悠翠徒然

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『山岡鉄舟』の書

2017-09-20 17:13:54 | Weblog
幕末の三舟の一人、山岡鉄舟をご存知でしょうか?

『幕末の三舟』は、江戸を戦火から救った勝海舟、高橋泥舟、そして山岡鉄舟の三人のことを指します。

もしあの時、江戸が戦場になっていたら、きっと欧米列強が内戦に介入し、日本は何分割かされた上で、それぞれがどこかの国の植民地にされていたに違いありません。

三舟!偉い!ありがとう!三舟!

山岡鉄舟は身長約190センチ、体重約105キロという巨漢!

向かう所敵なしの剣豪だったそうです。

二階から落ちてくるような上段からの振り下ろしは、破壊力抜群だったでしょうね!

そんな剣豪山岡鉄舟の書をゲットしました。



大胆さの中にも、鋭い切れ味を感じます。

山岡鉄舟は頼まれれば拒まずに書を書いたそうです。

一説にはその数百万枚とか!

ま、それはありえない数字ですが、この作品も多くの作品の中の一つという事になります。

身長差30センチほどありますが(笑)、少しでも心に隙を感じたら、この書を見て襟を正したいと思います。











『第34回全国都市緑化八王子フェア』

2017-09-20 16:46:59 | Weblog
行ってきました!

広い入口です。






国土交通省が提言して毎年行なっている、緑豊かな潤いあるまちづくりを目的とした、花と緑のイベントだそうです。

そして今年は八王子市市政100周年という事で、今年は八王子で行われる事になりました。

音響と出演者のブッキングのお仕事をいただいているので、八王子の富士森公園の現場視察に行ってきました。

行く事を現場に伝えていなかったので、関係者なのに関係者用駐車場が使えない(笑)

公園の周りを何周かしたのですが、コインパーキングが無い!

ようやく住宅街の中に見つけたのですが、それも最後の一台、、、


みんな路駐なのかな?

中に入ると、広い、、、

さすが八王子です。



ずっと先まで花畑〜

平日の今日は少なめの人出でしたが、土日は相当に混み合うようです。

出店で買った特性ハンバーガーは一つ600円。

『特性だからきっと美味しいに違いない』と少し期待を込めながら、スタッフの分含めて四つ買いました。

お腹が空いていたので、ソッコーぱくついてみたのですが、

『どこが特性?』、、、

正味300円の価値も厳しい評価、、、

ペットの烏龍茶も200円だし、ここは富士山の頂上か〜っ!(笑)



10月15日まで開催しているそうなので、お時間ある方は是非お出かけくださいませね。

きっとその頃には、ハンバーガーももっと美味しく仕上がっていると思いますよ〜






『もののけ姫』

2017-09-20 06:19:32 | Weblog
私のジブリ作品ランキングで、一二を争う『もののけ姫』を急に思い出しました。

『もののけ姫』のテーマは何だったのだろうか?

新しきものが栄える時、縄文が弥生に駆逐されたように、古きものは駆逐され、そこに悲劇が生まれる。

その悲劇も新しきものの繁栄によって忘れさられた頃、また次の新しきものによって駆逐され、悲劇は繰り返される。

しかし人間の力の及ぶところなどたかがしれたものであって、所詮万物の法則の上で動かされているだけのこと、、、。

『もののけ姫』に登場するダイダラボッチは、『2001年宇宙の旅』では『モノリス』となって登場し、多くの宗教ではそれを『神』と呼ぶのか、、、

断片的なワードは思いつくけれど、実はもとまってはいません。

ま、作品の解釈なんてそれぞれですから、正解なんてどこにもないのです。

作品の見方とは、個々のそれまでの経験や学んできた知識によって作られた嗜好で感じれば良いのです。

その時の嗜好に合うか合わないかでよいのです。

嗜好は常に変化します。

その嗜好の変化を恐れるのではなく、楽しみながら蓄積していく事も大切だと思います。

芸術の秋到来です。

美術館に行きましょう。

今現在の自分の嗜好にあった作品と出会うことが、楽しみですね!

そして、作品を創りましょう。

日々のお稽古や今現在行なっている競書は、書道の世界では臨書と言われるお稽古ですが、それは全て作品創りです。


お手本を真似る事を臨書といいます。

その臨書には三段階あると言われています。

『形臨』『意臨』『背臨』の三段階です。

お手本の形をひたすら真似るのが『形臨』
文字のバランスと書技を習得しする段階の臨書です。

次に、お手本の文章の持つ意味や、書き手の解釈を深く考察して真似るのが『意臨』
深い洞察力と想像力、そしてそれなりの知識と教養が求められます。

最後の『背臨』は、お手本を裏返しにして書く。
つまり、全力でお手本を超えようとする力、創造力が必要となります。

人位級の方には『形臨』
地位級の方には『意臨』
天位下級の方には『背臨』が、それぞれ成立しているかどうかを、私はみるようにしています。

そして、天位中級の方には独創性を追求し続ける姿勢と、天位下級で養った初等科師範研修の指導者者としての力を求める事になります。

天位中級に上がるためには、ある程度の研修回数と三体の千字文を書き上げている事が必要だと私は考えています。

地位上級で暫く留まる方も多くなりますが、天位下級で留まる方も多くなる理由はそこにあります。

お手本を越え、我々師範を越えて欲しいと思うからです。

天位上級にあがった方には、切磋琢磨し合う和翠塾の戦友として私は受けとめます。
それは師範免許と雅号授与という形に表される事になります。

上記は私の基準ですが、これを私の競書審査の基準としています。

競書頑張りましょうね!