ゴールドラッシュで沸く頃のアメリカ西部で、ひと時の娯楽を提供していた「フリークショー(ヤラセいかさまショー)」の番組がヒストリーチャンネルテレビ局より放送されていました。そう言えば、戦後の混乱期の日本でも似たような一座が日本を巡業していたと思います。中身は、火を噴く人間、長い刀を飲み込む人間、胴体が二つで足が二本の人間、高電圧を発する人間、ならず者の生首のホルマリン漬け、顔は女性で首から下が巨人などなど世間にはおよそ存在しないと思われる数々を見世物としていたのです。いまならさしずめ虐待とか人権団体から糾弾されそうなものばかりです。こんなものでひと時の娯楽を楽しんで居たのですから、人の性というのも怖いものです。
日本にも進出して世界のウォルマートになっていますが。こちらでは、返品ポリシーが、お客にとっては都合がいい、納品メーカーにとっては頭痛のネタとなっている。ウォルマートと取引しているメーカーは返品の多さに困って、メーカー泣かせとなっているようです。実は私も昨日調理道具を買ったのですが、箱を開けてみるとガラスが粉々。最初は何なのか目を疑いましたが、壊れたガラスの破片でした。返品ポリシーのお陰で即座に別のものと交換してもらいました。いざと言うときには顧客の味方です。日本でもこのように返品を受け付けているのでしょうか?
あの無敵を勝ち誇り、相手のガードの上からもパンチを与えてノックアウトさせていたマイクタイソンも、そろそろ引退のときが来たようです。先週の土曜日にワシントンで行われたケビンマクブライトとのマッチ、6回でダウンされその数分後7回は戦意喪失でラウンド開始の合図があってもリングに戻って来ず敗北でした。このあと彼は引退を表明したのでした。あの顔の威嚇用の刺青も今回は用を成さなかったようです。リングの外でも裁判沙汰で話題をさらった彼です、この後の動向が注目されます。
結婚、離婚、再婚と変動の大きなアメリカの夫婦関係。でも生涯一人のパートナーと添い遂げるカップルもあるようです。そんな50年以上結婚している夫婦が新聞で全面を使って紹介されていました。変化が多いアメリカ社会ですからそんなのも記事になるのでしょうか、写真つきで紹介されていました。それも結婚当時の若かりし頃の写真もあり時代感じさせるものでした。ちなみに65周年というのがその記事の最高でした。
アメリカでは毎年雷による死者が73人、怪我をする人が300人以上になるというニュースがでていました。なにしろ山川があまりなく平らなところが多いので何処にでも落ちてきそうな感じです。先日も雷注意報が出ているときに戸外をじっと見ていると、あの恐ろしいような稲光をなんども観察できました。一度あの稲光を写真に収めてみたいのですが、本当の一瞬ですから難しいですね。
社会人バンド全員集合中年バンド、シンガーは昔でいえば懐メロです。どんな次代にも昔を懐かしんでその復古を願う波は出てくるものです。団塊の世代が大きな比率を占めている今は中年社会人バンドが台頭する絶好の機会でしょう。バンドに限らずいろんな形での懐メロを社会が受け入れるタイミングなのでしょう。でも、懐メロは所詮懐メロ本流にはなり得ませんね。ひと時の口直しなのでしょう。それでも、受け入れられれば、良しです。そんな世間の受容に惑わされず活躍して行って欲しいです。
お酒も麻薬だと言うほどのクリーンな国、アメリカと思いきやかなり麻薬に汚染されているんです。麻薬では古典的なマリファナが近くのカウンティでは人口の7%がしているとか、そうすると洲では4%、全米では5.1%という数字もでてきて、カウンティーの数値がかなり高く憂慮すべき事実が浮かび上がってきます。そう言えば先日用事があって警察署にいったおり、押収した麻薬の用具がショウーウインドウの中に展示されていたのを思い出します。ケシを自宅で栽培していた人が先日逮捕されたというニュースもありました。人が多く集まる場所では子供の喫煙も見受けられる程ですから、悪いことだとの意識もなしに始めてしまうのでしょうか。
往年のロックバンドローリングストーンズがツアーでこちらに9月にやってくるようです。入場料は60ドルから350ドルです。安くないですよネェ。いかなくてもCDはあるし最近のヒット曲はそんなにいいのはないし、それでも過去の影響で来場者は多いのでしょうかネェ。昔のヒット曲、「ペインティッドブラック」を生で聞いてみたいきもしますが、それにしては高すぎるし、決断を鈍らせています。みなさんならどうします。大きな口をあけたマーク、あれはおそらくミックジャガーの口を型どった物なのでしょうね。
このお祭りに行くとこんなにも多くのヒスパニックの人が居たのかと驚かされます。テキサスやカリフォルニアなどのメキシコと国境を接するところならいざしらず、中西部のど真ん中でです。そう言えば、YMCAでもプエリトリコから来たという人がいましたし、アパートや会社の芝生を買っている人たちもどうやらヒスパニックの様です。この人たちは共通の言語スペイン語を話すと言うのが、アジア圏、エイジアンという我々と異なる事です。言葉だけでも彼らは一つになれるのです。エイジアンは悲しいかなそれができません。ラテンの人たちの明るさの裏には遠い昔スペインに征服され自分たちの言葉まで失くしてしまった悲しさを隠しているのかもしれません。
ラテン音楽の好きな人には堪らないお祭りでした。まずは、スペイン料理の定番パエリアで空腹を満たしてそぞろ歩きです。ここあそこでラテン音楽が聞こえてきます。あの角では、ケーナをフィーチャーしたお馴染みの「エルコンドルパサ」、あそこではアメリアッチ。陽気なリズムに踊りだす観客が続出です。踊り出さずにはおられないリズムです。でも、ケーナやアコーディオンの後ろには、なにか哀愁が感じられるのです。はるかな昔にスペインに征服され今は言葉もスペイン語になってしまった。何かそんな遠い過去の悲しい歴史を悲しんでいるようにも思えました。スペイン語が飛び交うお祭りでした。
今や、アメリカでメジャーな存在になろうとするヒスパニック系の人たちのお祭り、フェステバル・ラティーノに行って来ました。金曜日の昼前から、土曜日の夕方まで、2日間に渡るラテンのお祭りです。メキシコだけにかぎらず中南米そしてスペイン系の人達も巻き込んだアメリカ中西部での大きなお祭りです。金曜日は深夜まで騒ぐようです。多数の警察官も待機しているところを見ると大騒ぎがあるのでしょうか。私はその前に帰宅しましたので喧騒を確認することはできませんでしたが、お祭りにアルコールはつきものです。その次は酔っ払いの騒動、これは万国共通でしょう。
こちらのテレビでは、様々なオリジナルな物の製作番組があります。先日のアメリカンンチョッパもそうですが、昨日は古い消防車を改造してBBQの車にしてしまう番組がありました。とにかくアメリカ人はこの季節肉と言えばBBQですから、移動のBBQ車、それも火を消す消防車が、火を使うBBQ車に変身とあれば、聞いただけでも胸がわくわくです。放水銃から火が火炎放射器のように出て、それでチキンを焼く。車体の中央の水タンクの部分は大きなグリルに変身です。この改造車、予算は約50万円でした。変身後は消防(SFFD:サンフランシスコ、ファイアーデパートメント)の宣伝活動や、チャリティー出場して活躍、地域の皆さんのやんやの喝采を浴びていました。
あの独特のフロントフォークが極端に前に突き出て、とてもハンドリングがしにくそうな、長ロングホイールベースのオートバイです。レースレプリカでなく、かと言ってどっしりと構えたアメリカンでもなく、おそらくはアメリカンが極度にデフォルメした形でしょう。見ただけで他を威嚇するデザインです。そのチョッパーをカスタムメイドする過程を毎回見せてくれる番組です。カリフォルニアのオレンジ郡にあるアメリカンチョッパーというカスタムバイクビルダーが舞台です。ポールという親父と息子そしてそこの若い従業員が1週間くらいの限られた期間でカスタムバイクをつくりあげるのです。ポール親子がいつも2人で激しく製作上のことでののしりあうのです。放送には禁句の4文字の連発です。前回は工具で著名な「SNAP-ON」からの特注で随所に工具はその商標をちりばめたチョッパーの製作でした。親父は製作は直接せずに進捗確認と工場の整理整頓を激しく指図するだけです。そしてできた最初のテストライドは親父の役です。息子に「お前が好きにやれるのはまだまだ、俺の言うことが出来なければ出て行け」てな具合です。それでも最後はめでたしめでたしで作り上げるのです。
小野リサのこと☆「小野リサ」さんて、ボサノバ歌手ではなかったですか。以前NHK教育テレビの趣味のギター講座にでていたと思いました。家族がブラジルで音楽レストランか何かその様なのを営んでいて小さい頃からボサノバの環境に居てそのままボサノバ歌手になるしてなったというように記憶しています。ボサノバ独特のコードは音痴の私には大変難しかったので一曲も物にできませんでした。それでもあの、ボサノバ独特のきばらず自然に歌う歌い方は生きることに肩肘張らないおおらかさが溢れていて妙な共感を覚えたのを今でも覚えていますが、あっているかな?
こちらの囚人服は昔、映画で見たような縞模様ではなく、黄色です。ここで小さな疑問ですが?囚人服って、日中のと、就寝用のパジャマのようなのと違うのでしょうか?どうも見ていると、日中と就寝用の区別無く、昼夜兼用のような気がします。昼間の労働をしたあと着替えるのでしょうかねぇ。未経験でよくわからない世界です。何処の地域でも犯罪者が増えてきていて刑務所の手狭で行政の財政を圧迫していると聞きます。そんなご時勢ですから、パジャマはむりでしょうかね。でも、こちらの服役者は権利の主張はしっかりしますから、おろそかには出来ないのです。