猿投山 2023.4

久々の山歩きは、リハビリかねて猿投山。

スキーで痛めた股関節は、じん帯なのか、筋肉なのかよく分からない。

歩く分には大丈夫だが、走ったりストレッチをすると痛みが走る。😫

肩もそうだが安静にしすぎると、固まってしまうので多少の痛みは我慢して動かさないと。

 

天気が崩れるとの予報を聞いて行けるのは今だと軽めのザックで出発！

サクッと登って降りてくる予定だったのだが・・・。

 

好きな言葉に『山笑う』と言うのがある。春の季語。

春先新緑が明るい日差しに山がモコモコしている感じがまさに笑っていると言える様相だ。

駐車場に入りそれを見る。

山笑う。😄

 

 

まだ山桜が残っていた。😍

 

 

平日なのに、結構な登山者だ。

今日のザックは軽め、『リハビリ、リハビリさっと登って、さっと下りて来よう！』と歩き始めたのだが。

まあ、桜吹雪がキレイ。

 

 

春の花が咲き思わず立ち止まり写真を撮る。

まだ、１００ｍも進んでない（笑）。

コバノミツバツツジ。瀬戸の山あいにはたくさん咲いている。

 

 

サルノコシカケの一種。キノコは奥が深い😅

 

 

スミレ。ピントが甘かったので、ちょっと加工してみた（笑）。

 

 

やっと登り始める。若葉がきれいだ。

年配の方が多い。横を通り過ぎる。

 

 

沢沿いに歩く。標高629ｍの低山だけどこの沢が枯れることはない。山の保水力はすごい。

 

 

少し標高が上がって。遠くは春霞ね。

 

 

今日は遠望できず。

 

 

山笑う。モコモコ感。

 

 

この横にズレた階段が実に上手くできている。と毎回感心するのである。

登りは足幅狭く、下りは大股でも歩けるという優れもの。

 

 

ニガイチゴの白い花。たぶん😅

 

 

やっと鉄塔のところ。名古屋方面を臨む。ビル群がかすんでいる。

 

 

チェーンソーの音が響いていると思っていたら、登山道の整備。お疲れ様です。ありがとうございます！

 

 

コバノミツバツツジ、ピンク色が緑に映える。

 

 

シダも元気だ。

 

 

トレイルランナーには、走りやすいのでよく出会う。

 

 

見慣れない葉っぱ。と思ったら、植栽されている。

1000～2000㎞も移動する蝶アサギマダラの幼虫が食べるキジョランと説明が書いてあった。

しかし、見通しの良い丘などではなく山の中まで来るのかな？と思って調べたら猿投山でも来ているらしい！

まだアサギマダラの本物を見たことがないので、いつか出会えると嬉しい。😆

葉っぱの毛虫は、何かの我になる（笑）。

 

 

ツクバネガシ。シイタケの原木になるらしい。😮

 

 

別道との合流するところから町を臨む。

 

 

深い緑の葉に深紅の花が印象的な藪椿（ヤブツバキ）。

昔から、日常的にいろいろと利用されてきた。生け花はもちろん、材は盆や椀に加工したり、種子から採る椿油は有名。

灰は染料や陶芸の釉薬にも使われる。白いヤブツバキもあるが自生地は限られているらしい。一度見てみたい。😃

 

 

やっと頂上に到着。全然、サクッと登っていない（笑）。人多し。

 

 

のどかである。

後ろの年配グループのお喋りがなければ・・・（笑）。

 

 

黄緑とピンクが良い感じ。

 

 

気になる樹。

 

 

お昼を迷ったけど、食べることにしカップラーメンにお湯を注ぐ。

そのうち人が入れ替わり、団体さんは豊田方面へ降りて行った。

食後のコーヒー☕は、静かに味わえた。😊

 

上手に作ってあるな～

 

 

下山は、途中から別道で。

アカシデが立派。頂上付近にはこのアカシデが結構自生している。見るからに堅そうだ。楽器にも使われるらしい。😲

 

 

花の後に、葉が３枚出るので、コバノミツバツツジ。

 

 

逆光のヤブツバキ。

 

 

山桜の葉は、赤みを帯びているのでそれと分かる。

 

 

また、作業中の職人に出会った。ちょうど枯れ木を伐採するところだったので、見学させてもらった。

なかなか見られないので、グッドタイミング！😃

チェーンソーでそのまま切り倒すのかと思っていたら、最後はワイヤーで引っ張って倒すのか。場合によるのかな。

細めの木だけど、なかなかの迫力。

 

 

さて最後の登り返し、新緑に囲まれた雲興寺の屋根が見える。

猿投山から岩屋堂に抜ける道は、東海自然歩道の一部。

 

 

北面には、まだ山桜が残っている。

 

 

山を下りて来て、ふと切り株に石ころを見つけた。

遊び心が動く。ロックバランシング！

 

 

少しだけハート形。😆

 

 

さっきのは、簡単に積めたけどこちらには時間がかかった。上の石は少し重かった（笑）。

 

 

反対側から見るとこんな感じ。

登山道の横で積んだので、写真を撮り終わると危ないので崩しておく。

 

 

ここで15～20分ぐらい遊んだかな（笑）。

さらに・・・

工房の周囲にもたくさんあるシャガがキレイ。種ができない植物なので人々が株を植えて増やしたのである。

人気のない山中で見かけたら、昔はここにも人が住んでいた証となる。

 

 

ショウジョウバカマ。『希望』って花言葉があるらしい。すっきりとした個体だなあ。😍

 

 

これ、何の花だろう？と思って本、ネットで調べまくり。

やっと分かった。クワガタソウ！

昆虫ではなく鍬の方、実と茎がそう見えるらしい。今度見に行ってみよう。

 

 

２時間ぐらいでサクッとリハビリ登山のつもりが、予定より1時間半も余分に掛かった（笑）。

春は花が咲き、伐採作業も見ることができて楽しい登山となった。

近場なのでまた行きましょ。😊

 

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