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春の花:ミツマタ

2023年03月14日 | 花さんぽ・花めぐり

今日は「ソメイヨシノ(染井吉野)」の標本木(靖国神社)の開花が確実とのことです。

昨日は2輪開花、今日は基準である5輪から6輪以上の花が咲くでしょう。

関東は10年に1度の高温ということで、「満開」はかなり早くなりそうです。

フルハウスの筍の出現もかなり早そうです。竹になる前に収穫せねば。

かつて、樹皮の繊維を製紙の原料にするため栽培していた「ミツマタ(三椏・三又)」(Edgeworthia chrysantha

枝が3つに分かれるてでるのが、名前の由来です。

ジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉低木 中国原産

花期:2~4月 葉に先立って球形の頭状花序をつける。

うつむくように下を向いて咲く花には芳香があり、小さな花が集まって半球形をつくっています。

花に見えるのは萼で、花弁はなく、萼は筒形で先は4裂し、内側は黄色、外側には白い毛が密生する。

葉は互生し、披針形で、長さ5~20㎝。先端は細長く、基部はくさび形。縁は全縁。裏面は粉白色。

 

タイリンミツマタ(大輪三椏)」(Edgeworthia chrysantha ’Tairin’:エッジワーシア・クリサンサ’タイリン’)

こちらは大輪の黄色(白花)を咲かせる品種です。

樹高1~2mにもなる生育旺盛で強健なミツマタ。

黄色い球形の花序の直径は5~7cmにもなり、在来種と比べ大輪で枝も太く分岐力もあり花数も多くなる。

 

萼の内側が赤色を帯びた「アカバナミツマタ(赤花三椏)」(Edgeworthia chrysantha  cv.  Sanguinea)

ミツマタの園芸品種で、「ベニバナミツマタ」とも呼ばれます。

芳香もあり、性質も基本種のミツマタと変わらない。



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