でぶぶろぐ

沖縄生まれ、小田原在住。
人生1/2世紀越え、
でぶな私のゆるゆるな日々。

新聞ひろげてぶつぶつと

2018-02-12 23:57:51 | 小生意気な主張

2月に入って、小田原は梅の季節。

冷たい風の中に凛と香る姿は、まさに早春です。

 

閑話休題。

最近ちょっと気になったこと。

 

名護市長選の選挙結果を受けて、

新聞にこんな投書が載っていました。

選挙の結果については

思うところいろいろある方も多いでしょうが

 

街を元気にしたかったり

子育ての制度を充実してほしかったり

住民として当たり前の願いをこめて

票を投じたひとたちが責められているようで

ちょっと悲しくなります。

 

この地域に住む人が投じる票だけが

特別な重さを背負わされている

それこそが何よりも問題なのではないかしら

 

と、投書欄を眺めながらひとりごちる私。


イントレランスのリアル。

2017-10-23 00:30:42 | 小生意気な主張

大きな台風が近づいて、
iphoneで避難勧告の警報音が2回。
小田原って、高潮を起こす海も、
土砂崩れを起こす山もすぐ近くにあるんだった。

さて、そんな嵐の一日、今日は選挙でした。

夜は台風情報と選挙特番で
ずっとテレビを眺める。

特番のラストのコメント。

今回の選挙では
意見が違う人を排除したり
演説に反対する人を出て行けと言い

社会の寛容さが失われていると感じた

 

イントレランスが、リアルになってきた。ちょっと怖い。

 

 


悲しい結末に思うこと

2016-05-30 00:57:53 | 小生意気な主張

米軍属女性遺棄 悲しみに共感 教会に通う米軍人や軍属ら

本当に悲しい結末になってしまった。

マスコミでもネットでも、いろいろな意見が飛び交う中

このブログでどうやって取り上げるか、

いまだにちゃんとした答えが出ないままですが

いま、考えていることをとりあえず。

 

自己責任だって?

はたちを過ぎた女性が、ごく普通の住宅地で

午後8時に外出できない街があっていいのか。

 

サミット前に最悪のタイミング?

じゃあ1か月前に事件が起こったらOKだったのか。

 

また、米軍基地の前で集会が開かれる。

ただ「あそこに基地があるから行け」と言われた人たちの前で。

本当に怒りをぶつける相手は

この土地に米軍基地を置くことを決めておきながら

被害者のような顔をして

「断固抗議する」と言っていたひとじゃないのか。

 

いろいろな思惑の中で、

また問題がすり替えられていくような気がする。

 

はたちの女の子の未来を奪った事件。

被害者、家族、友人、同僚、

行方不明になった女性を心配した

いろんなひとの苦しみ、悲しみが埋もれてしまいそう。

 

ただただ、ご冥福を祈ることしかできません。

 

 

 

 

 

 


あさイチ「沖縄レポート」を見て

2015-05-28 23:42:21 | 小生意気な主張

南沙織の息子アッキーの「等身大の沖縄」レポートが深イイ!

というコラムを見て、NHK「あさイチ」
篠山輝信の沖縄レポート後編を録画してみた。

普天間から北谷、読谷から辺野古へ。

基地と一緒に生きてきた街で
住民の声を聴く。

最近そこらへんの報道番組でよくやっている企画だけど
この番組のよかったところは、

基地について「賛成」「反対」を
明確に意思表示できないひとたちのことを伝えてくれたこと。


沖縄にいるとき、労働組合で5.15平和行進に出た時に、
他の県から来た参加者が
沖縄地元のメンバーの温度の低さに
ちょっと憤っていたことを思い出した。

「地元に住んでいない奴らには理解できっこない」
そう強く思ったことを覚えている。

沖縄にいる人たちは
基地のことをそう簡単に割り切れないのだ。

番組に寄せられたFAXでも

「うちの子供はクラスに米軍関係者の子供の友達がいて
最近のテレビ報道を見るたびに『米軍(=自分たちの友達)は悪いことをしているの?』と
心を痛めている。偏向した報道をしないでほしい」

というものがあった。
普天間高校に通う私の姪も、同じ疑問を母に投げたことがあったという。


「米軍基地がないと沖縄って経済的にやっていけないんでしょ?」
と言われると、本当に頭に血が上る。
あんなちっちゃい島の7割も土地を奪っておいて、
「基地がないとやっていけない」仕組みにしたのはどこのどいつだ。

でも「米軍基地反対!」と言って、
辺野古でシュプレヒコールができるかと言われると
それも私には難しい。

私にとっても、生まれた時からそこにあったのが米軍基地。
ときどき基地の中でやってるカーニバルには喜んで遊びに行っている。
私の家族にも友人にも、米軍関係者と親しくしている人もいれば
結婚した人だっている。

戦争を招くものすべてを
なくしたほうがいいに決まっている。

基地反対と叫んだほうがかっこいいです。
テレビ的にはそれを映したほうがキレイでしょう。

でも、それが言えないひとたちのことも
忘れないでほしい。

番組の中で出たコメントに涙が出そうになった。

「こんな大きな問題の判断を、
こんな小さな集落に押し付けることが酷」




「周りの意識」は変わるのか

2015-05-25 00:08:43 | 小生意気な主張

先週はやたらと会議がらみのお出かけが多くて
土曜日までお仕事でちとしんどい。

まぁ、この時期は毎年大忙しなのでしょうがないんだけど。
そういう会議に出ていてふと思ったことを。

「やっぱり、周りの意識を変えなきゃだめだ」

という発言が多い会議があって

なんだか違和感を感じた。


人の「意識」とやらを変えるのは難しい
っていうか、無理なんじゃないかなとも思える。

昔、上司によく言われたものです。
「いいか、人は変わらないものなんだ」と。

自分が生きていこうとするとき、
障壁になる相手を「変える」ことを考えるのは当然だけど
相手も同じように考えていたら、そこには解決はない。

「変えなきゃいけない」のは何だろうな。

「意識を変えなきゃ」という発言に
違和感を覚えた自分の感覚を
忘れてはいけないような気がします。


自分以外の人も、またひとつひとつの人格なのだから。
それをお互いに認め合いながら、答えをさがしたい。
うーん、理想論だろうか。


まとまりのつかないままだけど
違和感を覚えたことは書き留めておこう。









 


せめて、フェアに。

2015-04-19 23:29:29 | 小生意気な主張

知事・首相初会談 在京全6紙が社説掲載(琉球新報) - goo ニュース

どの新聞も、それぞれの新聞らしい取り上げ方ですね。

この問題は、本当に複雑な問題で
なかなかいちがいに「これだ!」という答えが見つからない。
普天間基地が危険な場所にあることは事実。
オスプレイが朝から夜中まで飛び回ってやかましいのも事実。

そして、米軍基地が沖縄経済の一端を支えていることも確か。
辺野古に移設されることで、潤う人がいることも間違いないでしょう。
その状況下で、答えを出していくことは簡単ではない。

でも、それぞれの都道府県にそれぞれの問題があって、
どんな問題にだって、立ち位置によって見方が変わるのは同じこと。

そして、どの都道府県の知事だって
政府に陳情に行くはずです。
住民が穏やかに、豊かに、安全に暮らせるように
国にお願いをすることは知事の仕事だから。

それは県民が選んだ知事の仕事として当たり前のことであって
それに対して首相が真摯に向き合うのも当たり前のこと。

その対談は一対一で対等に行われるものであって
言いっぱなしの無責任ネット右翼やら
なぜかこの時期に知事の女性問題を書き立てる週刊誌に
口を出される筋合いのものではないはずです。

Yahooニュースのコメントに、
沖縄県知事のことを「同じ日本人として恥ずかしい」と
書いている人がいたけれど

むしろこんな風に逃げて逃げて拒否し続けて、
自分より下の立場の県知事と対談しようとするときに
相手を貶めるような情報を垂れ流して自分をガードするほうが
ずっと恥ずべき態度だと思うんだが。

せめて、せめて、フェアに向き合ってほしい。

 

 

 

 

 

 


選挙でしたねえ

2015-04-13 11:48:26 | 小生意気な主張

自民、24年ぶり過半数=民主は苦戦、共産伸長―道府県議・政令市議選【統一選】(時事通信) - goo ニュース

いくら無風の選挙だったといっても
テレビで開票速報(全国版)やってたのが
NHKだけだったっつーのはどうだろう

選挙結果のリアル分析もしないで
民報テレビ局の皆さんは
どの口で政治を報道するんだろうか?


無記名の世論たち

2015-03-09 23:06:54 | 小生意気な主張

「イスラム国」は問う(6)「日本のメディアは最悪」-邦人人質事件から

確かに最近のメディアはおかしい。

イスラム国の邦人人質事件が
マスコミから消えていくのは早かった。

以前なんどか同じようなことが起こった時は
救出されるまで報道されていたのに。


今度は救出どころか、いのちが奪われたというのに

むしろ「テロに屈するぐらいなら・・」

という論調になっていた。

そんなこと言ってないよ、という反論もあるかもしれない。
でも、国のトップがそういう発表をして、
それをただ放送するだけ。
それに対する質問もコメントもない。

コメントせずに放送する、ということは
肯定している、という意思表示。

このリンクに書いてあるように
世間の気持ちが変わったわけではない。
テレビがいつのまにか
大本営発表機になっているだけだろう。

いまの社会はテレビだけが情報源ではないから
ちょっと前よりは、メディアが世論を操作する力は弱くなっている。
いや、もう露骨に意図が見えるメディアから人心が離れて
twitterやfacebookが世論になっていっているのか。

昔の輪になって書かれた連判状のように、
誰が初めに言い出したかわからないまま
未確認情報や理性を失った感情がどんどん広がっていくほうが
マスコミに操作されるよりもっと怖い。


うまく気持ちがまとまらないけど、
なんだかいろいろと考えさせられました。

と言いつつ、この情報もtwitterからキャッチしているんだが。

 

 

 

 


あんなこといいなできたらいいな

2015-03-02 00:06:23 | 小生意気な主張

気づけば2月は1回しかブログアップしてなかった・・
さぼりすぎました。反省。

2月に書きたかったけど、いま書く。

ちょうど遅い昼休みにやっていた
国会中継の首相所信表明を聞いてて思った。

専門性の高い仕事では、時間ではなく成果で評価する新たな労働制度を選択できるようにします。
時間外労働への割増賃金の引上げなどにより、長時間労働を抑制します。
更に、年次有給休暇を確実に取得できるようにする仕組みを創り、
働き過ぎを防ぎ、ワーク・ライフ・バランスが確保できる社会を創ってまいります。

どうもこの首相は
「成果評価制度」と「長時間労働抑制」が
両立できると本気で信じてるんじゃないだろうか。

他の部分も結構な勢いで矛盾してるんだけど

聞いてみるとなんだか

こんなこといいな
できたらいいな

と書き連ねているようで。

のび太君か!


そんな私のワークライフバランス

2014-10-19 00:33:31 | 小生意気な主張

10月18日の毎日新聞にこんな記事が載っていた。

何のために女性が活躍することを期待されているのか。
それは「我が国の経済社会の持続的な発展」のためだ。
なぜ、女性が輝く社会が必要なのか。
要するに「労働力人口を維持し、労働生産性を上げていけるかどうかが、
日本が成長を持続していけるかどうかの鍵を握っている」からなのである。

ほんとにその通りで、
どんなに美辞麗句を並べても、その思いはスケスケ。

女性の活躍を推進したい、と言われて
その風潮をチャンスにして気合いを入れている女性たちに
水を差すつもりはありません。

ただ、男性の活躍を推進しようと思ったら、
ひとくくりにせずに「あなたの力が必要だ」と個別に言うでしょう。

なぜ「女性」なのでしょう。
女性でも男性でも、持っている力も背景もバラバラなのに。
こういうふうにカテゴリーでくくって対象にしている時点で
オカミの方々にとって、女性というのは
「いま人手不足だからちょっと出てこいや」という
「活用」材料に過ぎないと思うのです。

ところで、女性が社会に出て、一緒に社会の荷物を背負うのなら
男性はプライベートを一緒に背負わなきゃ、という話も
最近ちらほら出てきています。

だけど、いまの世の中、男の人の働く時間の長いことったら。
女性に外に出ろ、というなら、男性の長時間労働もセットで対策しないと
うまくいかないと思うんだけどねぇ。

ってなことを文書にまとめるために
自宅に持ち帰って仕事してる
私のワークライフバランスってどうよ

と自分にツッコミを入れてみたり。

でも、寝食を忘れて、深夜になってでも
とにかく仕事に集中したい時って、やっぱりある。
しんどいけど、集中して、仕事が片付いた時の達成感は
ちょっと他では味わえない嬉しさがあるとも思う。
この思い、男性も女性も一緒じゃないかしら。

きりのいいところでおやつに食べた
お土産の堂島ロールがうまかった。