瀬戸から70㎞あまりの美浜町へ出かけた。
野間郵便局旧局舎は登録有形文化財。
なんでも、郵便制度が始まった明治初期に廻船問屋・味噌醤油製造業を営んでいた森田伊助が明治 13 年(1880)に5等郵便局初代局長として旧野間郵便局舎近くにある自宅の一部を事務室に改修して開局したことが始まりとのこと。
野間郵便局旧局舎は、伊助の孫の森田定吉が、昭和 6 年(1931)に現在の地に新家として建設し、普通3等郵便局3代目局長として引継いだ建物。なるほど~🙄
解説によると
知多半島の伊勢湾側に建つ、もと郵便局舎。大屋根と、中央前面に張出す玄関の屋根を半切妻とし、玄関の左右屋根上に切妻のドーマー窓を配して特徴的な外観を形成する。外壁の横板張に上下窓を配すなど瀟洒な洋風意匠になり、地域のランドマークとして親しまれる。
なかなか味わい深い。
さて、本題はここからです(笑)。
この横を通り・・・
見えてきました。
頂いたDM。水野俊治陶展。
会場は旧森田定吉邸。そう、先ほどの郵便局の三代目の邸宅。リフォーム仕立ての玄関。
水野先生と作品。
窯業専門校時代に轆轤講師として指導をうけて、専門校終了後もずーっとお付き合い?させて頂いて現在に至る。工房・自宅によってご馳走してもらったりしている。😊
こちらの割れた壺。穴窯焼成中に薪が当たり割れてしまったのだが、逆に味わいが出た様子(笑)。
灰被りが良い感じ。
焼成中、停電が起こりデジタル温度計が使えなくなったそうだ。
薪窯焼成の経験者が炎の色を見ながらなんとかピンチを超えたとのこと。😆
会場全体。食器や花器が中心の作家である。
こちらは、花器。
花が入ると雰囲気ある。
話が前後するが、こちらの建物は知多郡武豊町で有名な喫茶店『治郎兵衛』(2023.2閉店)の連れ合いの本家となるそうだ。
その『治郎兵衛』のカップ&ソーサーなどが水野先生の作品であった縁で今回の陶展となった。(先生談)
急きょ、コーヒーも出すことになって治郎兵衛ファンが駆けつけて、陶展をメインにする人よりも多かったらしい(笑)。
1年ぶりぐらいに色々と話をして、飯碗を購入。会場を後にした。
せっかくここまで来たのだからとすぐそばの海に向かう。引き潮の静かな海が広がる。😃
何事も長く続けていると、色んな人との出会いや繋がりがあるものだと思う。
経済的財産より、人との繋がりが財産だよな。と年齢が進むにつれて思うのである(笑)。
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