前の会社を辞めて1年経ちました。
10年以上同じ職場で働いていて
これからもずっと同じ日が続くと思っていたものを
自分の手で終わらせて
なんというか
ちょっと人生が終わった感じがしていたのだが
なんてことなく
人生は続いております。
1年経ったことを
Facebookにお知らせされるまで
気づかないほどに
ピリオドは日々の中に埋もれていた。
大きな事件も
小さなできごとも
そんなふうに、日々の中で埋もれていく。
忘れるわけではないけど、
時間がたつと
転がる石みたいに
痛みや辛さの角がとれて
まるい記憶だけが残っていく。
年とともに、時が過ぎるスピードは増すばかりだけど
それも悪いもんじゃない。