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夏の花:小鬼百合

2020年08月06日 | 花さんぽ・花めぐり

おはようございます。

以前(4/27)、新型コロナ感染予防で、あけぼの山農業公園(柏市)の「チューリップ」が刈り取られたことを書きました。

今年は「ひまわ畑」も密接・密集を招いてしまう恐れがあるとのことで、栽培自体が中止になりました。

例年だと今頃、満開のひまわりが咲きほこっています。残念! (写真:最下段)

 

’060815 箱根仙石原温泉・箱根湿生花園

「コオニユリ(小鬼百合)」はユリ科の多年草。

北海道から奄美大島の海辺から山地草原に自生し、日本のユリの中で最も分布域が広い。

中国北東部、内蒙古、シベリア沿海州南部、朝鮮半島にも分布。

オニユリに似ていますが、鱗茎は小さく、白色。花も小型で葉も細く、すらっとした草姿です。

オニユリは対馬、壱岐などに自生する二倍体を除き、三倍体で結実せず、葉腋に※零余子(むかご)がつきます。

一方、コオニユリは二倍体で、種子ができ、※零余子をつくりません。

苦みがないため、百合根を食用にします。(最も生産量が多い百合根)

花は茎の先に数~10数花総状花序につける。花は下から順に咲き、橙赤色に赤紫から黒褐色の濃い斑点がはいります。

花の長さは6~8cmで、花被は強く反り返ります。花期は7~9月。草丈は0.7~1.5mで、葉は線状披針形で互生する。

コオニユリの黄花変種で「キヒラドユリ(黄平戸百合)」という希少種があるそうです。

鬼百合の黄花種の「オウゴンオニユリ(黄金鬼百合)」と見た目は似ています。勿論、零余子はつきません。

(参考)「オニユリ(鬼百合)」の※零余子(または珠芽)

あけぼの山農業公園風車前のひまわり畑



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