今日は27℃超の夏日になるとの予報。
寒い日があれば灯油を消費したいのですが余ってしまいそうです。
一般的には「ニセアカシア」と呼ばれているマメ科の「ハリエンジュ(針槐)」。
北米原産の落葉高木で、樹高は約15m、花期は5~6月です。
'080505「ニセアカシア」の赤花 ’カスケードルージュ’?
花が赤い園芸品種は「アカバナニセアカシア、アカバナアカシア、ハナエンジュ、ハナアカシア、ベニアカシア、アカバナハリエンジュ」などと呼ばれています。
’050515
名前の由来は「エンジュ」に似ていてハリ(棘)があるから。
ニセアカシアは、単に「アカシア」とも呼ばれます。
「アカシア」に似ていますがアカシア属ではないので「偽」がついたとのことです。
西田佐知子の「アカシアの雨がやむとき」などの曲も「ニセアカシア」です。
’050514 樹皮は淡褐色で網状の割れ目がある。
花が美しいのに加えて、大気汚染にも強く、暑さ寒さにも強い木です。
’050514 痩せた土地や砂地でもよく育ち、生長も速いので、砂防や早期緑化の目的に全国で植えられています。
公園樹などでは棘のない「トゲナシニセアカシア」が植栽されています。
(撮影:’4050514)
「ニセアカシア」は、代表的な蜜源植物の一つで、「アカシア蜂蜜」と称して販売されています。
長野県などでは、8~9割が「アカシア蜂蜜」で、色も香りもよく、レンゲ蜜に次ぐ高級品とのこと。
(撮影:’050717)イングリッシュガーデンに植えられる新芽が美しい黄金葉の改良品種「フリーシア」。
夏でも原種に比べると明るい葉色で花は白色。
葉は奇数羽状複葉で、小葉は丸みの強い楕円形で、鋸歯はなく、葉先が僅かに窪み、尖らず、葉の基部の枝に一対の棘があります。
’060804「シダレエンジュ(枝垂れ槐)」
’060805「イヌエンジュ(犬槐)」
「エンジュ」や「イヌエンジュ」に似ていますが、これら2種は小葉の先が尖っており、また、棘がない点で区別できます。「トゲナシニセアカシア」もあるので?ですが。