田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、旅、日々のあれこれなど。

夏の果実:シロサポテ

2024年06月20日 | 花さんぽ・花めぐり

'240601 宮交ボタニックガーデン青島:熱帯果樹温室(宮崎市)

初見の亜熱帯果樹です。「シロサポテ」(Casimiroa edulis) 

別名:ホワイトサポテ、メキシカンアップル メキシコ原産

ミカン科カシミロア属の常緑高木またはその果実 収穫時期は、7月〜10月

果実はテニスボールほどの大きさで、酸味が少なくて甘く、生食に適するそうな。

常温で追熟し果皮の色も黄みがかってきて、少しシワシワになり柔らかくなったら食べ頃とのこと。

熟すと黄緑色になり、柔らかく甘味も強く、キャラメル、ナシ、マンゴー、バナナなどを合わせた味と言われることもあるそうだ。

にったいどんな味なのか想像がつきません。一度、味わってみたいと思います。

日本にはカリフォルニアから栽培品種が導入され、鹿児島、沖縄、和歌山などで試験栽培や産地化への取り組みがなされ、現在何種類かの品種が商用栽培されています。

追熟性果実であり、外観での収穫期の判定が困難であること、追熟後の日持ちが短いこと等の問題があり、商用栽培されている例は少ないそうです。

多くの品種があり、花型が品種によって3種類に分類され、’クシオ’は、子房が大きく、花粉の少ないタイプです。

花粉の多い品種と一緒に栽培すると大きな実がたくさん結実します。

1つの果実に種が1~5個入っています。

葉は掌状複葉で、小葉は3~5枚で卵形から披針形。


春~秋の花:ペチュニア・クレイジーチュニア

2024年06月19日 | 花さんぽ・花めぐり

ドイツのウエストホフ社の「ペチュニア」(Petunia×hybridaで大輪系のクレイジーチュニアシリーズ(Crazytunia)です。

アンティーク調の色合いで、アイボリーや落ち着いたピンク、淡い紫など色々な色の花たくさん咲かせます。

ナス科ペチュニア属の一年草 花期:4~10月 草丈:20~30㎝

’ブラックベリー・チーズケーキ’

’ブルー・アイスimp’

’ブルー・ピコティ’

’アマレナ・クリーム’

’ラズベリー・レモネード’

’マゼンタ・ストーム’

’マニアック・ライラック’



’ブラック&ホワイト’



’ブラックベリー・モヒート’

’ブラック・マンバ’



’フィンガー・ペイント’

’パトリック・スター’

’ピンク・フラミンゴ’



’テラコッタimp’

’ビター・レモンimp’

’コズミック・パープル’



’コズミック・バイオレット’

’コズミック・ピンク’







 

 

 

 

 


初夏の花:ディエテス・ビコロル

2024年06月18日 | 花さんぽ・花めぐり

先日、フルハウスで収穫した梅で作った「梅シロップ」が出来上がり、待ちわびている孫に渡すことができた。

今年は梅が不作で1本の木からバケツ一杯くらい収穫できたが、他の木は全くといっていいほどならなかった。

サンショウは冬の剪定の仕方が悪かったのか、木自体は多数にあるのに実は少ししかならなかった。

'240530 小雨模様のフラワーパークかごしま

初見の花です。「ディエテス・ビコロル」(Dietes bicolor

別名: アフリカンアイリスAfrican iris)

アヤメ科ディエテス属の常緑多年草(宿根) 南アフリカ ケープ東部原産

花期:晩春~初夏 花弁は薄い黄色で、橙色に縁取られた暗褐色のブロッチが入っています。

草丈:40~60㎝ほど。葉は細長い剣状で束生し扇状に伸びます。

以前('210321)、投稿した同じ仲間の「ディエテス・グランディフロラ」↑の葉よりも細く、曲がりやすい。


春~秋の花:フロックス・ドゥラモンディ

2024年06月17日 | 花さんぽ・花めぐり

今年も父の日に娘たちから”うなぎの蒲焼”が届き、早速昨晩いただきました。

お酒がドクターストップになってからはこうしたものが有難い。

 

ダンジガー社育成品種で丈夫で夏の暑さに強い「フロックス・ドゥラモンディ」(Phlox drummondiiフロックスターシリーズ

和名:キキョウナデシコ(桔梗撫子)

ハナシノブ科クサキョウチクトウ(フロックス)属の半耐寒性一年草(扱い) 原種は北アメリカに分布

花期:4月〜10月頃 草丈:30~40㎝

’フロックスター・マジェンダ’

’フロックスター・レッド’

’フロックスター・ホワイトimp’

’ピンク’

 


野の花:昼顔&浜昼顔

2024年06月16日 | 花さんぽ・花めぐり

先日、フルハウスに友人夫妻が1泊2日で来られて、ウメやサンショウの収穫などを行った。

今回はビワの収穫も予定していたが、なんと全滅状態。

今年は初めて摘果をし、50ヶ所袋掛けもして、熟すのを心待ちにしていた。

袋掛けははずれ、果実はなかった。どうしたことだろう? 食べ残しの残骸もなかった。

鳥が袋を取って食べたのか?、袋が風で飛んで、そのあと鳥が食べたのか?、それとも誰かがとったのか?

いずれにしてもガックシ!

 

今の時期、道端に存在を主張するように咲いている野の花。

'240607 

夏に朝顔に似たピンクの花を咲かせる「ヒルガオ(昼顔)」(Calystegia pubescens

朝しか咲かない 「朝顔」 に対して、 昼間もずっと咲いているので 「昼顔」 と呼ばれます。

ヒルガオ科ヒルガオ属のつる性多年草

6~10月頃、 葉のわきから直径5 cm ほどのピンクの花を咲かる。

花色の濃淡は株によって違うが、「コヒルガオ(小昼顔)」に比べると色が濃いそうです。

また、本種の花柄はつるっとしていますが、コヒルガオは花柄には必ず縮れが出るそうです。

葉は長い葉柄がついて互生し、葉の長さは10㎝ほどの狭い長楕円形で、細長い三角形をしています。

ところがこの株は、耳が真横に張りだし、 さらに2つに切れ込んでいる葉もあったりと判別ができません。

近隣市では、純粋な「ヒルガオ」や「コヒルガオ」は少なく、多くは交雑種の「アイノコヒルガオ」(Calystegia hederacea x C. pubescens)とのこと。この株も「アイノコヒルガオ」との可能性があります。一度、じっくり観察してみます。

 

同じヒルガオ属のつる性多年草「ハマヒルガオ(浜昼顔)」(Calystegia soldanella

日本全土をはじめ、世界中の熱帯から亜熱帯の海岸に分布

典型的な海浜植物です。茎は長く砂上に這って広がります。

花期:5~6月、花冠は径4~5㎝。淡いピンク色の花を咲かせ、種や地下茎で増えます。

葉は厚く光沢があり、長さは2~4cm。

ヒルガオの葉と違い、先が円いハートのような形で、基部は大きくへこんでいるのでヒルガオと区別しやすい。

なお、名前にヒルガオがつき、葉が軍配形の「グンバイヒルガオ(軍配昼顔)」や、葉が掌状に5~7裂する「モミジヒルガオ(紅葉昼顔)」がありますが、こちらはサツマイモ(イポメア)属です。因みにサツマイモ、アサガオ、ヨルガオもこれらと同属です。