最近ブログ更新をサボりがちだった。
こんなに忙しい人でもマメに更新してるのにねえ。
(この人のキャラはさておき、ブログは結構面白くて好きだ~)
で、今日もまじめに更新してみる。
私は労働組合で働いているのだが、
東京に出てきたときからずーっとお世話になっていた上司が、退任することになった。
組合の場合は「退任=定年」ではなくて、
多くの場合はもともといた職場に戻るというケースで、
の人の場合もそのパターン。
労働組合で長いこと高い地位にいることはあまりないから、
いずれは・・とは思っていたけど、やっぱり結構寂しい。
ハタチで社会人になってから、いろんな上司に会ったけど、
「本気でケンカできてなおかつ後に残らない上司」というのはこの人だけと言っていい。
特に労働組合なんてところは、ほとんどの上司が企業からの派遣で、
数年勤めればお役御免になるせいか、本気で部下を叱ろうという人なんてほとんどいない。
(下手に叱って嫌われるより、自分の任期中を無事に過ごせればいいや~という感じ)
この上司はそんな中で「部下であっても本気で」怒って、
こちらが反発すればそれに対してさらに本気で向かってきた。
2時間ぐらい言い合いになったことも何度もある。
でも終わったあとは「殴り合いをした男子中学生」のように、
「てめーもやるじゃないか、ハッハッハ」みたいな感じでサラっと終わっていた。
考えようによっては「大人気ない」ヒトでもあるのだろうが、
(なんせ相手が20代のオンナノコでも本気で叱って泣かせちゃうんだから)
なぜか私はこのやり方が合っていたようで、結構働いててラクな相手だった。
(周囲から見ると、ケンカ腰のやり取りはかなり怖かったらしいが)
だからこの上司の退任は、結構喪失感が大きい。
まとめて考えるのもどうかと思うが、6月に沖縄でかわいがってもらった上司を亡くして、
そして今回の一件があって。
いままで自分を取り囲んでいた保護の壁がこわれていくような感覚がある。
それはいわゆる「巣立ち」というやつなのかもしれない。
社会人として、転職した5年前がSecond Stageの始まりとするならば、
これはThird Stageの始まりなのかなと思う。
こんどはどんなStageになるんだろう。
ということで今回の話とは「第三舞台」とはなーんの関係もないのでした。