田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

一挙に華やかに

2018年09月10日 | 昭和の杜で田舎暮らし
7日~9日まで2泊3日でBOSOの我が家に行って来ました。

中日の8日、友人のT夫妻が「つるし飾り(雛)」などを持って来てくれました。
1~2つだとばかり思っていたらなんと全部で10点も。奥さん(N子)さんのハンドメイドです。5月頃から4ヶ月もかけて我が家に合うようにと作成してくれました。以前から「衣桁(いこう)」の飾りにこんなのほしいとblogにアップしていたので嬉しい限りです。
昭和レトロな我が家が一挙に華やぎました。

before:客間

after:客間。

「衣桁」に取り付けた様子。この写真を見たあーちゃんや娘たちはクオリティの高さに感激し、凄い、綺麗を連発。
何と言ってもセンスある配置と配色が綺麗ですね。

古布の和柄を復刻した、レトロな柄の布地で出来ています。渋さと上品さがあります。

上が「着物」、下が「みかん」

before:床の間(H26.10.11:初内覧時の写真)

after:床の間の雰囲気も変わりました。

鶴や金目鯛、桃などの「つるし飾り」

「さるぼぼ」のつるし飾り

「ふくろう」の置物七羽。

我が家の愛称「ごせっぽい」の飾り。字体まで同じにしてくれました。

パッチワークのタペストリーの大作。高さ1.7m位あるかな?取り敢えずここに飾りましたが、どこかいいところを探します。

K.T君も手伝ったという愛嬌のある顔をした「さかな」たちがか可愛いいですね。上は私が買ってきた「篩」(ふるい)」をリメイクした飾り。この下に取り付けましたがよくマッチイングています。

「つるし柿」の飾り。玄関も華やかに。
K.Tさん、N.Tさんご夫妻、本当にありがとうございました。北側の部屋も殺風景だなぁ!なんて。


昼食は3人でいすみ市岬町押日の和カフェ「はるまーた」に。私は今回で4~5回目の訪問になります。

おまかせ「わごはん」。いつもカラフルな盛り付けで目にも綺麗な美味しいごはんでした。

庭に咲いていた「つるぼ」の花(別名:参内傘(サンダイガサ))。我が家にも少し咲いていてご近所には群生しています。

ところで、7日に我が家に着いたら、この間の台風21号で大栗が殆ど落果していました。

何とか食べれそうなので拾い集めました。



ご近所さんの庭に咲いていた「センニンソウ」と

鮮やかなピンクの「マツバボタン」
明日からは涼しくなりそう。刈り残した草を近々刈りに行きたいと思っています。

<後日談>栗を湯がいてみましたが殆ど食べられる状態ではありませんでした。


想像を絶する風?

2018年09月05日 | 昭和の杜で田舎暮らし
今日は台風一過の青空が広がり、気温がどんどん上昇し、真夏日になりました。
最高気温は33℃。一日中エアコン点けっぱなしです。いったいいつになったら涼しくなることやら。
昨日は関西などで台風による強風や高潮、豪雨で甚大な被害がでました。
関空では瞬間最大風速58.1m。タンカーが連絡橋に衝突したり、高潮で滑走路が浸水したり大変な事態になっています。
以前紹介しましたが瞬間最大風速25mでも大木が何本も倒れ、1本は電線に引っかかりました。

その後も強風でスダジイ(上の写真)が折れたり、杉の木(下の写真)が縦に裂けたりしました。

杉の木は道路沿いにあり、隣家のガレージや我が家の母屋に倒れたりしたら大変なことになります。
大型車が風で横倒しになる強風ってどんな風だろうか?
今回のような猛烈な台風が我が家のあるBOSOに来たらと思うと恐ろしいことです。
関東も台風の影響で雨風が激しく、夜中に凄い雨音がしていました。
強風が吹くと木が倒れ、人身や建物に危害を及ぼさないかと気が気ではありまん。

松に鶴

2018年09月04日 | 古民具っていいなぁ。
古民具ではありませんが我が家には欄間があります。
和室が減ったりして現代の住宅ではあまり見られなくなりました。
我が家にある欄間は「松に鶴」の彫刻欄間です。(サイズW=1700、H=360)

左が鶴、右が松

欄間とは天井と鴨居に挟まれた小壁に設け、2間続きの空間に連続性を求めたり、採光や換気の役割を担っています。
主に彫刻欄間、組子欄間、透彫欄間、蓮欄間等があり、障子や幕板、竹を使うこともあるそうです。


こちらは車庫?(撤去済)にあった組子欄間。建て替え(S49)前の欄間ではないかと思われます。
組子欄間は細く製材した桧や桐材を並べて組み上げたものです。定番な図柄として「オサ」「千本格子」「水入り」などがあり、その他彫刻入りや透かしを取り入れたもの等があります。

千本格子の組子欄間(筬(おさ)欄間)。細かな細工が綺麗なので骨董市で数年前に購入したもの。(サイズW=1705、H=323、¥2,500)
今、これを現代の職人に作ってもらったらいったい幾ら位かかるのでしょう?
壁の塗り替えも終わったので壁のどこかに飾れないか思案中です。

昔の物って手づくりなのに精巧に出来ていて、職人の技術の高さが覗われます。

以下は「古民家巡り」で出会った欄間です。

再現された箱館奉行所(函館市、五稜郭)の組子欄間(千本格子)

旧寿屋本家(一宮町)の透彫欄間

古民家カフェ楽(長南町)の組子欄間

坂野家住宅(常総市)の透彫欄間