でぶぶろぐ

沖縄生まれ、小田原在住。
人生1/2世紀越え、
でぶな私のゆるゆるな日々。

sweet spring

2016-02-28 23:55:35 | 小田原かいわい

春が来てますねえ。

何で春を感じるかって
目がかゆい。やれやれ。

それでもめげずに散歩に行くよ。

ここんとこ毎年通っている「菓子展示会」。

今年は場所をハルネに移して開催。

いやもう毎年カワイクてカワイクて

会場のあまい香りに、気持ちもふわっとゆるみます。

そのあとは小田原城へぷらぷら。
ひさびさに天守閣のほうに上がってみると

河津桜が満開!

ついこないだまで、ショーウィンドウだけが
がんばって華やかにしていた風景。
花が咲き始めて、ちょっと力が抜けたような
優しいいろどりになってきました。

桜の季節ももうじきですね。

 

 

 


遠つ土地から来た人に

2016-02-24 00:13:47 | Weblog

那覇の公設市場近くにある小さな古本屋が
BSの「ひまわり本屋堂」に出ていました。

この古本屋を見たことはあったけど、
店主の方がジュンク堂書店(池袋本店)出身の方とはびっくり。
彼女の行きつけのコーヒーショップは、
こないだ帰省した時に行った、平和通りの裏手の店で
そのお店の店主もまた横浜出身でした。

最近、沖縄に帰ると
他県出身の人がやっているお店を
本当によく見ます。

そういう人たちのお店は、
なんというか、
沖縄の人がやっている以上に沖縄っぽい。

沖縄生まれのワタシは
単純に「ないちの人はセンスがいいから」
と片付けていたのですが、
この番組を見た時に、ふと、
どうもそれだけではないような気がした。

この古本屋がある商店街の人(地元)が
「他県から来て商売をしている人は、
地の利がない分必死だ」と言っていました。

確かに「地元」には見えない糸がある。
その糸は驚くほど緻密に絡み合っていて、
透明だけど、外からは入れない薄い布のよう。

そんな中で商売をしていこうとなると
必死にならざるを得ないだろう。
ゼロどころか、マイナスからのスタートなのだから。

そしてもうひとつ、
この古本屋の店主の方もそうだけど
沖縄のことを愛して愛して愛しまくっている。

私だって生まれ育った沖縄のことを愛している。
でも、その愛し方はなんというか、
生まれた時からDNAに入り込んでいる愛情で、
あえて外に出す必要がないと思っている。

でも、オトナになってから沖縄を愛したこの人たちは
その愛を他の人にも伝えたくて伝えたくて
なんとか形にしようとしているんではないだろうか。
沖縄の海や空やみどり、
その中に生きるひとたちと伝わってきたもの。

生まれた時からその中にいた私たちは
そういうひとたちが形にした「沖縄」を
目の当たりにして、時折ガツンとやられるのです。
自然に享受していたものの力を思い知らされて。

ふるさとは、遠きにありて思うもの。
そして遠つ土地から来た人に、その尊さを学ぶもの。

 


東京は、センチメンタル。

2016-02-13 23:56:20 | Weblog

年明けからハマっているドラマ。

オトナでも恋をすれば切ない。
いや、オトナだからこそ余計に切ないこともある。
それを演じる鋼太郎さんが
カッコよくてカッコ悪くて。

「小石川の恋」のときには、
もと職場の近くの風景が流れて、
懐かしくてちょっと切なかった。

実は横断歩道をその方向にわたると、
小石川じゃなくて水道橋だけどね。

ちなみに高畑充希ちゃんが語る淡々とした口調の
キビシー突っ込みが、沖縄の姪っ子に似ております。

【ドラマ24】東京センチメンタル #4


猫なんかよんでもこない、けど。

2016-02-12 00:11:17 | Weblog

映画『猫なんかよんでもこない。』劇場予告編

今年初の映画はこれでした。

いやもうかわいすぎる!ねこ!
布団に入り込んできたり、
まだ寝ていたいのに起こされたり
(顔の上に全身で乗ってきて呼吸を止められる)
実家でねこを飼っていた時のあるあるを
思い出しました。

そういえば、安いねこ缶買ってったら
結構ロコツに無視されたっけ。

うちの母は、わざわざグルクン(沖縄の県魚)を
ねこのために買って、猫のために素揚げして
ねこのためにほぐしてあげてたっけ。

「ったくゼイタクな」ってぶつぶつ言いながら
それでも続けてた母を思い出す。

クロちゃんが病気になって
そのいのちを失うまでの時間、
主人公が後悔するところがあって

「もし飼うならソトネコにしたい」派の私には
考えさせられたりもしました。

ねこにとって、どの生き方が幸せなのかな。
ねこに限らず、言葉が通じない生き物を飼うときの
永遠のテーマかも。

その答えのひとつが、この映画にあります。

ねこなんかよんでもこない。

けど、やっぱり一緒にいたくなるのです。


フロアでいつも流れてた。

2016-02-05 21:56:38 | Weblog

 

モーリス・ホワイトさん死去 アース・ウインド&ファイアーで一世風靡

FantasyやSeptemberを聞くと
いついかなるときでも体が動き出す
ディスコ世代としては
ちょっとさびしいニュースです。

ウチのダンナ、このニュースを聞いて

「モーリス・ホワイトが亡くなってガックリしている」

と職場で話したら

若い子たちが誰もモーリス・ホワイトを知らなくて

さらにガックリしたそうな。

またひとつ、時代が終わった感じ。

Earth, Wind & Fire - September


去りぎわのときに

2016-02-03 23:21:26 | Weblog

節分の豆まき式に“あさ”が来た! 波瑠&玉木宏が「福は内」

12月から通勤時間がうんと短くなりまして
スタートも遅くなったことで、
朝の時間に余裕ができた。

ってわけで「あさが来た」を見ながら
朝食、という毎日です。

山内圭哉さん演じる雁助が
番頭を辞めて出ていくシーンがありましたね。

最後に、職場に向かってお辞儀をしていく姿。

ちょっと、涙が出そうになりました。


実は、私も同じことをしました。

職場に最後のあいさつをしに行った日。

帰りに同僚と食事をして、駅で別れ、
そのまま電車に乗ろうかと思ったけど、
思い直して、職場に向かった。

だれもいないビルに向かって、お辞儀をした。

ちょっとキザかな、とも思ったけど
そうしたかった。そうしてよかった。
良くも悪くも、私の人生の1/4を創った場所だもの。

去り際ぐらい、カッコつけていいよね。