みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 木地師が居た山に生まれた梅やん

2020-08-10 12:21:00 | 日記
梅やんは土曜、日曜、そして今日の月曜とショートステイに入っています。何も連絡がないからうまく行っているのでしょう。
私は昨日の朝、知人に頼まれていた東みよし町のお墓の掃除を済ませてから木沢に来ました。私の休養のためですが、夕方、チイ叔母がきゅうりと従兄弟のカツちゃんからの素麺のお中元を届けに来てくれました。


カツちゃんは小松島から沢谷へ釣りに来たらしい。
さて、夜になって、東祖谷山の友人が木頭の石立山標高約1700メートルに登って来たと言うので帰りに寄ってもらい、ラーメンご飯を食べてもらいました。友人は祖谷の木地師のオグラ姓を継ぐ人です。それ故にか剣山周辺の高い山を上り渡りしています。木沢の六郎山にも木地師が居たそうです。今週火曜日にはある大学のタナカ先生が木地師の研究で木沢の岩倉へ調査に来られるそうです。祖谷の友人は午後7時40分、川成峠から木屋平を経て剣山、東祖谷山方面へジープに乗って出発しました。


菅生までの夜道は2時間かかるでしょう。テールランプが夜の闇の中に消えてゆきました。





さて、梅やんが居ない実家は落ち着いています。私は今朝、7時までぐっすりと眠りました。誰にも邪魔をされないので。


梅やんの布団は抜け殻です。
私は午前中、実家のお墓の掃除をしました。先祖のお陰で梅やんには13人の曾孫が埼玉、神奈川、神戸、徳島に生存しております。間も無く91歳になる梅やんは、終生の仕事の林業をしながらこの山深い地で4人の子どもを育てる大役を果たして来た人なのです。
それでは今日はこの辺で。明日の日記は休みます。