'250224 初見の花です。
「オウレン(黄連)」(Coptis japonica)の変種「コセリバオウレン(小芹葉黄連)」(Coptis japonica var. japonica)
本種の根性葉は「3回3出複葉」ですが、「キクバオウレン(菊葉黄連)」(C. japonica var. anemonifolia)は、「1回3出複葉」、「セリバオウレン(芹葉黄連)」(C. japonica var. major)は「2回3出複葉」です。中間的形質を持つものも多くあるそうです。
キンポウゲ科オウレン属の常緑多年草 日本固有種
本州・四国の大西洋側に分布。山地の湿った場所を好む。
花期:2~3月 雌雄異株。大きな5個の花弁に見えるのは萼片、内側に小さな8~10個の花弁がある。
本種は根茎が細いので薬用にはしません。
こちらが以前投稿した日本固有種の「バイカオウレン(梅花黄連)」(Coptis quinquefolia)
ウメのような白い萼片と5枚の掌状複葉が特徴。花弁は退化して黄色の蜜腺になります。
山地のやや湿った林床に生える多年草。
花期は2~3月。地下部は細く薬用にはなりません。