田舎へ行ってご/見てご!

二地域居住(田舎暮らし)、花・写真、古民家めぐり、カード収集、旅、日々のあれこれなど。

フィロデンドロンの一種

2024年12月21日 | 花さんぽ・花めぐり

19日からガソリンが値上げになるので、17日にGSに行って満タンにしてきました。

166円/Lでした。(通常は割引券で3円引きで給油)

6年度の年金は令和5年度から2.7%引き上げられましたが、”焼け石に水”です。

何でもかんでも値上げ、値上げの波、生活に直結する食品は2割近く上がっている。

 

ツヤのある美しい葉の「フィロデンドロン」(Philodendron sp.)の一種で種名不詳です。

フィロデンドロン属は世界の熱帯から亜熱帯に約650種が自生しています。

本種は気根によって樹幹を這い上るつる性タイプです。

サトイモ科フィロデンドロン属の多年草

'221220 花序

花序は短い仏炎苞を持つ肉穂花序。

肉穂花序はサトイモ科の常として茎の先端に生じるが、本属では見かけ上は葉腋から出るように見えるのが特徴で、葉柄よりずっと短い。

 '210121 葉柄と茎と気根

葉は単葉で互生し、光沢があり、葉柄は長い。葉質は柔らかい革質で厚みがある。

 


冬の実:ギーマ

2024年12月20日 | 花さんぽ・花めぐり

先日、今年1年の世相を表す「今年の漢字」が、『』と発表されました。

「金」が選ばれるのは2021年以来5回目ですが、あなたはこの結果に納得しますか?

「Yahoo!ニュース みんなの意見」では、83%(12/19 9:00時点)の人が納得しないとの意見。私も同様です。

主なコメントは? 「金」の選定に疑問、漢字選定の方法自体に改善余地があるなどです。

「新語・流行語大賞」の「ふてほど」もTVドラマ「不適切にもほどがある!」を略したとのことであるが、「ふてほど」などと略しているのを聞いたことがありますか?。略称自体に強い違和感があるとの意見もあります。

'221220 ギーマの果実

ギーマ」(Vaccinium wrightii  var. wrightii)は、沖縄の方言名(うちなーぐち)で、そのまま和名になったそうだ。

他にギマ、ゲーマ、ウチギなどのうちなーぐちがあるそうだ。

'221227 温室では花と果実が同時に見れます。

別名:ヒメシャシャンボ(姫小小坊) 奄美大島以南の琉球、台湾に分布

ツツジ科スノキ属の常緑低木 樹高:1~3月

 

花期:3~4月 上部枝の葉腋から長さ4~10cmの総状花序を伸ばし、下垂する多くの白色でやや赤みを帯びた長さ5mmほどの壺形の花をつけます。

葉は革質で互生し、葉身は楕円形で先はとがり、長さ2~5㎝、縁には先のやや鈍い鋸歯がある。

果実は径6~7mmの球形で、10~11月に黒熟する。果実は食用になるそうです。 

(出典:つくば植物園など)


コーレア

2024年12月19日 | 花さんぽ・花めぐり

'241212 初見の花です。園芸店で「コーレア」別名:タスマニアベルの名札で販売されていました。

コーレアの仲間はオーストラリア東部に10種類ほど自生し、園芸品種も多いそうです。

秋から冬に咲くことから「クリスマスベル」という名前でも流通しているようです。

ミカン科コーレア属の半耐寒性常緑低木 オーストリア・タスマニア原産

コーレア・レフレクサ」(Correa reflexa)でしょうか? 日本では主に流通しているそうです。

花期:11~12月 秋から冬にかけてサーモンピンクの釣鐘状の花を咲かせます。

筒形で先が黄色で4裂して8本の雄しべが突出します。樹高は30㎝~300㎝

 

'221110 こちらは「コーレア・デクンベンス」(C. decumbens) 

つくば植物園のサバンナ温室に咲いていますが、花色のせいか目立ちません。

別名:コーレア・グリーンハット 

花期:11~3月 樹高200㎝ほど

珍しい緑のベル型の釣鐘状の花を咲かせます。長さは3㎝ほど

枝は赤銅色。ガク(帽子)は花が終わっても残っています。

 


秋~冬の花:先島芙蓉

2024年12月18日 | 花さんぽ・花めぐり

先日、千葉大学柏の葉キャンパス内にある農産物直売所「緑楽来(みらくる)」に行ってきました。

4種類のハーブ(レモングラス、ビワ葉、クワ葉、チョウマメ)を購入しました。

効能や使用例の説明書もついていました。

どんな味がするのだろう? 今度、植物情報と飲んだ感想などをまとめて投稿します。

同大群馬県沼田農場産のりんごも格安で売っていました。

'241211 13:49  

まだ、フヨウの花が咲いているのかと思ったら「サキシマフヨウ(先島芙蓉)」(Hibiscus makinoi)であった。

フヨウやムクゲは夏から秋にかけて開花するが、本種は秋から冬にかけて開花する。

フヨウの仲間で、先島(宮古・八重山地区)に多く自生することが名前の由来です。

アオイ科フヨウ属の半常緑低木 樹高:2~4m

この木は3m以上ありました。

花期:10~12月 一日花 花色は白から淡紅色。普通は一重だが、八重咲きする品種もあるそうだ。

皮は繊維質なので和紙の補助原料として使われ、中国では古くに紙の原料として使われていた。

フヨウとの相違点は、本種はより大型となり常緑性が強い、葉形は切れ込みが浅く葉縁の鋸歯も鈍い、葉や茎などの植物体に腺毛が無い、開花期が遅い、花弁は短い、花は平面的に開く、副萼裂片の幅が広いなど。

沖縄県では12月29日13:23に咲いていました。

こちらが「フヨウ(芙蓉)の葉」↑ 葉の両面、葉柄に白毛があり、触れるとザラつく。


秋~冬の実②:飯桐

2024年12月17日 | 花さんぽ・花めぐり

イイギリ(飯桐)」(Idesia polycarpa)の枝にたくさんの真っ赤な美しい実が垂れ下がっていました。

まだ、大きな葉も残っています。この赤い実は生け花などの装飾用に利用するそうです。

イイギリはこれまでも投稿しているので説明は省略します。

遠くからでも良く目立ち、青空に赤い実が映えとてもきれいです。

なお、果実はあまり美味しくないのか、他の植物の果実がなくなった頃になって鳥が食べるので、3月頃まで残っています。

'241211 県立柏の葉公園