悠翠徒然

画像中心

まったりとした午後だったのに

2017-09-03 15:19:33 | Weblog
北朝鮮の核実験報道に、気の毛がひいてしまいました、、、

アメリカがどう出るのか、中国はどうするのか、韓国は、ロシアは、そして我が国は、、、

緊張感が頂点に近づいているように感じます。

それでも慌てず騒がず、平常心でいたいものです。






『水もれ甲介』が始まった

2017-09-03 08:38:51 | Weblog
再放送されるたびに、何度も見てきた、石立鉄男主演のテレビドラマです。

私は石立鉄男が大好きで、
『おひかえあそばせ』
『雑居時代』
そしてこの
『水もれ甲介』が大好きです。

『水もれ甲介』は少しシリアスなところがあるので、好き度からいうと三番目かな。

石立鉄男が演じてきたドラマの中での仕事はカメラマンとドラマー、、、

高校生の時はカメラを趣味に、大学生になってドラムを叩き始めた私に、深い影響を与えたことは間違いないところです。

石立鉄男は晩年、熱海に移り住み、雀荘を経営していたのだとか。

六十代の若さで突然死したことはとても残念ですが、あのテンションの高さを思うと、仕方なかったのかなぁ、、、

雀荘だけは経営しないようにしますね。

競書漢字課題

2017-09-03 07:55:01 | Weblog


『空翠庭陰に落つ』

孟浩然の作った『題義公禅房』の一部分です。

義公習禅寂,結宇依空林。 
義公禅寂(ぜんじゃく)を習わしとし 宇を結んで空林(くうりん)に依る

戶外一峰秀,階前衆壑深。 
戸外一峰秀で 階前衆壑(しゅうがく)深し

夕陽連雨足,空翠落庭陰。 
夕陽雨足に連なり 空翠(くうすい)庭陰(ていいん)に落つ

看取蓮花浄,応知不染心。 蓮花(れんか)の浄を看取せば まさに不染の心を知るべし


現代語に訳すと

義公は静かに瞑想することを習わしとするため
人気のない山林を背景に庵をかまえた。

庵の外には一峰ひときわ高い峰がそびえ
きざはしの前には深い谷が迫っている。

夕陽の光が差し込んで通り過ぎる雨糸を照らし
塵を洗い落とされた木々の緑は庭の土に清らかな水氣を滴らせる。

泥に染まらぬ蓮華の清らかさを見れば
汚れに染まらない心の境地がどのようなものか分かるだろう。

となります。

深い、、、

『夕陽連雨足,空翠落庭陰』の部分が一番盛り上がるところです。

雨が降り山の草木の塵を洗い清め、その雨もやんだ頃、夕陽が差し込み、翠から滑り落ちる水の糸を照らし輝かせ、その清められた水滴が庭に滴り落ちる。

神々しい情景ですね。

これは『悟り』の境地を表しているのです。

ふーむ、、、。

心が穏やかになっていくようですね。

単に『空翠落庭陰』だけをそれぞれが解釈しながら書いても良いのですが、詩の内容に踏み込んでいくと、その奥深さとその素晴らしさに軽い震えさえ覚えてしまいます。

書に命を吹き込む作業として、詩の全体像に迫り、自分の身に置き換えて考え、紙に向き合うことが必要でしょう。

課題のお手本渡す際には、分かりやすい説明をしていますが、競書期間中、稽古が進んでいく中で、詩の内容についてもお話しできればと思っています。

さて、次回からはそれぞれの漢字について解説をしていきたいと思います。



















身体は正直

2017-09-03 06:43:58 | Weblog
先日左瞼の目頭付近が腫れてしまい、医者に行って目薬を点眼して治った!よかった!と思い、そろそろ点眼やめようかな?と考えていたところ、昨日右瞼も全く同じ症状に、、、

両目とも使用頻度は全く同じですものね。

右瞼は大丈夫なのかしら?と考えてはいたのですが、その通りになるなんて、、、

身体は正直、であります。


大学生の頃だったか、高橋先生がお稽古中に目薬をしているので気になって聞いた事を思い出しました。

『涙が出る腺が詰まっているのよ』

全く同じ事に私もなってしまい、お稽古中に目薬をさしている、、、、

幸い、ソッコー目薬を点眼できたので、腫れは一気になくなりました。

一日3回の点眼を、左瞼の為に処方してもらった目薬を、右瞼用として無くなるまで点眼します。

あと二週間分ぐらいはありそうなので、左瞼の経験上完治するはずです。


しかし、涙って、瞼の裏側から出ているんですね〜

確かに、眼球に潤いを常時与え続けるにはベストな場所ですものね。

人間の身体って、上手くできているなぁ〜と、思わず感心してしまいました。

さて、本日は千字文の綴じ会を午前中から行います。

カラフルに仕上がった千字文は、書いた本人だけの宝物になること間違いなしです。

そしてそれを見た者には、精神力の強さを伝えることになり、間違いなく敬われるようになるでしょう。

アドバンテージがついたのです。

ま、そんなことが目的で千字文をお勧めしてきたわけじゃありませんけどね(笑)

あくまでも書技上達と精神鍛錬です。

競書が始まりました。

千字文で鍛えた、腕と心の見せ所です。

楽しみにしていますよ〜