(上の写真=さようなら原発集会に集まった東部労組の組合員ら)
9・19さようなら原発集会に6万人が結集!東部労組から82人が参加
日本政府・電力会社はすべての原発をただちに停止・廃炉にせよ!
9月19日、東京・明治公園で開かれた「さようなら原発集会」に、私たち全国一般東京東部労組から82人が参加しました。全体では5万人の目標を上回る約6万人の労働者・市民が集まりました。原発事故に苦しんでいる福島県からも多くの県民が参加しました。
当日午前11時、私たち東部労組が加盟する全国一般全国協、全港湾、全日建連帯労組は3単産共同行動としてJR新橋駅SL広場に結集し、その足で近くの東京電力本社前で抗議申し入れ行動を展開しました。約500人の参加者が「原発をとめろ!」のシュプレヒコールをあげる中、東電の担当者に申入書を手渡しました。
(上の写真=集会の前段として3単産約500人が東電前で抗議申し入れ行動を展開)
東電前の行動を終えた後、参加者は地下鉄で明治公園に移動。公園は立錐の余地もなく埋まり、入りきれない人であふれました。人波は集会中も最寄り駅まで続いていたそうです。3・11以降はもちろんのこと、近年の大衆運動では最大の結集です。
集会では呼びかけ人の大江健三郎さん(作家)、鎌田慧さん(ルポライター)、落合恵子さん(作家)、内橋克人さん(経済評論家)、澤地久枝さん(作家)らが脱原発に向けた決意を述べました。俳優の山本太郎さんも駆けつけ、ステージ上で参加者と一緒に原発反対の声をあげました。集会後は3コースに分かれて新宿や渋谷などをデモ行進しました。
(上の写真=「原発いらない」のかけ声とともに新宿をデモ行進する東部労組の組合員ら)
この集会が画期的だったのは連合・全労連・全労協というナショナルセンターの枠を超えて様々な労働組合が「脱原発」の一点で大同団結できたことです。さらに労働運動と市民運動が結びついたことです。この力でいまだに原発推進の姿勢を崩さない日本政府・電力会社を追い詰め、脱原発の社会を実現しましょう。