田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

冬の果実:ブラッド・オレンジ

2024年11月25日 | 花さんぽ・花めぐり

地中海沿岸が原産の「ブラッド・オレンジ」(Blood orange)「Blood=血」

果皮や果実にアントシアニン色素を含むため、赤く色づく。

甘みと酸味のバランスがよく、ジュースとしても人気。

ミカン科ミカン属の常緑低木

代表品種は’タロッコ’(Tarocco)や’モロ’(Moro)など。’タロッコ’は最も大きく、甘みが強い品種で、モロはタロッコよりも小さくて赤みが濃く、深みのある味わいの品種とのこと。(※写真の品種名は不明)

収穫期:2~3月。果実サイズ:170~200g。果肉:鮮やかな赤色

近年、温暖化が進んだことで、産地化が進められるようになりました。


シクラメン’フェアリーピコ’

2024年11月24日 | 花さんぽ・花めぐり

ミニシクラメン(花径4㎝以下)の「シクラメン’フェアリーピコ’」(Cyclamen persicum ’Fairy Pico')

通常のシクラメンが5枚の花弁を持つのに対し、倍近くの花弁を持つ八重咲きの品種

花粉が少ないことから花もちが良く鑑賞期間が長いのが特徴です。

サクラソウ科 シクラメン属の多年草(球根) 

ミニシクラメンは、ガーデンシクラメンのように耐寒性が強いというわけではありません。

草丈:20㎝前後、花期:11~4月


スプレーマム(スプレー菊)

2024年11月23日 | 花さんぽ・花めぐり

スプレーマム(スプレー菊)」(英名:spray mum)は、日本の菊がアメリカに渡って逆輸入された米国産の小中菊です。

パステル調の花色、花が1茎にスプレー(分枝)状に多数花を咲かせます。

キク(菊)」の学名はChrysanthemum morifolium:クリサンセマム・モリフォリウム

日本には1974年に愛知県豊川市にはじめて導入されました。

キク特有の花持ちの良さと、バラエティーに富んだ花色・花形が特徴です。

花は径3~6㎝ほど。花色は、白・黄・ピンクの他、赤・オレンジ・緑・複色など多彩。

また、花型は花びらが一重で、花の中心に花芯が見えるシンプルな”一重咲き”以外にも、

花の中心がアネモネの花のように盛り上がって咲く”アネモネ咲き(丁子咲)

(※写真は古典菊で丁子咲きの’牛若丸’かもしれません。)

’ゼンブラライム’

花びらが八重で、花の中心が見えないほど花びらが詰まっている”デコラ咲き

’アブロン’

花びらが八重で、こんもりとした半球状になる”ポンポン咲き

一重咲きで、花弁の花の中心部に近い部分が筒状で、先端がスプーンのような形をした”スプーン咲き

変り咲き”など様々な形があります。


甘柿の大様:富有柿

2024年11月22日 | 花さんぽ・花めぐり

カキノキ(カキ)」(学名:Diospyros kaki:ディオスピロス・カキ=神様がくれた食べ物)については、以前、秋の実:柿の木('231021)と秋の実:柿の木②('231022)を投稿していますのでそちらもご覧ください。

カキは中国原産の渋柿が日本に伝わり、鎌倉時代に突然変異して甘柿が生まれ、それがヨーロッパやアメリカへと伝わったそうです。

柿は英語で「persimmon(パーシモン)」と表記されますが、世界各国で「KAKI」の呼び方で通じるそうです。

柿の生産量トップは圧倒的に中国(約340万トン)で全体の約77%を占めます。2位スペインは、3位韓国、4位が日本(2018年)

欧州ではスペインが主要な産地に成長しており、スーパーに並ぶKAKIも同国産で日本の渋ガキのように、縦に長い品種が中心とのこと。

今回はカキの中でも「甘柿の王様」と呼ばれ、今がまさに食べごろの「カキ’フユウ’(柿’富有’)」です。

石破総理にフユウガキ(奈良県産)が贈られて、試食している様子が14日に放送されていたのでご覧になった方も多いと思います。

国内で一番生産量が多い柿の品種で、他の品種と比べて果肉の食感が良く糖度が高いカキです。

フユウフガキは岐阜県瑞穂市が「発祥の地」で、栽培がとても盛んです。

都道府県別の生産量の順位は、1位が岐阜県で22.7%、2位が奈良県で19.7%、3位が福岡県で18.3%と続きます。(2006年)

茨城県石岡市(旧八郷町)では毎年皇室に献上している富有柿↑を生産しています。

大きくふっくらと肉厚で、食感はとろけるようにやわらかく、ジューシーで甘みが強い(糖度約18度)のが特長とのことです。

因みに八郷地区特産の富有柿の皇室への献上は昭和30年から毎年行われています。

今年は21日の最終審査会を経て、特製の桐箱に24個ずつ、3箱に詰められ、今日、宅配便でに皇居及び秋篠宮邸へ贈られるそうだ。

 

 

 


サルビア・ブキャナニイ

2024年11月21日 | 花さんぽ・花めぐり

メキシコ原産のとても大きく美しい花「サルビア・ブキャナニイ」(Salvia buchananii

別名 : ブキャナンズセージ(Buchanan's sage)、ブキャナンズフクシアセージ(Buchanan's fuchsia sage)など

シソ科アキギリ属の耐寒性多年草 

 

草丈 : 30~50cm前後。茎は濃いこげ茶色で、葉は暗い緑色

花期:初夏~秋 赤紫色の鮮やかな大輪の花で細い毛で覆われています。花数は少ないようです。