デトロイトへの途中でモンローという町に立ち寄りました。モンロー市は、デトロイトから50㎞、5大湖の1つであるエリー湖の西側に位置する農業・工業・商業の三要素を備えた人口約2万2000人の美しい景観の歴史あるまちです。州の中でも歴史のある都市の1つで、西部劇で有名なカスター将軍の故郷でもあります。この将軍を描いた映画は数多く出ていますが実際の評価はいろいろと在るようです。軍の命令を聞かずに攻撃をしたり、最後は部下に銃の弾を十分に与えず戦死させたりと話題の多かった将軍だったようです。多少時間がありましたので、町の歴史協会が作った市内歴史ルートを散策してみましたが、古い建物の多さにビックリしました。1800年代のビクトリアン調の建物が健在で使われています。大きなカスター将軍の銅像も川面に立っていました。
サバイバルと聞くと大層な事と感じますが、今の世の中、そしてこの冬の寒さのなか、低電になると早速、暖房が停止し、これが長く続くとそれこそ生きるか死ぬかのサバイバルとなります。昨年の9月にも突風で長い所は約ひと月の停電が続いたのです。これがもし今、この冬の時期に起こらないとは、誰も言えないでしょう。そんな事から、そんな状態にでも暖をとりながら「生き延びるには、」ちょっとしたセミナーがありました。そこでの新発見は、下着の素材で保温の観点からは、ウール、シルク、ポリエステルが良いと言うことで、木綿はお勧めではないという事でした。いざと言うときは部屋の中にテントを張ってでも、暖をとりなさいというのにも、感心しました。
昨年の5月に購入したワインクーラー(サンビーム/オスター製)が、急に温度設定が効かなくなり、購入した販売店に電話をしたら購入直後でないために、直接オスターに保証と修理を依頼してくれと言う事でした。さっそくネットで調べてみると同様の問題を抱えている人が多く居ることに気づきました。そして彼らも直接解決を試みたようですが、どうやら会社は閉鎖なのか無しのつぶてです。中には購買直後で数回の新品交換をした人もいるようですが、結局は壊れてしまい困っています。中国で製造されヒューズに問題があるようです。1万円の製品とは言え、粗悪品には困ったモノです。
今朝のオハイオは気温29度と下がり、おまけに南西からの低気圧がフリージングレインを運んで来て、交通は混乱。テレビでは急用が無い限りは外に出ないようにと注意しています。警察も人身事故で無い限りは出動しないと言っています。このフリージングレイン(氷晶雨)ですが、地表の温度が非常に低く上空に暖かい空気があるときに起こる気象現象です。木の葉や車など、物の表面の温度が氷点下になっているために、降った雨が瞬時に氷付きます。車のウインドにくっついたのを取るのにはスクレイパーで擦りとるのですが、取った後にまた付いてしまい、困ります。また道路にも凍りつきますから、歩くのも要注意です。
新年の仕事が始まったと思いきや早速、予算の見直しが入ってきました。こんなご時勢ですから当たり前と言えば当たり前です。先の見えない暗闇に入った状態ですから、どこの会社でも同じと思います。当たり前の話ですが、残業は仕事があっての話(このあたりは日本人に厳しく守らせないと、何時までもダラダラがさも仕事をしているような風潮です)それと、出張の見直しです。国内、国外を問わず見直しです。国外出張については厳しく上司による判断が加わり、ビジネスクラスをエコノミーもしくはディスカウントエコノミーの利用となります。国内についても、すでに会議への出席不可が伝えられており、テレビ、電話会議での開催となりそうです。会社のお金への節約意識が低いアメリカ人にとっては格好の教育機会となりそうです。
日本ではあまり話題になっていないのかもしれませんが、ジョン万次郎を救って世話をした捕鯨船の船長の家を保存する動きが報じられていました。それはマサチューセッチュ州、フェアヘイブンと言う町にあります。ニューヨークから車で95号線を北におよそ4時間、人口1万6千人の町です。船長の名前はホイットフィールド船長で、漂流、無人島生活をしていた万次郎をアメリカに連れて行き、民主主義や造船技術を教えて捕鯨で世界をめぐる機会を与えたのです。万次郎も居住したその船長の家が売りに出されていると言うことを聞き、万次郎歴史友好協会が動き出し、日本の聖路加病院の日野原博士などが8000万円もの募金活動を成功させ。船長の家を収得そして改修しました。改修された家は町に寄贈され、「ホイットフィールド・万次郎友好記念館」となりました。管理運営は万次郎の生まれ故郷土佐清水市との友好団体、「ホイットフィールド・万次郎フレンドシップソサエティー」が行っています。機会があれば一度訪れてみたいものです。
オハイオ州コロンバスの近郊には自然保護とその啓蒙活動のためのメトロパークが13あります。今日はその内の一つチェスナットリッジで、「キツツキを探そう」と言うちょっとしたトレールがありましたので、参加してきました。あいにくの天気でバードウォッチングには適しませんでしたし、キツツキも見ることは出来ませんでした。しかし、都会の近くにありながら、深い森の中は別世界で、枯葉が敷き詰められた絨毯の様にもみえました。パークレンジャーの案内で約2時間の散歩でした。寒い時期でも森の中のいろんな造形物や春の到来を待っている植物の鑑賞でした。
日本ではリンゴ果汁といえば、どちらかと言うと透き通った一寸薄い黄色がかったリンゴジュースですが、アップルサイダー、は黄色と言うよりは茶色と言った方がいいでしょう。多くは1ガロンの大きな容器で売られています。リンゴジュースは、加熱殺菌されていますが、サイダーはリンゴをしぼったままで、殺菌されておらず、アメリカでは、リンゴの季節に農園などで売られています。傷みやすいので、冷凍して売られていることも多く、アップルサイダーをアルコール発酵したものも、アップルサイダー(フランスでは、シードル)と呼ばれ、区別するためには、ハードサイダーと呼ばれることもある。アメリカのヴィネガーといえば、リンゴ酒(アップルサイダー)から作ったアップルサイダーヴィネガー。どんな料理にも幅広く使える。その爽やかな香りは、ドリンクにしてもおいしい。カリウムを多く含み、減塩効果に特に優れる。
今年はリンカーンの生誕200年にあたります。彼のゆかりがあった各地では色んな行事が計画されています。生誕地、ケンタッキー州;ホッジンビルには、アブラハムリンカーン生誕地歴史館があります。イリノイ州;スプリングフィールドには、リンカーン大統領図書博物館があります。ここはハイテクを使ったマルチスクリーンで、リンカーンに関係する映画を上映していて、一見の価値ありだそうです。ワシントンには勿論、彼のメモリアルセンターの他、自身が所有していた家リンカーンコッテジもホワイトハウスから少し離れた場所にあるそうです。
新年早々元日に生まれた赤ちゃんをテレビで紹介していました。こういった赤ちゃんとは別に書類手続き上で自分の誕生日を1月1日にさせられている人がいるのです。それは、アメリカに難民として住みついた人たちです。特に1991年に勃発したソマリア内戦で戦争難民として、アメリカに約6000人の難民が移住しています。その内の約80%近くの5000人の人たちがコロンバス地域に住んでいます。そうした人たちは誕生日を証明する書類もありませんし、自国で誕生日を祝うと言う習慣もないことから、正確な誕生日を記憶していません。そうした人たちはすべて書類手続き上、1月1日が誕生日として処理されているのです。それに又困ったことには同姓同名の人が国の習慣から多いことです。そうした事から保険などの手続きで新たな混乱が起きています。
世界中からの即座に攻撃を止めるようにとの忠告を無視しイスラエルも、ハマスも攻撃を続けています。攻撃を止めて平和交渉の席に付けようとするアメリカをはじめとする諸外国のメッセージがまったく無視されています。近在の病院には負傷した人が溢れていて治療も進んでいないようです。ハマスのトップに近い人も攻撃で犠牲になったと言われています。イスラエルの地上軍も国境近くに待機し命令があれば何時でも境界線を超え侵攻をする準備が整っていると言われています。まさに火薬庫に火がついた状態です。
2003年2月1日にテキサスの上空で爆発を起こし地球への帰還を果たさなかったスペースシャトルコロンビアンの調査書類が昨日、NASAより発表されました。それによると、最初の警告の30秒後も最低でも一人の飛行士が生存していて飛行のボタンを操作していたと報告されています。昨日リリースされた400ページにわたる報告書によれば、圧力をかけた宇宙服、ヘルメット、シートベルトに30カ所の改善項目が必要と指摘しています。7人の宇宙飛行士の死因は定かではありませんが、気圧をかけたコックピットでの酸素の欠乏か、急激な機体の回転で飛行士が何かにはげしく衝突したのか、報告書でもその辺りはクリアーにされていません。