狩人の道東放浪記 Ⅱ

定年後道東に移住しました。
しかし2年後、都合により帰郷しました。徳不孤必有隣の旗印は同じです。

お江戸見物(あゝ上野駅) ②

2013年09月03日 | 内地の紹介
さて9月1日は上野駅へ行きました。どこかへ行くために上野駅へ行ったのではありません。目的地が上野駅なのです。
2003年プロボクサーのフアイテイング原田と中小企業経営者によって上野駅広小路口前に建てられた「ああ上野駅」歌碑を見る為でした。

C62が金の卵を乗せ上野駅に到着したようです。彼らを旗を持った職安係員が誘導します。
🎶
どこかに故郷の香りを乗せて 入る列車のなつかしさ 上野はオイラの心の駅だ くじけちゃならない
人生が この日ここから始まった・・・・。♬

歌っていると涙で続けられなくなりますね。最後は「♫・・・胸にゃでっかい夢がある」と結んでいます。そう、この駅なのです。


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お江戸見物(どぜう) ①

2013年09月03日 | 内地の紹介
8月31日から江戸へ行っていました。31日は蔵前に宿泊しました。翌日浅草へ行くためです。
40年程前に連れて行ってもらった「どぜう」に行きました。江戸情緒たっぷりの店です。

店の周辺や建物は思い出せません。とにかく入りました。

いいですね。女中さんが忙しく立ち回り、皆さんは鍋を突っついています。残念ながら此処ではなく、地下のテーブル席に案内されました。
注文は雷門定食(\4900)でドジョウ鍋と柳川鍋が付いていました。酒はビールと熱燗の3合を頼みます。少し煮立ってきたので葱を山盛り入れました。

どれほどうまいか?酒を後2合追加しました。隣の客の会話が聞こえてきます。

女「あんた、もう泥鰌がないよ」
男「ああ、葱を入れろ。割り下もだ」
女「もう泥鰌はないよ。追加しましょう」
男「馬鹿。素人の喰い方をするな。葱と割り下を入れればいいのだ」
女「それじゃあ、葱汁だよ」
男「文句を言わずジャンジャン入れろ」

女「あんた、葱が空になったよ」
男「そうか。おーい葱」
店員が葱と割り下を持って来ました。
男「うまいなあ・・・・」
女「・・・・・・」無言。
永六輔によく似たランニング姿の70少し前、女は小股の切れ上がった30代と、60ちょいでした(写真あり)。江戸っ子の食べ方を勉強しました。

こうして葱を箱に2回そして割り下を追加させ、男と二人の女は帰りました。粋だねえ、江戸っ子は!!
泥鰌は浅葱裏に食わせ、葱を食べていましたよ。

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