世の中の出来事には偶然なんてない、すべて必然性の成せるわざ。という考え方に私は賛成です。
何か悪いことが起こった場合、自分に責任がまったくないかといえば決してそんなことはないんじゃないでしょうか。
そもそも事の発端というのは、ずいぶん以前から実家の父親に自分が手書きで書いた自分史的なものをワープロで打ち直してくれと頼まれていたのだが、「急がないから暇なときにボチボチ仕上げてくれ」などと言われていたもんだから、ついつい日頃の忙しさにかまけてそのままにしてしまっていたのだ。
それでも、一度はひととおり渡された原稿を打ち込み、プリントアウトしたものを見せたのだが、チェックと共にまたドサッと追加原稿を渡されてしまって、一気にテンションの下がった私はいわゆる放置プレイ状態。
で、最近、父親が督促してきた訳である。
重い腰を上げて保存データを探しにかかったのだが、自分のパソコンには何故か見当たらない。
ああ、そうか、会社のパソコンで昼休みとかにやっつけてたんだっけと思い出して、今日の昼、職場に立ち寄り会社のパソコンを立ち上げたのだが、な、な、な、なんとすべてのドキュメントデータがきれいさっぱり消えている!
おぼろげな記憶が蘇る。土曜日、表示のないCDの中身を確認しようとドライブに入れた際、パソコンから聞きなれぬ変な音がしてたのだ。電子メールを開くのにも半端ない時間がかかって、相談した業者さんにメモリー増設しますか?といわれてた矢先の出来事。機械のことだから故障は起こる。しかし、バックアップも100%完璧に働いてないようだけど・・・と思いながらこれもそのままにしてた関係で古いデータしかコピーされてない様子で、要は今の所、初めからすべて打ち直ししなければならない状況に追い込まれたのだ。
いろいろ反省点はある。
しかし諸悪の根源はやっぱり自分のいい加減さにあることは間違いのないところだろう。
会社のパソコンは修理に出して、データを復旧できるものかどうか分からないが、とにかくこの度は父親に誠意を示さねばならない。今から取り掛かります。それにしてもデータが復旧できなかった際の仕事のダメージを想像すると悶絶しそうだ。
