世界的なベストセラーになっていて今月末の映画公開が期待されているダビンチコードの単行本を日本から取り寄せて読んでいますが、実に面白いです。先日たまたま飛行機で旅行する際、隣にすわったアメリカ人もおなじ本を携えていたのを見て驚きました。彼はハードカバーでした。キリスト教関係の方々には面白いと言う事で片付けられないのかも知れませんが、私にとっては久々のスリラーものです。作者のダンブラウンにすれば所々の挿入が”これは事実に基づく”を強調しています。そんな事もなお一層に興味を盛りたて一気に最後まで読み切れそうです。アメリカのテレビ、ディスカバリーチャンネルではしばらく特別番組を組んで放送していました。五芒星の起源やバラの話しなど我々のまわりにある諸々も「へー、こんなことなのか」と納得させてくれます。そしてダビンチの描いた絵に隠された謎や聖杯の謎に誘って行くのです。読んでから見るか、見てから読むか、映画も必見の一つでしょう。
昨日は子供の日と言う事で、日本の毎日新聞”余禄”にタイトルの事が書かれていました。日本ではまさかこんな事は無いのでしょうが、世界ではまだまだこのような事実があるのを知り驚愕しました。
”前略 ユニセフの世界子供白書2006年版のテーマは「存在しない子供たち」だった。 中略 出生登録されない子はサハラ以南のアフリカで62%、南アジアで70%にのぼり、バングラディシュでは登録が7%にすぎない。過酷な児童労働、人身売買、軍隊への徴用など、家庭や公的な支援の網から置き去りにされた「見えない子供」たちの受難はまず出生時から始まっているのだ。”
平和な国、日本にいては解らない現実がそこにあるのです。まずは現実を「見る」努力を始めたいです。
”前略 ユニセフの世界子供白書2006年版のテーマは「存在しない子供たち」だった。 中略 出生登録されない子はサハラ以南のアフリカで62%、南アジアで70%にのぼり、バングラディシュでは登録が7%にすぎない。過酷な児童労働、人身売買、軍隊への徴用など、家庭や公的な支援の網から置き去りにされた「見えない子供」たちの受難はまず出生時から始まっているのだ。”
平和な国、日本にいては解らない現実がそこにあるのです。まずは現実を「見る」努力を始めたいです。