花が高級な香水の原料となる「イランイランノキ」(Cananga odorata:カナンガ・オドラタ)
名前はフィリピンのタガログ語(Ylang Ylang)が一般化したもので「花の中の花」を意味します。
バンレイシ科イランイランノキ属の常緑高木
樹高は15~20ⅿ、30ⅿ以上に達するものもあるとか。
インド、マレーシア、フィリピン原産。花は緑から黄色で強い芳香がある。
花は一年中咲いていますが、品質の良い精油は5~6月の早朝に摘まれたものから抽出されるそうです。
50kgの花から約1kgの精油が得られるそうです。
全体的に無毛で、葉は互生、葉柄は長さ1~2㎝、葉身は卵形から長楕円形で長さ10~25cm。
葉腋に1~6個の花をつける。花弁は6枚、細長い披針形で、はじめ緑色だが、だんだんと黄緑色になる。
’ナナ’(C. odorata 'Nana')
この園芸品種は、本来の香りを持っていないそうです。
「チャボイランイラン」(C. odorata var. fruticosa)
仲間のイランイランよりも"小さい"という意味でチャボと付いているようです。
東南アジア原産。イランイランノキの矮性変種とされ、樹高は2~3ⅿほど。
花の咲き始めは淡緑色で、咲き進むと黄色に変化し、夜になると芳香を放ちます。
別属の「ツルイランイラン」(Artabotrys hexapetalus)は、イランイランのような花が咲くつる性の植物ということから名づけられました。
和名:オウソウカ(鶯爪花、鷹爪花) インド~東南アジア、マレーシア原産
バンレイシ科オウソウカ属の常緑つる性木本
こちらの花も初めは緑色をしていますが、次第に黄色く色づき夜間に芳香を放ちます。
半つる性で釣り針状のフックを持っている。
果実は長さ3㎝ほどのレモンに似た紡錘形で、1~10個ほどの実が放射状に付く集合果。次第に黄熟し、花と同じ様に香る。
参考までに、容量オーバーはどの様に解消されましたか?
コメントありがとうございます。
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コメントを頂いた方々のアドバイスから判断しました。確かに趣味と思えば高くはないと思いました。
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