今日、次女と孫を迎えに行くついでに江戸川区春江二丁目の「一之江名主屋敷(旧田島家)」(都指定史跡、区登録史跡)に行って来ました。
23区内にもこんな古民家があるのですね。敷地面積は約2,000坪(展示棟除く)、主屋は84坪の「曲がり家」です。
田島家は江戸時代のはじめに一之江新田を開発し、元禄年間(1688~1704年)以降、名主を務めていました。
長屋門(江戸時代後期築)
主屋全景(築240年)。屋根は住まいの部分(左)が寄棟造り、土間の部分(右)が入母屋造りの茅葺です。
主屋の屋根は平成18年に新しく葺き替えたとのこと。材料はススキで御殿場から採取し、長岡の職人が葺いたそうです。
葺き替えには数千万円かかるそうなので維持するだけでも大変です。約15年で葺き替えるとのこと。
土間の大黒柱。太く黒光りしています。
囲炉裏。虫が入り込んで茅を傷めるので、夏でも火を焚いて燻しています。
囲炉裏上の小屋組み。燻した煙で霞んでいます。
囲炉裏のある板の間
台所
次の間。仏壇と神棚は東を向いています。
裏側。移動できる仏壇と神棚で元々はこちら側の仏の間(ホトケノマ)にあったそうです。
中の間から次の間方向を望む。
棹縁(さおぶち)天井と床の間
次の間から玄関を望む。玄関に面した座敷は名主を務めている時は公用の場所でした。
玄関から長屋門方向を
玄関、式台
入側(イリカワ)と濡れ縁
敷居の溝が3本。江戸時代の特徴だとか。
四方柾目の高価な柱
玄関付近
南側側面
池泉回遊式の庭園(南庭)、このほか竹林、屋敷林など広大な森が。
展示棟
展示棟には一斗桝、手鈎、長持、篩などの古民具や資料などが展示されています。
入館料は100円。都営新宿線瑞江駅から徒歩14分。
今日は久しぶりに涼しくなり、古民家の中は風が通り抜け更に快適でした。
23区内にもこんな古民家があるのですね。敷地面積は約2,000坪(展示棟除く)、主屋は84坪の「曲がり家」です。
田島家は江戸時代のはじめに一之江新田を開発し、元禄年間(1688~1704年)以降、名主を務めていました。
長屋門(江戸時代後期築)
主屋全景(築240年)。屋根は住まいの部分(左)が寄棟造り、土間の部分(右)が入母屋造りの茅葺です。
主屋の屋根は平成18年に新しく葺き替えたとのこと。材料はススキで御殿場から採取し、長岡の職人が葺いたそうです。
葺き替えには数千万円かかるそうなので維持するだけでも大変です。約15年で葺き替えるとのこと。
土間の大黒柱。太く黒光りしています。
囲炉裏。虫が入り込んで茅を傷めるので、夏でも火を焚いて燻しています。
囲炉裏上の小屋組み。燻した煙で霞んでいます。
囲炉裏のある板の間
台所
次の間。仏壇と神棚は東を向いています。
裏側。移動できる仏壇と神棚で元々はこちら側の仏の間(ホトケノマ)にあったそうです。
中の間から次の間方向を望む。
棹縁(さおぶち)天井と床の間
次の間から玄関を望む。玄関に面した座敷は名主を務めている時は公用の場所でした。
玄関から長屋門方向を
玄関、式台
入側(イリカワ)と濡れ縁
敷居の溝が3本。江戸時代の特徴だとか。
四方柾目の高価な柱
玄関付近
南側側面
池泉回遊式の庭園(南庭)、このほか竹林、屋敷林など広大な森が。
展示棟
展示棟には一斗桝、手鈎、長持、篩などの古民具や資料などが展示されています。
入館料は100円。都営新宿線瑞江駅から徒歩14分。
今日は久しぶりに涼しくなり、古民家の中は風が通り抜け更に快適でした。
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