18日(金)、BOSOのフルハウスに行く途中、遠回りをして昼食に立ち寄りました。
場所は茨城県稲敷郡河内町長竿(かわちまちながさお)。
千葉県側からは成田市から利根川を挟んで反対側。
旧家「長竿邸」は、空家になって10年後に河内町に寄付され、再生後、まちの小さな拠点「長竿亭」として誕生。
家主であった長竿家はこの地域の名主だったそうです。薬医門でしょうか?
この建物は、大正時代に建てられ、土間と田の字の平面構成など伝統的な民家スタイルを残しています。
改修前に台所だった土間の客席
「長竿亭」では、昼は北海道旭川江丹別産の蕎麦粉を使った手打ち蕎麦が頂けます。
もりそばを大盛りにしても200円増しの700円と大変リーズナブル。私は舞茸の天ぷら200円をトッピングしました。
皿にはかみさん注文の野菜かき揚げ、竹輪も盛られています。
夜は予約制で店主おまかせの懐石料理が頂けます。
8畳2間の続き間。一番奥は書院(付書院、床、床脇)のある座敷。
オジギソウやツリバナなどが植栽された庭。建物にマッチし、落ち着く空間になっています。
左側が元来客用玄関。右側が和室8畳。大量の「こけし」を展示。現在、収蔵・展示用の離れを建築中です。
欄間も渋いですね。
同じ敷地にある築200年以上の土蔵。
中には入りませんでしたが、蔵カフェ「S-Garage Coffee」として営業中。
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