12の楽しみ!

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製土は続く

2015-08-13 22:05:47 | 陶磁
製土の続きの続きである。
今回で3回目。もし次あれば製土、その4としよう。(笑)

四苦八苦しながらの製土は方法を変えてみた。

まずは粉砕。




随分長い間放置していた原土はよく乾燥している。
なので水なしでポットミルへ投入し擂ることにした。

ちょっと入れすぎだけど。(笑)




音がしなくなるまで擂るとご覧の状態。
原土は木節粘土。木節は粘りが強いことで有名。ポットの内側にしっかり固まり付いてしまった。




ハバリ(剣先)やかきべらでなんとか取り出してそれを篩にかける。
一度粉末にしたものは固まっていても手と篩の網で崩せる。




きれいな粉末状態。




あっ!
これって・・・これだよな。(笑)




木節粘土だけでは成形から焼成までは難しいので色々ブレンドすることになる。
その一つがこちら。




蛙目粘土。同じ工程で精製した。
木節ほど粘りがないのでやり易かったがケイ石(石英)分があるのでしっかりミルを掛ける。

ひたすら粉砕、ミル、篩の繰り返し。
結構な量がある。しかもまだ3種類ぐらい原土がある。
でも不思議と嫌にならない仕事なんだな、これが。(腰には来るので気を付けながら)

土作りの苦労を通して色んなことを学ぶ。

しかしいつ成形できるのかしらん。