田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

塩害か?

2018年10月24日 | 昭和の杜で田舎暮らし
先日の台風24号で海水の塩分を含んだ強風により塩害が発生して、木の葉が急に枯れて、落葉するなどの現象が各所で見られました。
この塩害は沿岸部に限らず東京西部や埼玉など内陸部でも発生していました。

この写真はH28.12.5BOSOの我が家で撮影。12月に黄葉しています。

次の写真は先日(H30.10.22)撮影。10月だというのにBOSOの我が家のケヤキの葉が全部茶色くなってしまいました。

ところがどうしたことか部分的に季節外れの新葉が出ています。中央の黄緑色の部分判りますか?

話は違いますが今年は柿が不作です。昨年、豊作だったので今年は裏年になります。

昨年、11月3日撮影。甘柿。見てくれは悪かったのですが甘く美味しい柿でした。

今年、10月22日撮影。同じ木ですが右側に20個位しかなっていません。

昨年、11月3日撮影。渋柿①かなり実が成っています。

渋柿②

今年、10月22日撮影。渋柿。同じ木ですが惨憺たるものです。強風で落果したものもありますが・・・。
なんの手入れもしていないので仕方ないのかもしれません。
1泊2日のBOSO行でしたが22日は久し振りに爽やかな秋晴れで気持ちのいい日和でした。

やばいよ!やばいよ!

2018年10月21日 | 日々のあれこれ
2~3年前から喉が枯れた感じがし、痰が絡み、少し声が出にくくなる時がありました。
それがとうとう2週間前くらいから声が酷くかすれ、16日頃にはかなり声が出にくくなりました。

ネットで検索すると「喉頭がん」や「咽頭がん」などの症状と合致するではありませんか。飲酒や喫煙との関連性が高く、「一カ月以上声がかれていて治らない」「声がかすれて治らない」など。これは医学用語で嗄声(させい)と言うとのこと。

「喉頭がん」が発生する主な要因は、「喫煙と飲酒」。両方の習慣がある人では、より危険性が高まり、特にヘビースモーカーにとって要注意のがんです。まさに悪しき私の生活習慣と合致。
RCサクセションの「忌野清志郎」さんやシャ乱Qの「つんく♂」さんのことが頭をよぎります。
やばいよ!やばいよ! 急に不安になり18日に病院(耳鼻咽喉科)を予約し急遽診察してもらうことにしました。
日頃の行いが悪いのを棚に上げて、今頃、ネガティブ思考になっています。もし、〇〇だったら〇を喪失するかも・・・。
当日はスプレーで麻酔をした後、鼻からファイバースコープを挿入し、ポリープや炎症がないかなどを診てくれます。
一通り診察が終わって、先生が「特にポリープやしこり、炎症などはないので喉頭がんや咽頭がんの心配はいりません」とのこと。
思わず胸をなでおろしました。でもなぜこのような症状になっているのかは不明です。加齢による声帯萎縮かもとのこと。
先生は当面様子をみることにし、もし悪化するようならまた病院に来てくださいとのことでした。
口を開けて寝ているようなら加湿器で加湿するか、マスクをするようにとのこと。
良く判りませんが取り敢えず一安心?「たばこ」は取り敢えず「休煙」12日目。飲酒は欠かせません。


御用だ!御用だ!

2018年10月19日 | 昭和の杜で田舎暮らし
昨日、NHKのニュースを見ていたら、17日の夜、赤坂の繁華街で、特定外来生物の「アライグマ」が見つかり、消防や警察など出動して、一時は騒然となり2時間にも及ぶ大捕り物があったとのこと。木の上にいた「アライグマ」の写真をスマホで撮っている人がたくさん映っていました。
都内で捕獲される数が10年間で10倍に増え、平成28年度はおよそ600頭に上り、ここ数年は23区内でも捕獲されるようになり、平成28年度は少なくとも16頭が捕獲されているそうです。

この写真は以前紹介したBOSOの我が家のお隣さんが捕獲(H29.3)した「アライグマ」です。

この間、お隣さんに「今年はどうですか?」とお聞きしたら、既に10頭も捕獲したそうです。驚きの頭数です。
きっと、我が家にも出没していると思われますが、私は一度も見たことはありません。見た目は可愛いのですが。
「アライグマ」は大きくなると凶暴で、噛んだり、引掻いたりすることがあり、どんな感染症を持っているか分からないので要注意です。
「アライグマ」や「ハクビシン」が屋根裏に住み着いたりすると糞尿の匂いが強烈なため大変なことになるそうです。
業者に駆除を依頼すると数万円は覚悟しなければなりません。都心だと警察や消防が捕まえに来てくれますが、田舎では誰も来てくれません。
なぜでしょうか?公道だからでしょうか?

blog開設一周年

2018年10月16日 | 昭和の杜で田舎暮らし
10月14日でblog開設1周年になりました。この間、延250の記事を投稿致しました。
どれも拙い文章とお粗末な写真でご覧いただいた方には恐縮ですが感謝しております。写真を必ず入れること(最悪、イラスト)にしていましたが、これからはあまり拘らずに文書だけの記事でもUPしていきたいと思っています。

ところで、「芋掘り隊(9/27~29)」が帰ってから久しぶりに1泊2日(10/13~14日)でBOSOの我が家に行ってきました。
この間、大型で非常に強い台風21号と24号が立て続けにやって来て、BOSOでも台風の影響で強風と大雨となりました。
強風で木が倒れるなどの被害が出ていないか気がかりでしたが、ご近所さんに電話でお聞きしたところ大きな被害はないとのことでしたので一安心でした。
近々、状況確認に行かねばと思いつつも、天気は良くないし、体調も今一つなので躊躇していたら2週間も経ってしまいました。

我が家に着いてみると小枝が折れて散乱し、落ち葉が散らかっていたりしていましたが、大したことはありませんでした。
ただ、竹はかなり折れたり、倒れたりしていて、後片付けはスズメ蜂が居なくなる12月まで先送りです。
今回は落ち葉の掃除など大したことはせず、のんびり過ごしてきました。

座卓の下に「芋掘り隊」の面々から頂いたマットを敷き、

K.Tさんの奥さんから追加で頂いたタペストリーを飾りました。

玄関には以前購入しておいた「欄間」を壁に取り付けてみました。一人だと中々上手く取り付けられず少し傾いているかも。

小箪笥も雰囲気づくりのため置いてみました。昭和レトロとは少し違うけどまあいいか。
13日の夜、気温17℃。寒くて思わずエアコン(暖房)をつけてしまいました。ついこの間まで冷房だったのに一挙に寒くなりました。
そろそろ「炬燵」と「ファンヒーター」を用意せねば。





戸定邸(とじょうてい):松戸市

2018年10月15日 | 古民家っていいなぁ。(千葉県内)

10月12日(金)。毎日、家にばかりいると根が生えてきそうなので久し振りに松戸市の「戸定が丘歴史公園」を訪れました。

十数年振りでしょうか? 今年の6月に「東屋庭園」が復元され公開されたので行ってみました。
こちらは明治以降の近代徳川家の住まい(戸定邸)と庭園(旧徳川昭武庭園)が一般公開されている唯一の場所です。

「戸定邸(戸定館)」は、明治17年に幕府最後の将軍「徳川慶喜」の腹違いの弟(16歳年下)で、水戸藩最後(11代)の藩主だった「徳川昭武」が、千葉県東葛飾郡松戸(現:松戸市松戸)に造った別邸で国の重要文化財に指定(平成18年7月)されています。徳川昭武が後半生を過ごし、ここ戸定邸には慶喜公もたびたび訪れ、趣味の狩猟や写真を楽しまれたそうです。

重要文化財指定名称は、「旧徳川家住宅松戸戸定邸」。明治17年に完成し、座敷開きが行われました。

また庭園は「旧徳川昭武庭園(戸定邸庭園)」として国の名勝に指定(平成27年3月)されています。
昭和26年に松戸市に寄贈され、平成3年に戸定邸周囲の敷地2.3haが「戸定が丘歴史公園」として整備されて一般公開されました。国土交通省の「関東の富士見百景」や「歴史公園100選」にも選定されています。戸定邸南側に広がる「書院造庭園」は毎月5の倍数の日を「戸定の日」として、戸定邸から直接庭園へ降りて見学することができます。(芝生が植えられた洋風庭園として日本最古)

戸定邸平面図。増築を経て、現在は9棟が廊下で結ばれ、部屋数は23に及びます。

玄関。

内蔵の中には葵紋付長持(高松宮喜久子妃殿下が徳川慶喜家から高松宮家に嫁ぐ際にととのえた婚礼調度の一つ)

表座敷①徳川家が権力の座を離れたため豪華で華美な印象はありませんが、其処彼処に旧大名家の格式が感じられます。

表座敷②プロの演奏家を招いてコンサートも開催されるそうです。

表座敷③ 中央が床の間、違い棚。

表座敷④ 客間から見た庭園。明治時代としては先進的な和洋折衷の庭園。

庭園は戸定邸の客間の南に面し、広くゆるやかな起伏を持つ芝生につつじの丸い刈り込みを配し、樹木がそれを取り囲むといった洋風を取り入れています。

奥座敷。

離座敷。

蝶の透かし彫り欄間。

湯殿棟。家族や来客が使った浴室。昭武の時代の浴槽ではないとのこと。

使者の間。

欄間には福を招くとされるコウモリの透かし彫りが施されています。

東屋庭園方向からを戸定邸を望む。

東屋庭園。桜が植えられ、芝生が一面に広がっています。

東屋などが明治の古写真に基づいて再現されました。 

眼下に江戸川、遠くに富士を望む(鉄塔方向)小高い岡の上に建つ戸定邸。手前に見えるのがJR常磐線、さらにその先が外環道。

梅園。奥には千葉大学園芸学部があり、鍵がかかっていましたが連絡通路になっています。

公園内には徳川昭武と彼の兄徳川慶喜の資料を展示する「戸定歴史館」があり、多数の写真などの所蔵品を見ることができます。
生憎、この日は展示入れ替えのため休館でした。

戸定邸はJR常磐線松戸駅から徒歩約10分、駐車場も完備されています。 “松戸シティガイド”が無料で邸内のガイドをしてくれます。
また、戸定邸では季節ごとのイベントがたくさん開催されます。