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《 しりとり名曲大全集 》 ( 第13回 ) 「遠くで汽笛を聞きながら」(アリス)Text by MASH

2021-06-16 14:14:07 | 編集長と副編集長の名曲紹介「しりとり名曲大全集」

今回のしりとり・・・
お題は「ト」だ!
「ト」で始まる曲って、
それこそ結構あってね!

大御所の名曲でもイイし
ブルースの名曲でも書こうか・・・
な~んて思いながらも
今回は「こんな1曲」を選んでみた。

『遠くで汽笛を聞きながら』 By アリス
作詞:谷村新司 作曲:堀内孝雄

70年代半ばから
「日本の音楽シーン」
を引っ張った彼らも
今や70代に突入しているわけですね・・・

それこそ、俺の幼少期には
彼らの「解散公演」が大きな話題となっていて
レコードなんかで音は聴けた・・・
そんなグループなんだけれど
いやぁ、俺の母親が好きでねぇ(笑)
結構「普通に聴こえて来た音」なんだよ。

余談だが
「堀内さん(ベーヤン)」

「ソロ公演」
は何度か母に連れられ観ているんだが、
アリスはまだ観ていないから
「一度は見ておきたい!」
んだよ、俺。

で、アリスが素晴らしかった部分って
「谷村さん(チンペイさん)」

「堀内さん(ベーヤン)」
と云う
「シンガー・ソング・ライター陣」
多種多様な曲を書き上げるワケで
2人の才能溢れる共作に名曲が多いんだ!

そして「そのコンビ」を支えるドラマー!
そう!「キンちゃん」こと「矢沢さん」
(彼もアリスで多数作曲をしていますが・・・)
叩くタイトなドラム!
が、ロック・バンド的にまとめ上げちゃうのよ。

ちなみに、よく聴いた盤は
やっぱり「ライブ盤」だね。
「武道館のヤツ」
(メイン写真「栄光への脱出」)

「後楽園球場のラスト公演」
で、絶対キマリだろ!

で、この曲は両盤に収録されていて
エンディングに近いところでプレイされているよね。
当然、ライブでも泣かせるワケさ・・・
そんな「ロック・バラードの名曲」であり
鍵盤とバンドのバランス
そして「ベーヤン」のシャウト!
が「もうタマラナイ」んだ!

「チンペイさんの詩」

「ベーヤンのビートリーな作曲」
がマッチした「彼らの代表曲」であり
俺も大好きな曲だからこそ、
この「名曲しりとり」で取り上げた。
ぜひとも後世に残したい・・・・
まさに「そんな一曲」に他ならない!

そして何度も言うが
「ライブ盤」
もしくは
「ライブDVD」
等で
「アリスのライブ」
も、ぜひ味わって欲しい!

いつの時代も
あえて「アレンジを変え」ながら
その時代、その時代で
「ロックのお手本的演奏」
が聴ける!からね。

ちなみに写真の
「78年の武道館ライブ」
を収めた
「栄光への脱出(2枚組)」
では
「チンペイさんのMC」
もメッセージが強く、
アリスの良さが存分に詰まっているゾ!

そして、ココで聴かれる
『遠くで汽笛を聞きながら』
こそ、間違いなく
「ライブのクライマックス」
であり、全編で聴かれる
「キンちゃん」の「タイトなドラム」
笑っちゃうほど見事なのだ!

特にこの曲では
「ベーヤン」の「ロックなカウント」から
すでに
「オーバードライブ全快でハウっちゃってる・・・」
そんな
「ハードエッジなリードギター」
と噛み合うように
「ドラムをグイグイと入れて来る!」
ワケよ!

そんな
「怒涛の叩きっぷり!」
に幼少時代の俺は結構ヤラレタんだ!

「静寂」を切り裂くように入る
「コレぞ、Rockドラム!」
と呼べるサウンドはどうだ!

「タイトなタム回し!」
そして
「シンバルのアタック音!」
終いにゃ
「バスドラの連打!」
まで!
全てが「俺のドラム・プレイ」
影響を与えているんだよ!

バンドマンやドラマーも、ぜひ一聴あれ!

と、いうことで
次は「ラ」!
さあ、副編集長!
何を出してくる?
乞うご期待だ!

《 編集長「MASH」筆 》
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