『Remember that time is money』
『時は金なり』と訳される。
時間はお金と同じように大事であるから無駄にするなと言う意味。
時間を無駄にしているか否かは、人それぞれだと思うけど。
ミヒャエル・エンデの『モモ』を思い出す。
その大事な時間を使って山歩き(笑)。
何年振りかの竜ヶ岳。東海環状が近くまで通りなんと近く感じることか。
公共交通機関では、最後タクシーになりちょっと不便。
9時過ぎに到着。山歩きには遅い時間で駐車場にはすでにたくさんの車。
名古屋ナンバーが多いが隣がすぐ滋賀県なのでそのナンバーも見かける。
宇賀渓キャンプ場から歩き出す。
キャンプ場なので、夏は川で泳いだりして楽しそう。今時分は焚火が良いね。
歩いていくと『 ⁈ 』
名古屋大学理学部とある。その下に宇賀渓・地殻活動観測点と書いてある。扉の向こうが気になる(笑)。
『竜の雫』と言うネーミングの湧水。帰りに水を頂いてコーヒーを淹れた。まろやか。😋
遠足尾根入り口を通り過ぎて川へ出る。木橋だけでなく、ちゃんと吊ってあるのはキャンプ場だからか。
小さいけど風情ある滝があちこちに。新緑や紅葉はさぞかし奇麗だろう。
夏なら泳ぎたくなる淵だ。
金山尾根道を行く。かなり急登な樹林帯の中を歩く。
木の根っこがすごい。
岩の中央にヒダが出来ている。片麻岩の特徴らしい。数億年という時間の結果を『今』見る。
土の滑りやすい段差を超えて、見晴らし台に出る。風があるけど良い眺め。濃尾(のうび)平野から伊勢平野が見渡せる。
動画
葉を落とした樹々が一つの心象風景。
竜ヶ岳はガスの中。北風が雲を次々に運んでくる。
遠足尾根との出会いに出る。
見渡す限りの笹原が広がる竜ヶ岳。その名前とは異なるたおやかな山容。
冬は、琵琶湖からの湿った雪雲で結構雪が降る。積雪期に登ったことがあるが、なかなかのラッセルだった(笑)。
頂上到着。見晴らし台よりも上がったので眺めが良い!風強いけど。
小型双眼鏡を取り出す。北東側は名古屋のビル群から瀬戸のデジタルタワーまでよく見える。
あれは我が家か。そこまでは見えない(笑)。南に目を向けると伊勢方面、神島が見える。
遅い出発だったので丁度お昼時間。今度はゴミを飛ばされないようにして温かカップ麺をいただく。食後のコーヒーも😊
記念撮影して下山開始。
少し下りて振り返る。冬の気配。
竜ヶ岳は色々とコースがあるけど時間的に遅かったので遠足尾根で降りる。
ちなみに登りに使った金山尾根は、結構急である。山土むき出しの所や落ち葉も深く下りで使うと滑りそう。
降りていく幾パーティーとすれ違ったけど、大変そうだった。
一首詠みたくなる風景。
海辺の町は四日市市。伊勢湾をはさんで知多半島。中部国際空港セントレアが見える。(煙突の右側に見える島)
シロヤシオで有名な山だが、こちら側は馬酔木(あせび)の群生が見事。どこかの国みたい。
振り返ると竜ヶ岳。また来るね。午後の日を背に受けて。
晩秋の山旅は天気に恵まれ良かった。
おまけ。何度も来ているけど、バッジを見たのは初めてかも。おそらく何十年と変わっていないデザインね。
おばあさんに畏敬を払って購入した。😉
温かく穏やかな天気が続いた今年の秋。山も岩も絶好のコンディション。
毎週のように山へ行ける人が少し羨ましくもある。
登山ガイドになるつもりはないが、もう少し山へ行きたいところ。体力があるうちに山へ登ろう!
時は命なり。
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