ジョーカーウーマン》