日本では漢字の音読みと訓読みがありますが、その音読みも三つの分けることができます。
例えば『行』の音読みは
『ギョウ』→『苦行』
『コウ』→『銀行』『旅行』
『ギャ』→『行脚』
など、三つの読み方がありますが、
上から順に
『呉音読み』
『漢音読み』
『唐音読み』
と分けられています。
便宜上そのように呼称されていますが、厳密に言うと、その時代に中国全土でその発音が使われていたわけではなく、ある地域の読み方が日本に伝わってきたのでしょう。
ある地域といっても、それぞれの時代の文化の中心地だったり、政治の中心地だったりしたわけでしょうから、当時の公用語の読み方として考えるの良さそうです。
先に入ってきた『行』は『ギョウ』で変わらず、新しい単語があれば、その読みをそのまま取り入れたのでは無いでしょうか。
つまり『苦行』は『クギョウ』のままで、新しい『苦行』の読みが中国で別なものになっていたとしても、それは変えなかったと思われます。
中国大陸では、政権が変わって単語の読み方が変わったとしても、日本では『苦行』は『クギョウ』のまま、『クコウ』にも『クアン』にもならなかったのです。
しかし音読みはの『音』には
『オン』『イン』の音読み
『おと』『ね』の訓読みがありますが、
訓読みの『訓』は、音読みの『クン』しかない、、、
『訓読み』は日本語読みなのですから、『和読み』とかにしなかったのは、とても不思議です。
簡単に調べてみると、漢字の意味を把握する事を『訓』としても使っていたことが、古事記に記載されているらしいのです。
それじゃ、しゃーない(笑)
古事記より古い文献は、現代日本語残っていませんからねぇ
さて、本日は午後から梅ヶ丘で三時間ほどドラム叩いてきます。
ひと月ぶりなので、調子戻すのに少し時間かかりそうです。
朝ごはん、ちゃんと食べい行こっと。