「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

Mashエッセイ『今年最後の記事』も『ボブ・ディラン』!今こそ『2023年日本公演』を総括する!

2023-12-31 10:27:01 | BOB DYLAN

『ボブ・ディランの人』
と思われがちな俺でR!

まあ昨日も『ボブの記事』を書いた手前
「あながち間違いでもない」から
今更、何も言えな俺だが、
ココでハッキリさせておきたい事が有る。

「俺はボブのファンではない!」

「じゃぁ何なのよ?」
と言われそうだが(笑)
俺は毎度毎度、こう説明することにしているんだ。

「ボブの音楽にヤラレタ人間なんだよ!」
ってね。

ボブ自身に俺はミーハー的な気持ちは無く
『その音楽の凄さ、美しさに酔い続ける人間』
なのですよ!

ミュージシャンである俺的にも
『ずっと追い続けられる素晴らしい音楽家』
であり、
『本当に稀有な存在』
でもあるんだ。

そう!あくまでも
『彼の音楽が素晴らしいのだから、俺を打ちのめ続ける』
って話!

だから、当然
『2023年度のGoodな10大ニュース』
では
『ボブのJapan Tour がトップ』
に躍り出る!

「やはりその音楽が素晴らしかったから、なのさ!」
と言いたい。

勿論『Bad NightもGood Nightも有った』よ。
(この辺りは日々書いていたバックナンバーを確認して欲しいゼ!)

            ↓

https://blog.goo.ne.jp/12mash/c/1c5d2abc191215d0474a79418df47666

ただ、あらためてLive音源を聴いてみると
『全体を通して今回の来日公演の渋さ、ムードの良さ』
を再確認出来るんだよね。

何よりも
『バンドが出来ていく過程も聴けた感じで良かった』
と思うな!

新ドラマーによる初のツアーだったから、
アレンジを変えたり、試行錯誤も見えたツアーだったんだ!

「ボブの歌だけでは良いライブには決してならない。バンドとの一体感が有ってこそ!」
と感じたジャパン・ツアーだったよね。

初回場所の『大阪』と、
その後の『東京』でもアレンジを変えていたし、
当然の様に公演の最終地『名古屋』でも
やっぱりアレンジを変えていたりしたよね!
そーいう意味では興味深いツアーだったよ。

勿論
「前回2016年の来日公演はバッチリとタイトでムーディーだった!」
でも、もうあのメンバーを懐かしみ、欲しても今や帰って来ないからね・・・。

で、俺自身が年を重ねたってコトも有るんだろうが
『俺が好きなボブのアルバムって割と最近の盤が多くなった』
んだよ。
『シナトラ系』

最新作の
『Rough and Rowdy ways』
とかも最高だと思うしね!

「ボブに何を求めているのか?」
ソレは、人それぞれなのだろうが
少なくても俺は
『彼が素晴らしい音楽を作り続けて、歌い続けて欲しい!』
と願っているよ。

ただ、
『Rough and Rowdy ways』
が彼のラスト作と言われてもガッカリはしないさ。
あれ程まで沁みるアルバムは無いからね!

日本公演以降の
『ヨーロッパ・ツアー、アメリカン・ツアーも絶好調!』
と漏れ伝わるボブ。
(俺自身、音源でもソコは確認出来ているゾ!)

嬉しい事に、
「ボブは、まだまだクタバリそうに無いぜ!」
それどころか
『老いて、なお盛ん!』
って具合なのさ!

読者諸君!
『ボブの音楽を聴きながら年を越す・・・』
なんてのもイイゼ!

では、皆さん
「良いお年を!」

来年は『毎日更新』もお楽しみに!

《編集長「Mash」筆》

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