ここんとこ、仕事がすごく忙しい。
この時期はもともと年に一度の大きいイベントを抱えて
忙しい時期なのだけど、
今年はさらに仕事が増えました。
おまけに、組合屋さんとしてのもうひとつの業務も
春闘が盛り上がっててついつい気合いが入り
やらんでいいレベルまで入れ込んでしまった。
いきおい、残業三昧の日々。
仕事に集中しているときは感じないけど、
家に帰るとぐたーっと疲れている。
いっぽう、ずっとお付き合いしているココロの病のほうも
調子が良かったもんだから、お薬の量を減らしたのです。
そしたらやっぱり、ちょっと調子が変わった。
職場の環境は変わらないんだけど、
ふだんならやり過ごせるようなストレス(当社比)も
ちょっとナーバスになっちゃったり。
そんなわけで、今日は思い切って代休。
今日の小田原は朝からずっと雨。
傘をさして、小田原城に向かいました。
やっぱり、この花は雨が良く似合う。
5月のほてりを冷ます、優しく冷たい雨。
この小道の先にある図書館は、
2年前、仕事を休んでいた時に毎日のように通っていた場所。
古い学校のような建物は、しっとりと静か。
ちょっと一休みのつもりだったのですが、
ちょうど友人がfacebookで紹介していた「青豆ハウス」の
記事が載っている「暮しの手帖」を見つけたり
買うかどうか迷っていた高山なおみさんの「はなべろ読書記」も
本棚に並んでいて、思いがけず長居となりました。
窓から桜の若葉が見える席で、活字を追いながらうとうと。
この図書館の閲覧室は、机が大きくて席にゆとりがあって
居眠り客もほっといてくれる。
帰りに、呉地珈琲で「はなべろ読書記」を読みふけって
休日は終了。
乾いていた気持ちがしっとりしている。
平日のお休みは、こころにかける霧吹きみたい。