田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

巳の名の付く植物①

2025年01月02日 | 花さんぽ・花めぐり

先月29日、大谷翔平・真美子夫妻に2世(ルーキー)ができたとのうれしいニュース。

性別はあきらかにしていないが、ピンクのベビー服の画像をアップしているので女の子のようだ。

健康に生まれて育ってほしい。おめでとう!

先月27日、夢の島熱帯植物館で「令和七年 巳の名の付く植物展」が開催されていました。

同館では、毎年人気の干支にちなんだ植物をご紹介しているそうです。

今年の干支は「巳」です。「蛇」「コブラ」「スネーク」など、蛇にちなんだ名前の植物です。

年神さまのお使いとされるヘビで、復活と再生を意味するといわれています。

展示植物と過去に撮影した植物を投稿します。

スネークプラント/サンセベリア」(Sansevieria trifasciata)キジカクシ科ドラセナ属

90年代にマイナスイオン植物として脚光を浴びたサンセベリア。英名では「スネークプラント」

ヘビイチゴ(蛇苺)」(Potentilla hebiichigo)バラ科キジムシロ属

名前は諸説あり、実が食用にならずヘビが食べるイチゴ、ヘビがいそうな所に生育するイチゴなど

スネークウィード/ホナガソウ(穂長草)」(Stachytarpheta jamaicensis)クマツヅラ科ホナガソウ属

長い花穂が蛇を思わせることから名づけられた。

ジャビラン(蛇皮蘭)/オエセオクラデス」(Oeceoclades spathulifera)ラン科オエセオクラデス属

葉の模様が蛇のように見えることから名づけられた。

サーペントツリー/センダンキササゲ(栴檀木大角豆)」(Radermachera sinica)ノウゼンカズラ科ラデルマケラ属

英名「サーペントツリー」は大蛇の木の意味。

スネークウッド/インドジャボク(印度蛇木)」(Rauwolfia serpentina)キョウチクトウ科ラウオルフィア属

インド周辺に自生し、根の形が蛇のようであるから名づけられた。

メデュサの首/チランジア」(Tillandsia caput-medusae)パイナップル科チランジア属

生長と共に蛇のような独特の葉のうねりが出ることから、名づけられた。

 


ご挨拶

2025年01月01日 | 花さんぽ・花めぐり

喪中につき新年のご挨拶を失礼させていただきます

お健やかによき新年をお迎えくださいますようお祈り申し上げます

本年も拙いblogではありますが、よろしくお願いします

 

今年、”古希”を迎えます。

古希の名前は、唐の詩人・杜甫が詠んだ詩「人生七十古来稀なり」に由来しているそうです。

「古来より70歳まで生きる人はまれなこと」との意味ですが、今、日本では70歳まで生きる人の割合は男性で84%です。

70歳以上のドライバーは「高齢者講習」を受講しないと運転免許更新ができなくなります。

なんと高齢者講習(自動車教習所)の費用は8,000円(講習手数料のみ。別途更新時に更新手数料2,500円が必要)とのこと。

有効期間満了日は令和8年10月なのでまだ先の話ではありますが、更新費用高すぎでしょ!

高齢者マーク(新型の四つ葉マークと旧型のもみじマークの2種類)

まだ、私は大丈夫ですが、70歳以上75歳未満の場合は「加齢に伴って生ずる身体の機能の低下が自動車の運転に影響を及ぼすおそれがあるとき」のみに高齢者マークを付けることが求められています。


冬の華・サザンカ(カンツバキ品種群)

2024年12月31日 | 花さんぽ・花めぐり

一昨日からかみさんと一泊2日でフルハウスに行って来ました。

今年最後の落ち葉掃きと剪定作業をしてきました。

今年も早いもので”大みそか”となりました。

特別なことはなにもありませんでしたが、大過ない日々を送ることができたことが一番です。

 

今年最後の投稿は「サザンカ(カンツバキ品種群(シシガシラ品種群))」です。

中部地方に古木が多い‘獅子頭’(関東では‘寒椿’と呼ぶ)の実生またはその後代と考えられる品種群で、開花期は晩く11月~3月にかけて咲きます。

雄ずいの一部または多くが花弁に変化して八重咲きや獅子咲きの華やかな品種が多い。

樹形は立ち上がらず横張り性となる傾向が強く、枝葉が密生して仕立てやすいものが多い。

花色は紅色や桃色が主体であるが、近年は白花の八重咲きや千重咲き新品種も多数出回っています。

本群の品種はサザンカ群の品種と容易に交雑するので、中間的なものも多く、厳密には区別できないところもあるが、雄ずいが弁化することや開花期が冬で、しかも樹形が横張りとなるなど園芸上利用価値のある特徴が共通するため区別されている。

出典:東京農工大学農学部

’獅子頭(シシガシラ)’

’勘次郎(カンジロウ)’

’乙女サザンカ’(オトメサザンカ)’

’新乙女(シンオトメ)’

’昭和の栄(ショウワノサカエ)’

’絞昭和の栄(シボリショウワノサカエ)’

’富士の峰(フジノミネ)’

‘日の出富士(ヒノデフジ)’

‘朝倉(アサクラ)’

’白寒椿(シロカンツバキ)’

’緋乙女(ヒオトメ)’ 別名:’昭和の誉(ショウワノホマレ)’

’武蔵野(ムサシノ)’ 八重咲

’武蔵野(ムサシノ)’ 獅子咲

’夕陽(ユウセキ)’

’秋の粧(アキノヨソオイ)’

’秋月(アキヅキ)’

’紅司(ベニツカサ)’

’長春(チョウシュン)’

’姫白菊(ヒメシラギク)’

’瀬戸白(セトシロ)’

’群小蝶(ムレコチョウ)’

’玉姫(タマヒメ)’

’敷島(シキシマ)’(肥後サザンカ)

以上の写真は「埼玉県花と緑の振興センター」及び「くらしの植物苑(冬の華・サザンカ展)」などで撮影しました。

本年はこれにて投稿納めです。来年もよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 


冬の華・サザンカ(サザンカ品種群②)

2024年12月30日 | 花さんぽ・花めぐり

続きです。「サザンカ(サザンカ品種群)②

東京農工大学元教授で、日本ツバキ協会の箱田直紀会長によると、

「サザンカは表で咲く、椿は裏で咲く」、「サザンカは寒くなると咲く、ツバキは寒さが遠のくと咲く」と解説されています。

なお、原種のサザンカの花色は白色ですが、江戸時代前期よりより多数の園芸品種が栽培され、現存品種数は約300種のあるそうです。

 

今回はサザンカ品種群の中で<江戸サザンカ><肥後サザンカ>と呼ばれる独自の品種群です。

<江戸サザンカ>

’紫雲台(シウンダイ)’

’雪山(セツザン)’

’犬張子(イヌハリコ)’

’月の暈(ツキノカサ)’

’見驚(ケンキョウ)’

’橋立(ハシダテ)’

’爪折笠(ツマオリガサ)’

‘快童丸(カイドウマル)’

’千代鶴(チヨヅル)’

’緋の袴(ヒノハカマ)’

’東雲(シノノメ)’

’宝合(タカラアワセ)’

’雪月花(セツゲツカ)’

’三国紅(ミクニベニ)’

’御美衣(オミゴロモ)’

’支那の都(シナノミヤコ)’

’大盃(オオサカズキ)’

 

<肥後サザンカ>

肥後六花」の一つで江戸時代から明治時代にかけて熊本藩士とその後裔(こうえい)によって育成された。

’桜月夜(サクラヅクヨ)’

’銀月(ギンゲツ)’

’緋の司(ヒノツカサ)’

’肥後雪山(ヒゴセツザン)’

’大空(オオゾラ)’

’肥後桜(ヒゴザクラ)’


冬の華・サザンカ(サザンカ品種群①)

2024年12月29日 | 花さんぽ・花めぐり

先日(12/21)、国立歴史民俗博物館「くらしの植物苑」で開催(~1/26)されている「冬の華・サザンカ」展を見てきました。

午後からは観察会「サザンカの楽しみ方」講師:加地 典子(埼玉県花と緑の振興センター 園芸相談員)にも参加しました。

展示されていたサザンカは約140品種(サザンカ群:70品種、シシガシラ(カンツバキ)群:43品種、ハルサザンカ群:32品種)です。

この中から開花中のサザンカと「埼玉県花と緑の振興センター」で撮影したサザンカをグループ別に投稿します。

 

サザンカ(サザンカ品種群①)

花色の点で、ヤブツバキの遺伝子が一部関与している可能性があるが、形態、生態的にはサザンカの自生種に近いグループで、10月から12月にかけて開花します。

花は一重から二重程度で、雄ずいは原則として花弁に変化しません。花色は白、桃、紅および紅色の覆輪ぼかしがあります。

樹形は自生種に似て多くは立性。 (出典:東京農工大学農学部)

’七福神(シチフクジン)’

‘丁子車(チョウジグルマ)’

‘雪山(セツザン)’

明石潟(アカシガタ)’

’磯千鳥(イソチドリ)’

’稲妻(イナズマ)’

’羽衣(ハゴロモ)’

’花の雪(ハナノユキ)’

’花自慢(ハナジマン)’

’華子姫(ハナコヒメ)’

’慶雲(ケイウン)’

’黒紅サザンカ(クロベニサザンカ)’

’狩衣(カリギヌ)’

’春雨錦(ハルサメニシキ)’

’初鏡(ハツカガミ)’

’窓の月(マドノツキ)’

’藤衣(フジゴロモ)’

’明月(メイゲツ)’

'池上紅(イケガミコウ)’

’蝶の遊び(チョノアソビ)’